
英語で年収が上がるか知りたい人
「英語を頑張ったら年収って本当に上がるのかな?英語学習にはお金もかかるし英語学習の価値が知りたいです。モチベーションの維持にも繋げたいので英語力と年収の関係を教えて下さい!」
このような疑問を解決していきます。
この記事の内容
- 英語力を高めると年収は確実に上がる(データあり)
- 英語で年収を上げるなら需要が必要→実務で考える
- 英語で年収を上げやすい環境を手に入れる方法
皆さん、こんにちは。
IF30を管理している、ほろほろ(@investfrom30)です。
英語のおかげで人生が豊かになってきたような気がしています。
私は先日このようなツイートをしました。
英語を勉強して良かったと感じることは、英語学習をしているというだけで社内で評価されたし、実務を取り入れてから飛躍的にキャリアが進んだこと
— ほろほろ@ETF長期投資 (@investfrom30) September 26, 2020
さらに凄いのは、英語学習をすること自体にリスクがない
つまり、元手がほとんど不要なのにリターンが果てしなく大きい。
結論→英語の力は半端ない😌
英語学習にリターンはあれどリスクなし
実は、私も英語のおかげで一気に年収が上がった1人
私の場合は外資系企業に転職して、月に何度か英語を使っている程度。
それでも年収が急上昇。結論、英語の力は半端ない。
転職前(日本企業):350万円 →5年後→ 転職後(外資系):600〜700万円
特別な資格を持っていない私でも、ここまで年収が上がりました。
おそらく皆さんにも同じことが言えるはず。
一つだけ注意点がありまして、闇雲に英語学習を続けていても年収アップに繋がってきません。
大切なことは英語学習と年収を上げるための行動
詳しく解説していきます。
英語力を高めると年収は確実に上がる(データあり)
「英語の力すごい!」というのは私の妄想ではありません。
英語と年収の関係性は様々なデータからも見て取れます。
転職サイトが過去にたくさんの調査をやっていて、生々しいデータを確認できます。
それを参考にしてみましょう。
後から効いてくる英語の力
バイリンガル向けの転職サービスを運営するDaiJobが2014年に実施したアンケート調査の結果
正確な平均額は記載がないものの、グラフからこのように英語レベルと年収の関係が分かります。
若干の誤差はあると思いますが、グラフの目盛りから具体的な数字を洗い出してみました。
年齢 | ビジネス英語以上 | 英会話レベル以下 | 国税庁平均 |
---|---|---|---|
男性 20代 | 390万円 | 370万円 | 300万円 |
男性 30代 | 560万円 | 490万円 | 480万円 |
男性 40代 | 820万円 | 580万円 | 620万円 |
男性 50代 | 1,100万円 | 800万円 | 690万円 |
年齢 | ビジネス英語以上 | 英会話レベル以下 | 国税庁平均 |
---|---|---|---|
女性 20代 | 350万円 | 290万円 | 270万円 |
女性 30代 | 460万円 | 420万円 | 310万円 |
女性 40代 | 590万円 | 390万円 | 300万円 |
女性 50代 | 780万円 | 300万円 | 280万円 |
ビジネス英語ができるようになれば、会社員として得られる収入が年齢を重ねるごとに上昇しやすいことが分かります。
その傾向は、男性であれば顕著に出るようです。
ビジネス英語ができる女性の場合は、20〜30代の時に飛躍的に年収が上がっています。
さらに、年を重ねても年収が下がりにくい傾向にあります。
国税庁平均とは国内で給与を得ている人の全体の平均値です。
英語をやっていると、日本国内の給与の平均値を超えやすいことが分かりますね。
英語が自分の将来を守る
このグラフは2014年のもの。
男性はビジネス英語ができなくても、年を重ねるごとに年収が上がりやすいですが、今後はどうでしょうか?
男性も女性もスキルがないと、簡単に年収が減ってしまう時代に突入していくと思います。
ビジネス英語を習得できれば、厳しいビジネス環境を力強く生きていけるわけです。
つまり、英語が自分の将来を守ってくれるということ。
TOEIC700点から年収が上がりやすい
自分の英語の実力を客観的に評価するのは難しい。
どれくらいの英語力があれば、年収アップに繋がりやすいのでしょうか?
転職サービスで有名なDodaで、2013年に行われた調査が参考になります。
このグラフから分かることはご覧のとおり。
- 400〜600点台のスコアであれば年収に影響があまりない
- 700点台になると年収の増加と相関関係がある
つまり、英語を勉強して収入を増やしたいと考えている人は、TOEICで700点を第一目標にすると良いかもしれません。
これからTOEICを頑張ろうと考えていた人は、IF30にTOEIC攻略記事がたくさんあるので参考にしてください。
すでに700点を超えている人は次の章でお話する『英語の需要』がポイントになるかと。
このように過去に行われてきた企業調査においても、英語ができると年収が上がりやすいことが分かっています。
どうやってビジネス英語まで上達させる?
一方で、企業が求める英語レベルまで「どのように学習するべきか?」という疑問を感じるかと思います。社内で「英語のことなら○○さん!」と思われるレベルになりたいなら、独学や語学留学では限界があります。
ビジネス英語は正確性が求められることもあるため、ビジネス英語スクールなどを活用した方が結果的にキャリアアップに繋がりやすいです。
私が通っていたビジネス英語のスクールは半年で30万円ほどの料金でしたが、英語キャリアで昇進できたため費用対効果は非常に良かったと思います。
英語で年収を上げるなら需要が必要→実務で考える
英語にある程度の自信があり、TOEICや英検などで英語力を示すことができる人は、実務に移行したほうが良いかもしれません。
これから英語を頑張っていきたい人も大切なことなので聞いて欲しいのですが、
「今いる会社に英語の需要はどれくらいありますか?」
英語で年収を上げていくなら、この部分の確認をしないと後から絶対に損します。
「私の会社、海外製品の商社って聞いたけど、実は国内の仲卸業者から仕入れてた!」とか普通にあります…
当たり前ですが、需要のないところでは、どれだけ英語が堪能でも活躍できません。
その会社に英語を使った仕事がどれくらいあるか少しだけ考えてみて下さい。
- 海外の企業との交渉部門(プロダクトチーム)
- 海外の製品の販売企画(マーケティング)
- 海外の企業との取引(購買部門)
- 海外スタッフとの現地調査(営業部門) などなど…
私の知っている限りでは海外に本社機能があったり、海外メーカーと直接取引している会社に需要が存在します。
私は外資系の医療メーカーで営業職をしていますが、本社が海外にあるので定期的に英語を使う機会があります。
前職は貿易会社にいて製品チームをやっていましたが、英語を使う機会はほとんどありませんでした…。身を置く環境がかなり大切かと思います。
英語で年収を上げやすい環境を手に入れる方法
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
英語で年収をあげるポイントをお分かり頂けたでしょうか?
今後、どのように動いていこうか考えている人もいるかと思います。
大切なことは4つです。これを忘れないで下さい。
- 英語学習は年収をあげる
- 目安はTOEIC700点以上
- 必要に応じてビジネス英語スクールも検討する
- 英語の需要がある会社で働く
最後にどうすれば英語の需要がある会社と巡り会えるか?
この疑問を解消します。
英語をガンガン活かせる会社で働くには、2つの入り口があります。
- ヘッドハンティングされる
- 採用面接に合格する
ヘッドハンティングはハードルが高め
若い年齢でもヘッドハントされる場合はありますが、かなり優秀な人であることが多いです。
受け身の状態にもなりやすいため、あまり期待できるものではありません。
英語の需要がある会社へ自分から
それよりも、多くの人に再現性のある採用面接に応募することを入り口にした方が良いかと思います。
ただ、忘れてはいけないのが『その企業に英語の需要が本当にあるか?』ということ。
本人は英語でキャリアを進めたいのに、需要が少なければミスマッチしやすいですよね…
表面的な情報に注意
企業のホームページや求人には
- 業態:輸入商社
- 募集:営業事務
- 備考:英語ができる人歓迎
こういったことが書かれていますが、表面的であることも結構ありますので注意して下さい。
ミスマッチを減らす方法
ミスマッチを起こさないベストな方法は、英語キャリアに強い転職サービスを利用することかと思います。
おすすめの理由はエージェントと呼ばれる担当者のサポートを受けられるから。
- 情報収集や企業への提案を依頼できる
- 企業の仕事内容や社風などにも精通している
- 転職希望者の人柄や性格を考慮して企業を紹介してくれる
エージェントが手厚いフォローをしてくれるのは、内定者が3ヶ月以内で離職すると、エージェントの成果として認められないから。
そのため、適当な提案をしてくるエージェントはほとんどいません。
真剣に英語でキャリアを進める気があるなら、エージェントも本気で対応してくれます。
- 英語でキャリアを積みたい
- 実務をやりながら英語力を鍛えたい
エージェントとの事前の面談で、しっかり要望や条件を伝えておけばマッチする企業を紹介してくれます。
ちなみに、私も転職サービスを利用して『英語実務ができる営業職』を希望して転職しました。
利用したのはJAC Recruitment(東証一部上場)という転職サービス。
外資系など英語実務をやっている企業とのコネクションが多い転職サービスです。
まずは小さな実績!質はあとから
英語でキャリアを築いていきたい人は「徹底的に英語の勉強が必要!」と思うかもしれません。
昔の私もそう思っていましたが、チャンスを逃しやすいので注意が必要です。
英語力を磨くのはとても重要なのですが、それよりも出来るだけ早い段階で英語実務をすることをおすすめします。
実績はすぐに手に入りませんが、英語力は後からでも何とかなる
もしも、キャリアアップに挑戦するタイミングで悩んでいる人がいれば『せっかくの英語をキャリアアップに活用するタイミング』という記事をご参考ください。
この記事のまとめ
- 英語をやっていれば年収は上がりやすい
- ビジネス英語レベルに到達すると将来は安泰
- 英語で年収を上げるなら、英語の需要がある環境が必要
- 英語で年収が上がる環境は、転職サービスを利用した方が手に入りやすい
それでは、このあたりで記事を終わります。
英語と年収の関係について、知識を深めて頂けたのなら幸いです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。