バイ・アンド・ホールド 投資のしかた

《投資のしかた》家族を養うサラリーマンがバイ・アンド・ホールドによる配当金を得るべき理由

《投資のしかた》家族を養うサラリーマンがバイ・アンド・ホールドによる配当金を得るべき理由バイ・アンド・ホールド

普通のサラリーマンが配当生活を目指すためのブログ

現在、筆者は30代前半であり、医療系外資系メーカーに勤めている。
基本給での年収は600万円前後であり、そこに成果報酬が加わる。平均年収より高額な給料を得ているが、外資系企業でありリストラや配置転換などのリスクも抱えている。
実生活では既婚者であり、妻と子供の3人暮らしである。
将来的な投資目的も兼ねて駅前マンションをローンで購入しており、月々の返済と子供の教育資金の貯蓄を行う日々だ。

ここまで自己紹介をすれば、身近な存在に感じて頂けたのではないだろうか。
筆者は過去のエントリーのとおり、ギャンブルに近い投資(投機)を行っていた反省からバイ・アンド・ホールドの基本を独学した。その際に、先人の知恵に与ろうと配当生活に関するブログを読み漁った記憶がある。

《投資のしかた》私は恥ずべきギャンブラーだった
短期投資家向けのブログではない理由貴方の投資スタイルは短期投資だろうか。それとも中長期投資だろうか。最初にお伝えしておかなければいけない事がある。私は長期投資を選好しており、デイトレやスイング取引を良しとしていない。私に(超)短期投資の才能

インターネット上には配当生活を営んでいる先人たちのブログがあり、非常に参考になるが、以下の共通点があり、筆者のような生活状況では応用が難しいと感じる。

①ブログ寄稿者が(恐らく)結婚歴が無く、独身の状態
②負債(住宅・自動車など)を保有しないスタンス
③保有している資産が多い(若年期から投資開始/FXや過去のリセッションで一財を築いた)
④若年期から高収入の企業で勤務している


筆者にとってみれば、①②③④は過去からやり直さなければならないような項目ばかりだ。
また、伴侶と生活を共にする(予定の)者は①②を代償としなければならない。

結婚生活と配当生活をバランス良く

筆者がこのブログを立ち上げた最大の理由は、結婚生活と配当生活のリバランスについて筆者自身の備忘録にするためである。また、筆者と同年代の読者には少しでも参考になればと考えている。
筆者の同期である友人たちは結婚適齢期の最中にあり、結婚式に招待される機会も増えているが、結婚して1-2年後には『結婚貧乏』に陥っているカップルがどれほど多いことか。
結婚は本来、金銭的な余裕が生まれて始めて土俵に立つことができると筆者は考える。勿論、愛があれば金はいらないという考えは素晴らしいが、現実は違う。ならば、結婚とは将来の金銭的な目処が立つ勝ち組のイベントであるはずだ。しかし、多くのカップルが結婚後に抱く『金銭的な逼迫感』や『精神肉体的の余裕の無さ』は何なのか。

筆者の例で見る結婚生活における夫婦の就業と子育てのパターン

これは筆者の生活スタイルの変化から作成した4パターンである。読者の生活に全てマッチするか分からないが、結婚生活を営むなら多くのカップルが通過することだろう。

①夫が正社員、妻が専業主婦で子育て中の場合
②夫が正社員、妻がパートで子育て中の場合
③夫婦共に正社員で子育て中の場合
④夫婦共に正社員で子供がいない場合

夫婦共働きの両輪であれば金銭的な逼迫感は感じられない。しかし、子育てがあれば精神肉体的(心と身体)な余裕の無さは失われる。
一方が働き、もう一方が専業主婦やパートであれば金銭的な逼迫感を感じやすくなる。しかし、子育て中であれば精神肉体的な余裕の無さはそこまで低減しないだろう。
夫婦共働きで子育ての予定なしという選択肢が世の中にはある。筆者はこの状態を1年ほどしか経験しておらず、参考にしてもらえることがあまりない。敢えて言えることは、金銭的にも精神肉体的にも楽な時期であった。しかし、アメリカのことわざにあるように「結婚は妥協が必要(Marriage is compromise)」、結婚生活を営むなら、生活スタイルの変化のタイミングで何かを犠牲(代償)にする必要が出てくる。

筆者と妻は結婚当初④であった。財布を共にしていたから、貯蓄額は1年もしないうちに増加した。金銭的にも肉体精神的にも順風満帆な時期だ。しばらくして、子供を持つことを決意すると、①となる。収入は今までの2/3以下となり、金銭的な不安が脳裏を過ることがあった。子供が1歳になったとき保育園に空きがでたため入園させた。妻は元の会社に戻り③の生活となった。金銭的な逼迫感は薄れたが、この頃、慣れない保育園で昼を過ごした子供の夜泣きが激しくなり、夜間の睡眠に支障が出始める。社用車での長距離移動が多い筆者は部屋を別にして就寝することになるが、妻の負担が増加した。心の余裕の無さが顕著に現れ始めた。子供も保育園を嫌がり1ヶ月しても慣れる様子がなかった。妻はフルタイムでの勤務を望んでいなかったこともあり、専業主婦として子育てに専念することを薦めた。
①の生活に戻ると、不思議と筆者も妻も精神肉体的な余裕が生まれた。金銭的な不安感はあったが、妻は節約に励むようになり、子供が3歳を過ぎた今も①の状態である。子供が5歳くらいになれば近所でパートをするようなので②の生活へ移行する予定である。

子育てが始まっても人生に振り回されずに済んだ

上記は筆者の例であるが、結婚生活を始めると生活環境が動的に変化する。その変化は金銭的な逼迫感と精神肉体的な余裕に影響を与えうる。
だが幸いにも、④→①に移行した当時、筆者は既にバイ・アンド・ホールドによる配当収入に向けて行動していた。 そのため、世帯収入の減少によって金銭的な不安を感じたものの、怖気づくほどではなかった。その理由は恐らく下記のように不労所得によって不安感や逼迫感が緩和されたからだ。

ピラミッドの最底辺が耐え難い金銭的な逼迫感と精神肉体的な余裕の無さだとすれば、配当(不労所得)がそこから遠ざけてくれる。
これは、①から④のどの段階にいてもその恩恵を受けることができる。
当時、受け取っていた配当金は年間10万円前後であったが、それでも心の余裕を創造する役割を十分に果たしてくれた。
バイ・アンド・ホールドによる配当収入を得る目的は、金銭的な余裕を生む以外にも、精神肉体的な疲労の軽減を人生の中で享受できる可能性を高めることにあると考える。
これが家族を養うサラリーマンがバイ・アンド・ホールドによる配当金を得るべき理由だ。
リストラや降格のリスクに怯えることの無い金銭的な余裕、子育てによる心身の疲弊からの開放は、夫婦の就業状態と資産のリバランスによって改善の余地が高い。

次のエントリーでは、筆者の収入をベースに結婚生活と配当生活のリバランスについて更に考察を行う。具体的に結婚生活を送りながら、収入のどれくらいを投資資金として投入して良いか考える。

コメント