TOEIC公式問題集の正しい使い方【たった3ヶ月!800点超えの方法を徹底解説します】

TOEIC公式問題集の効率的な使い方を意識したら、3ヶ月で800点超えました。TOEIC
ほろほろ
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この記事ではTOEIC公式問題集を効率的に使う方法を解説していきます。

この記事の内容

  • TOEIC公式問題集が必要な理由
  • TOEICリーディングセクションの使い方
  • TOEICリスニングセクションの使い方
  • 揃えるべきTOEIC公式問題集はこれ
  • TOEIC公式問題集だけで勉強は十分?
  • 語彙力の強化には単語帳を使うべき?
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TOEIC公式問題集の使い方

TOEIC公式問題集を買ったけど効率的な勉強方法はあるかなぁ?

公式問題集だけで本当に高得点を目指せるの?

TOEIC公式問題集を手にした方の、このような疑問にお答えします!

この記事ではTOEIC公式問題集を上手に利用して、スコアアップを目指す方法を解説していきます。

この記事の信頼性

この記事を書いている私(investfrom30管理人)は、TOEIC公式問題集を使用して3ヶ月で815点、4ヶ月で860点までスコアアップを達成しています。

その時のスコア表がこちらです。

3ヶ月目
TOEICのスコア860点
4ヶ月目

大学生の頃に毎月TOEICを受験して、高得点をマークしたこともありますが、それは10年以上前のこと。

社会人になって英語を使う機会もめっきり減り、上司から「TOEIC受けてこい」と言われるがまま、受験すると500点まで英語のレベルが下がっていました

普段は医療機器メーカーの営業マンをしていまして、家には3歳児が…。
勉強時間の確保が困難な状況でした…。

なんとかTOEIC対策をしたいと考えて、公式問題集の効率的な使い方を意識しながら4ヶ月連続でTOEICを受験し860点まで回復しました。

その時のエッセンスを詰め込んでいますので、参考にして頂ければ幸いです。

TOEICの勉強が必要

この記事を読む前に、英語の勉強をするのではなくTOEICの勉強をするという意識付けが、非常に大切だとお伝えしたいと思います。

『TOEICの勉強』って英語の勉強でしょ?

同じことじゃないですかー!

と思ってしまいがちですが、TOEICには高得点をマークするための正攻法が存在します。

これは『英語の勉強』だけでは習得できない部分も含まれています。

この公式問題集はまさに、TOEICの勉強のための最強のツールであることを、お分かり頂ける記事構成になっています。

TOEIC公式問題集だけで勉強は十分?

どの参考書にすれば良いか分からない…

自分にあった問題集はどれ?

TOEICの勉強を始める時にこういった疑問を感じませんでしたか?

結論はTOEIC公式問題集だけで十分に高得点を狙えます

複数の問題集や参考書に手を出す人がいますが、個人的にその方法はおすすめしません。

理由はシンプルに効率が低下するためです。

考えてみて欲しいのですが、複数の問題集をこなすより、TOEIC運営が作成した公式問題集から知識を吸収するほうが効率が高いと思いませんか?

公式問題集は現在6巻ほど出版されていまして、全部そろえても1万円くらいです。
リーディングとリスニングの両方の対策ができますので、コストパフォーマンスも高いかと考えています。

他の参考書は公式問題集が終わってから

私は公式問題集(1巻〜5巻)をお供にして、4ヶ月の戦いに挑みました。
3ヶ月目に800点前後をマークしたので、公式問題集でこのレベルまではいけるはず。

私が唯一利用した他の参考書はリーディングのパート5とパート6を強化するための文法問題集「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」という書籍1冊だけです。(しかも使用したのは4ヶ月目だけ!)

実を言うと単語帳は利用していません

TOEIC公式問題集が必要な理由

TOEICの勉強に公式問題集を使用するべきは理由はご覧のとおり。

  • TOEICに必要な単語を習得できる
  • TOEICに必要な時間配分を習得できる

TOEICに必要な単語を習得できる

TOEICは日常生活からビジネス場面でよく使われる英単語を中心に問題が構成されています。

そのため、専門用語やスラング( I gonnaのような変化形)は基本的に出てきません。

公式問題集を利用すれば、TOEICに出題される英単語を効率的に学習することができます。

また、どの英単語や慣用表現が頻出であるが把握できるため、TOEICにほとんど出てこないモノを覚える必要を減らせます

TOEICに必要な時間配分を習得できる

後ほど解説しますが、TOEICで高得点をマークするなら、各パートの時間配分を完璧に理解する必要があります。

その時間配分に沿って、実際に問題に答える練習がとても有効なんです。
時間配分の練習に公式問題集は大きな力を発揮します。

時間配分を理解して、すべての問題に回答することができれば、自ずと高得点に近づくというわけです。

公式問題集を過去問題集と捉えて、時間を意識しながら、繰り返し利用することで、TOEICの時間感覚を養いましょう。

リーディングセクションの使い方

ここからリーディングセクションの使い方を説明していきます。

※TOEICはリスニングから始まるのですが、公式問題集を使ったTOEICの勉強では、リーディングの方が再現性が高いため、先に解説を行います。

リーディングセクションのパートは全部で3つ。

  • パート5:短文穴埋め問題
  • パート6:長文穴埋め問題
  • パート7:長文読解問題

それぞれ問題形式は異なりますが、アプローチの方法は同じです。

  1. 各パートに制限時間を設けて厳守する
  2. 間違えた問題の分析
  3. 知らない単語の習得

基本的にこの繰り返しです。

ちなみに勉強するときは「今日はパート5を制限時間内に回答しよう」という感じで、時間に合わせて細切れでやっても問題ありません。

問題集と解答の使い方

公式問題集は[問題集]と[解答・解説]という2冊で構成されています。

[問題集]は繰り返し練習ができるよう書き込みしない方が良いです。
[解答・解説]の方に書き込みするようにしましょう。

私は直接書き込みするのが嫌いなので、付箋をペタペタ貼ってそこに注意事項など書きました。

各パートに制限時間を設けて厳守する

TOEICで高得点をマークするために最も重要なことは、1問(1題)あたりの制限時間を意識して守ることです。

時間を意識?

英語力の方が重要じゃないですか?

もちろん、根本的な英語力を向上させれば、TOEICのスコアも上昇していきます。

しかし、TOEICに特有の時間配分を理解せずに試験に挑むのは、時刻表を調べずに電車に乗って目的地を目指すようなもの

所定時刻までに目的地を目指せるよう、各パートで利用できる時間を把握して受験する必要があります。

詳細については「【TOEIC】試験前に知っておくべきリーディング時間配分のコツ」という記事で解説します。

TOEICの試験は何もマークせずに終わると、当然ながら採点対象になりません。

スコアが上がらないと悩んでいる人は『英語力を鍛えて正答率の向上』を目指しがちですが、そもそも時間配分について理解できているか見直して下さい。

間違えた問題の分析

どうして間違えたのか原因を分析することが、TOEICのスコアアップへの近道です。

  • 知らない英単語や慣用表現が出題された
  • 複雑な文法表現が理解できなかった
  • 時制の一致に気が付かなかった
  • 品詞の区別がつかなかった
  • 単純ミス

失敗の原因が分かれば、TOEICに必要な英語力の何が不足しているか、把握できるようになります。

間違えた問題は[解答・解説]の冊子の方に付箋を貼っておき、繰り返し復習していきましょう。

間違えた箇所は精読する

間違えてしまった問題は、該当箇所をゆっくりと読んで、内容を理解するようにしましょう。

TOEIC間違った問題の精読をする方法

例えば、このようなセンテンスで[readily(容易に)]という副詞の意味が分からずに、問題を間違えてしまったら、センテンスの中でどのような働きをしているか確認していきます。

[adapt to(to以下を受け入れる)]の間に副詞が入って複雑になったから間違えたのか!というような新しい発見の積み重ねが重要です。

英語も始めたばかりという人は、そのセンテンスがどのように構成されているか『品詞』に分解して考えてみるのも精読に繋がります。

知らない単語の習得

公式問題集を利用する中で、知らない単語が出てきたら、ノートやエクセルに書き出すか、[解答・解説]の冊子にマークしていきます。

私は知らない単語が出てきたら[解答・解説]の冊子に、小さな付箋を貼っていきました。

私はこんな感じで知らない単語をマークしていきました

ノートに書き出す方法も有効ですが、どういった問題で使われたのか把握するために、冊子の方を選びました。

公式問題集を何度もリピートしていると「あ!また間違えた!」を繰り返すことになりますが、付箋を貼っておけば、その単語のせいで失敗したことを把握できます。

この繰り返しは一見無駄に見えるかもしれませんが、数回目には意味を理解でき長期的な記憶に変わっていきます

頻出ワードは必ず抑える

公式問題集の[解答・解説]の冊子には、頻出ワードがまとめて記載されている箇所があります。

TOEIC公式問題集の頻出ワード
参考:TOEIC公式問題集

このように問題に出てきた頻出ワードが、まとめられていますので、ここを重点的に覚えていきます。

英単語を覚える時には、『発音』も一緒に覚えるようにしましょう。
そうすると、リスニングのスコアも上がりやすくなりますよ。

リスニングセクションの使い方

リスニングセクションは4つのパートに別れています。

  • パート1:風景描写の問題
  • パート2:短文の受け答え問題
  • パート3:2人または3人による会話問題
  • パート4:1人によるスピーチやアナウンス問題

それぞれに特徴はありますが、アプローチの方法は同じです。

  1. リスニング問題を通しで行う
  2. 内容を把握できているか[解答・解説]で確認
  3. 間違った問題の分析

この繰り返しが基本的な練習パターンです。

リスニング問題を通しで行う

リスニング試験は強制的に問題が進んでいきますので、自分で時間配分をコントロールすることができません。

リスニングは設問が読み上げられますので、基本的にその間に次の設問に目を通していく『先読み』という方法が有効です。

パート1は写真描写の問題です。TOEIC試験では一番最初のパートであり、配布される問題用紙の開封指示があってから[Direction(内容説明)]のアナウンスがしばらく流れます。その間に、写真の風景や人物が何をしているか、おおよそ予想をしておきます。

パート2は短文受け答えの問題です。どんどん問題が進んでいくため、分からなければ適当にマークするという意識も大切です。

個人的な感想ですが、パート2がリスニングの中で最も難しく感じます。
設問が問題用紙に記載されていないこと、考える時間がほとんどないため、瞬発力が備わっていない私には結構つらいパートでした。

パート2はとにかく『瞬発力』が大切です。

設問と選択肢が英語で読み上げられるので、すばやく反応する練習が必要です。

設問:「Do you need the car afternoon ?」(午後に車が必要ですか?)

選択肢:

  • (A) I work in the car shop.(私はカーショップで働いています)
  • (B) Yes I bought one.(はい。ひとつ買いました。)
  • (C) Thank you. I want to use it.(ありがとう。使いたいです。)

設問は1〜2秒で読まれますので、例題なら「Do you need」という箇所をしっかり聞き取る必要があります。

また、慣れてくれば(A)(B)のアナウンスが流れた段階で(C)をマークできるようになれると、落ち着いてパート2を取り組めます。

パート3・4は先読みの練習

パート3とパート4は少し長めの会話やスピーチを聞いた後に、ヒヤリング内容と照らし合わせながら設問に解答します。

このパートのポイントは設問を先読みして、次の問題のおおよその内容を把握することです。

パート3・4の先読み方法の解説

それぞれの問題に3つの設問が用意されており、3つ目の設問が読まれている間とインターバル時間(約8秒)に、次の問題の設問に目を通します

パート3で説明をすると、まず[Direction(内容説明)]のアナウンスが流れますので、その間にNo.32〜34の設問と選択肢を確認していきます。

次に、No.32〜34の設問が順番にアナウンスされますので、No.34のアナウンスが読まれている間に、次の問題No.35〜37の設問と可能であれば選択肢を確認する流れです。

公式問題集の強みは、この先読みの練習を効率的にできる点かと思います。

先読みは本当に効果的?

パート3とパート4の先読み方法については、否定的な意見の方も多いのですが、そういった人の多くは英語のレベルがそもそも高い人達です。

『リスニング問題を聴く→設問の読み上げを聴く→マークする→(繰り返し)』という非常に安定した状態でリスニングに挑めるのです。

最終的にこのような模範的な解答ができるようになるべきですが、初心者の方の場合は考えている間に次の問題に進んでしまうため、とにかく内容をある程度理解して、リスニング問題を聴くことがスコアアップに繋がります。

内容を把握できているか[解答・解説]で確認

一通りリスニング問題をやったら[解答・解説]の冊子でリスニング内容を理解できていたか確認しましょう。

間違えてしまった問題は付箋などでチェックしておき、文字起こしされた解答と照らし合わせながら、もう一度リスニングします。

どうしても理解できない発音

何度聞いても理解できない発音などもあるはずです。
最近のTOEICの傾向として、やや発音が崩れた問題も出題されるようです。

「Do you need the car afternoon?」→「ドゥー・ユー・ニード・ザ・カー・アフタヌーン? →「デューニー(ザ)カー・アフタヌーン?」のような感じです。

基本的にネイティブは後者の発音ですので、より現実的な内容に変わってきているのかもしれません。

発音が脱落している部分は何度聞いても分からないはずなので、諦めと慣れが大切です。

間違った問題の分析

どうしてその問題を間違えたのか分析も行います。

  • 単純に間違えた
  • 英単語が聞き取れなかった
  • 会話の中に仮定法が出ていた
  • ひっかけ問題が混ざっていた
  • リスニングスピードに追いつけなかった

このように間違いの原因を把握していきます。
基本的に英単語の習熟度が増していけば、聞き取れる範囲が広がっていくはずです。

リスニングで高得点を出すには、『TOEICの英単語を覚える』 ✗ 『TOEICのリスニングに慣れる』が近道と思われます。

リスニングは一朝一夕で習得できませんので、日々、英語に慣れることが重要です。

公式問題集でTOEICリスニングを鍛える

公式問題集には試験2つ分のオーディオCDが付属されています。
それを繰り返し聞いて耳を慣らしていきましょう

TOEICのリスニングは3つの英語圏の発音が利用されます。

  • アメリカ(カナダ)
  • イギリス
  • オーストラリア

発音に大きな違いはありませんが、例えば、Schedule(計画)という発音はアメリカでは[スケデュール]ですが、イギリスでは[シェデュール]のようになります。
Make(作る)はアメリカでは[メイク]ですが、オーストラリアでは[マァイク]に近い感じになります。

公式問題集の[解答・解説]にはどこの国のスピーカーが話しているか記載がありますので、違和感を感じる部分は違いを確認しましょう。

脳内ディクテーション

リスニング能力が乏しいと感じる人は、

  1. リスニングの問題に挑戦
  2. リスニングの解答(文字起こし)を確認
  3. 文字起こし文章を見ながらリスニング
  4. 脳内ディクテーション

この順番でリスニング力を鍛えるのが効果的です。

ディクテーションと聞くと『リスニングする→紙に書き出す』という流れを思い浮かべますが、耳が入ってきた単語を瞬時に頭の中に思い浮かべて『字幕を作る』イメージでやると効果が高いです。

私は通勤などの移動時間中に公式問題集に付属されているCDを聞きながら『脳内ディクテーション』を4ヶ月続けていました。

倍速アプリを使う

TOEICリスニングを強化する方法として、倍速アプリを利用すると、より効果が高くなります。

Audipoのようなアプリを利用して、1.5倍〜2倍速でリスニングを聞きながら、脳内ディクテーションをしていきます。

私の場合は3ヶ月目に、1.5倍速でリスニングの問題を繰り返し解いていました
本番のリスニングがゆっくりに感じられますので、リスニングの勉強に慣れてきたら、取り入れてはどうでしょうか?

映画や音楽でリスニングは強化できない

TOEICのために洋画や洋楽を楽しみながら、リスニング力を鍛えている人がいるのですが、TOEICのリスニングは現実の英語と若干雰囲気が異なります。

TOEICでは、基本的な日常やビジネス会話を中心に、割とゆっくりとしたスピードで話が展開していきます。
また、一語一語ずつの発音が明瞭で、『音の崩れ』がほとんどありません。

スラングや崩れが連発するエンタメ英語では対応できないことを、理解して利用するほうが良いかと思います。

揃えるべきTOEIC公式問題集はこれ

TOEIC公式問題集にも複数の種類がありますが、必要なものは決まっています。

私は1巻〜5巻を集中的に4往復して4ヶ月で860点を取りました。

語彙力の強化には単語帳を使うべき?

TOEICは覚えている英単語の数が増えるほど、スコアアップに繋がることは間違いありません。

そのため、『キクタン』や『金のフレーズ』などの単語帳を頑張っている人も大勢いるはず。

私は単語帳を使わなかった

公式問題集に出てくる英単語を一通り記憶すれば、800点に到達できることは、私の4ヶ月の挑戦で実証済みです。

単語帳にかける時間を代わりに公式問題集に注いだため、4ヶ月という短期間で高得点を達成できたと考えています。

そのため、効率性を重視するなら公式問題集で単語を覚えれば、十分に対応できると思っていますが、単語帳で記憶するのが得意な人がいることも事実ですので、完全に否定することもできません。

参考書の表紙に騙されない

TOEIC公式問題集の上手な使い方を、私の経験に沿ってお話してきました。

最近TOEICを始めた人はきっと知らない事実ですが、TOEICは10年くらい前は結構簡単でした。

リスニングは今よりゆっくり、リーディングは文章量が今より少なめで、トリプルパッセージもありませんでした。「今のTOEIC難しすぎ!」というのが、10年ぶりに挑戦した私の正直な感想です。

書店でTOEICの参考書を見ていると、『世界一わかりやすい』とか『誰でも高得点』というようなキャッチフレーズが書かれた本が乱立している印象を受けます。

個人的には公式問題集を余すことなく学習すれば、誰でも高得点が狙える世界一わかりやすい参考書になるはずと思っています。

まずは公式問題集をとことんやって、それでも足りない部分を他の参考書で補う。そんな方法がきっと効率的でコストパフォーマンスも抜群だと思いながら、この記事を終わります。

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