投資は危険なのか?【やってはいけない投資】

投資は危険なのか?【リスクとリターン&投資と投機の違い】投資
途中で諦めた鳥

投資に危険性を感じている人

「投資で資産を増やしたいと思うけど、投資ってなんだか危険なイメージ…。投資で成功するには危険を冒さないとダメなのかな?投資がどれくらい危険なのか教えて下さい!」

このような不安を解消していきます。

本記事の内容

  • 投資は本当に危険なのか?
  • 投資が危険に感じる理由
  • 投資と投機の違いを理解する
  • リスクとリターンを把握して危険を避ける
  • 投資の危険(リスク)を減らすコツ
  • 投資じゃなく無知が危険
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投資は本当に危険なのか?

投資で財産を失った!絶対に儲かると聞いていたのに!

持ち株が塩漬けになっちゃった…どうしよう。

投資をやっていると「投資って危険だ」と感じることがよくあります。
投資をしてみたけれど失敗してしまって、「もう二度と投資はしない!」考えてる人は少なくありません。

でも本当に投資は危険なのでしょうか?

利用者である投資家が「投資を危険」にしている可能性はないのか考えてみます。

危険性を理解できている?

投資の方法は複数あるため、危険度は種類やタイミングによって異なってきます。

多くの個人投資家は「とにかくすぐに投資したい」と、気軽に考えすぎている部分があるかと思います。そのため、安易な情報に飛びついて、知らないうちに危険な投資をしてしたりします。

投資の危険性を理解できている?

皆さんの力量や投資センスが分かりませんので「こうした方が良いですよ」という的確なアドバイスは難しいのですが、まずは「理解できないこと・知識のないものに投資しない」が鉄則です。

投資で失敗する人はこの鉄則を無視して、いきなり高リスクの投資に手を出しすぎています。
その投資が危険だと理解できずに、投資をしている場合すらあります。

投資が危険に感じる理由

心のどこかで「投資ってなんだか怪しくて危険そうだ」と思っている人は少数派ではないはずです。

私たちが投資に対して、危険性を感じてしまう原因はなんでしょうか?

IF30はネットやSNSを中心に「投資は簡単に儲けられる」といった、イージーマネーを追求しすぎたキーワードの氾濫が原因の1つだと考えています。

その最たる例がこちらです。

  • 億り人の存在が注目されすぎている
  • ネットには「儲かる○○投資術」が溢れている

億り人の存在が注目されすぎている

ここ最近のトレンドとして「億り人」の存在が注目されています。
億り人の定義はいろいろありますが、投資によって、金融資産が1億円を超えた人のことを言うようです。

グーグル検索やツイッターでも億り人を名乗っている人をたくさん確認できます。

出典:Google

少し検索すると、わんさかと億り人たちが出てきますね。

本当に億り人っているの?嘘ついてない?

このような「億り人」の人たちが本当にいるのか、疑問に感じるかもしれません。
なんだか怪しい感じもしますよね。

億り人と自称している人が、本当に億万長者なのか真相のほどは定かではありません。

しかし、投資家の中には数年をかけて億単位の儲けを出す人がいることは事実です。

億り人はリスクを背負う

投資をやっていて危険な空気を感じるのは、億り人が注目されすぎている点かと思います。

若い年齢で億単位の資産を築けることは非常に素晴らしいことですが、さも誰でも億り人になれるという投資関係の雑誌やネット記事が溢れすぎています。

億り人になれた人の共通点として、常人には真似できない部分が多くあります。

  • 自己ルールに基づいた徹底的な投資を継続した
  • 生活のほぼ全てを投資にフルコミットしている
  • ここぞという上昇相場で財産をすべて投資した
  • 投資の相場感覚が天才的

億り人の記事は私たちにも分かるように、噛み砕いた文章で書かれています。
それを見て自分にもできそうと、勘違いして失敗することがよくありますので、注意したいところです。

億り人も相当な努力と工夫で資産を築いたのにも関わらず、私たちは表面だけを見てイージーマネーに感じてしまうものです。

ネットには「儲かる○○投資術」が溢れている

投資に慣れていない初心者なら、誰かが考えた○○投資術を頼りにしたくなるかもしれません。
私も投資を始めたばかりのころは『絶対儲かる投資術』を頼りにしたことがあります。

誰かが考えた『投資術』で月間の検索ボリュームを調べると、おおよそ1,000件くらいのページビューがあります。

それくらい多くの人が、「自分の投資に自信がなくて、成功している人の真似をしたい」という意図で検索していると想定できます。

○○投資術で失敗する理由

世の中に多く溢れている○○投資術ですが、そのままルールを適用しても失敗しやすい理由はシンプルです。

投資には個人の性格やメンタルなど定量的でない部分が影響します。
どれだけ優れた投資術であっても、その人の性格にマッチングしていないと上手くいかないことが多いです。

つまり、他人が考えた投資術は個人の性格まで内包できないということです。

このようなことを理解せずに、次々に投資術に手を出していけば「投資なんて危険でしかない」と思ってしまうのも無理ありません。

「よし投資で儲けよう!」と一念発起してすぐに儲けがでるほど、投資は初心者に優しくありません。

安定して良い成績を残すためには、実際に投資をして知識と経験を蓄える他にないかと思います。多くの方がショートカットを狙いすぎているかもしれません。

投資と投機の違いを理解する

投資を危険に感じる人は、投資とは本質的にどういったものか理解することをおすすめします。

投資を危険なモノにしないために、投資と投機の違いを把握しましょう。

投資とは

投資とは価値を生み出すモノや事業のパフォーマンスが上昇することを期待して、資金を投じることです。

株式や投資信託などに投資をして、中長期的な成長からリターンを得る方法です。

世界は常に成長を目指しているという観点から考えると、長期目線で投資をすることは非常に理に適っていると言えます。

投機とは

投機とは機会(チャンス)に乗じて儲けを出すことです。

FX(外国為替証拠金取引)やCFD(差金決済取引)などは、比較的短期間の値動きを予想する必要があり、偶然性を利用する方法が投機にあたります。

株式投資もデイトレードなどの短期投資は、値動きが不確実でありフィーリングに頼った取引になるため投機になります。

ギャンブルとは

投機とギャンブルを混合している人もいるかと思いますので、ギャンブルについても解説しておきます。

宝くじや競馬などは、掛金から一定額が運営会社によって差し引かれます。
残った掛金を複数の利用者が一定の割合で奪い合うのがギャンブルです。

特に競馬や競艇などは利用者側で打てる対策が「確率による予想」しかありません。

多くの利用者は第六感的なフィーリングを頼りにしていることが多く、投機のイメージと重なる部分があります。

リスクとリターンを把握して危険を避ける

投機やギャンブルというのは、短期間での利鞘(りざや)を稼ぐためにする行為です。
大きなリターンを得られる可能性もありますが、その反動で、大きな損失を被るリスクも存在します。

投資というのは、成長から利益を得ることができるため、長期的にみるとリスクは減少しやすいです。投資の危険性を更に下げる方法として、リスクとリターンを把握することをおすすめします。

リスクの種類

投資の代表的なリスクはご覧のとおりです。

価格変動のリスク

投資商品の価値を決める価格の変動によって被るリスクです。

価格変動の原因には「内的なもの・外的なもの」の2つがあります。

内部的な要因

投資をしている企業の業績不振や不正会計などによって、大きな価格変動が発生する可能性があります。

外部的な要因

世界の景気や為替などによって外的にマイナス方向へ価格変動を起こす可能性があります。

同業他社の不振によって、まったく関係なくても価格がつられて下落することもあります。

価値喪失のリスク

投資をしている企業が倒産すると株式の価値はゼロになります。

新興国などの通貨に投資をしている場合に、その国がデフォルト(債務不履行)すると通貨の価値が無くなります。

リターンの種類

  • 値上がり益
  • 配当
  • 優待
  • 議決権

値上がり益

投資で最もポピュラーなリターンです。
効率よく値上益を稼げれば短期間で大きな資産を築くことができます。

専門用語でキャピタルゲインと呼ばれています。

配当

企業が稼いだ売上の一部が投資家に還元されることがあります。
これを配当金と言いまして、比較的安定して得られるリターンです。

投資家の中には配当金だけで生活している人がたくさんいます。

専門用語でインカムゲインと呼ばれています。

優待

株式投資に特有ですが、投資をしている企業から配当金とは別に商品券やクオカードなどを貰えることがあります。

近年、株主優待を目的にした投資が人気であり、優待品に力を入れている企業も増えてきました。

議決権

こちらも株主優待に特有ですが、企業の経営方針を決める多数決に票を投じることができます。

株主総会で決議が行われることが一般的です。
株主総会では『おみやげ』を持たせてくれる企業もあり、それを目当てに参加する投資家が割と多いです。

投資の種類

リスクとリターンの理解が進んだところで、投資にはどのような種類があるか確認してみましょう。

代表的な投資は全部で18種類あります。
この中から自分にあったモノを選んで投資することになります。

ポイントになるのが、リスクとリターンのバランスです。
どれくらいのリターンが欲しくて、どれくらいのリスクを背負えるかが重要です。

当サイトが考えたそれぞれの投資のリスクとリターンの分布図はご覧のとおり。

資産運用のリスクとリターンの種類と位置関係

左下のローリスク・ローリターンのグループは元本保証がされていますが、リターンが低いため効率的に資産を増やすことはできません。

真ん中のミドルリスク・ミドルリターンのグループは元本保証はありませんが、長期目線で取り組めば比較的安全に資産を増やすことができます。

右上のハイリスク・ハイリターンのグループは使い方によって超短期間で多くの資金を築けますが、反対に借金を抱える可能性がある投資方法も存在します。

ハイリスクのグループに投資すると、不確実性や偶然性を頼りにせざるを得ない場合があります。結果的に危険な投資になってしまいそうですね。

投資の危険(リスク)を減らすコツ

最後に能動的に投資の危険(リスク)を減らすコツをご紹介します。

  • 自分から危険(リスク)に近づかない
  • 危険(リスク)を分散する

自分から危険(リスク)に近づかない

投資を危険なものにしないシンプルな方法は「わざわざ自分からリスクに近寄らない」ことです。

リスクに近寄らない? そんなことできるの?

簡単な方法は仕組みを理解できない投資をしない、よく知らない企業や商品に投資をしないことです。

初心者のうちは『債券』や『投資信託』などで、投資の勉強をすることをおすすめします。

ほろほろ
ほろほろ

初心者なら投資の仕組みや値動きに慣れないと良いパフォーマンスを発揮できないです!投資信託や少額投資を利用して安全な状態で練習するようにしましょう!

投資信託を活用する方法

少額投資を利用する方法

危険(リスク)を分散する

先ほど「危険に近づかないように」とお伝えしましたが、この方法は諸刃の剣でもあります。

つまり、確実で安全な方法ほどリターンが極めて低いため、そんな投資ばかりをしていると思うように資産が増えません。

分散投資を取り入れる

危険な投資というのは資金が一点に集中している状態です。

卵の保管方法が分かりやすいのですが、4つある卵を4箇所で保管するか、1箇所で保管するかどちらが安全でしょうか?

もしも、お皿を落としてしまった場合を考えると、当然4箇所で別々に保管するほうが安全ですね。

1箇所で保管していたら、万が一のときに全てを失ってしまいます。

ETFで手軽に分散投資

手軽に分散投資をするならETF(上場投資信託)を利用すると良いです。

ETFは日経平均株価などの総合指数と連動するように銘柄が編成されています。
例えば、『日経平均株価連動型ETF』に投資すれば、日本の大企業225社へ間接的に投資をすることができます。

ETFのイメージ

ETFは複数の銘柄が入ったパッケージを購入するイメージに近いです。

投資じゃなく無知が危険かと…

この記事を書いている私は、誰でも勝てると言われたアベノミクス相場で100万円ほど失った天才的なデイトレーダーです。

どうして2ヶ月ほどでお財布が空っぽになったかというと、完全に知識不足が原因でした。

連日株価更新を続けていた時に乗り遅れまいと、適当な証券会社で口座を作って、わけも分からず短期投資で取引を繰り返しました。

手数料が高い総合証券で口座を作っていたので、約定につき1,000円くらいの手数料をボカボカ支払っていました。

投資の基本すら知らなかったド素人が、イージーマネーを求めてしまった当然の報いです。
「いや〜本当に無知って恐ろしい!」と今なら思います。

そんな私ですが、投資歴も10年になりまして知識も経験もそこそこ蓄えることができました。
現在、リスクが高いとされる個別銘柄の株式を中心に750万円ほど運用しています。

知識があればわざわざリスクに近寄らない。
知識があればリスクを減らす最良の行動ができる。

すべての投資には有効活用できる方法があります。
それを知らない投資家自信がリスクの塊と思いつつ、この記事を終わります。

おすすめの書籍の紹介

● ウォール街のランダム・ウォーカー〈著者:バートン・マルキール〉

投資の危険性を減らしたい投資家が読んでおくべき一冊です。

かなり分厚い書籍ですが、短期投資やアクティブファンドの危険性が理解でき、投資リスクを減らす具体的な方法が随所に解説されています。

私は投資を始める前にこの書籍に出会っていたら、大きな損失を出さなかったと本気で感じています。

投資が危険だと感じる人はまずこの書籍から始めてみてはいかがでしょうか?