高配当株:JT(2914)-【第一章】日本たばこ産業についての考察:国内事業

日本たばこ産業(JT)国内事業について株式投資

日本たばこ産業(JT)に投資をしようか検討している方向けです。

この記事はJTの日本国内事業の先行きをタバコの需要を確認しながら解説していきます。

日本たばこ産業(2914) 国内の需要を知ろう

JTに投資をするなら、タバコの需要と将来性についてしっかりと理解しておくほうが良いでしょう。

日本国内のたばこ需要は年々減少していっていますので、JTは「オワコン」と思われがちですが理解を深めて正しい距離感で投資をすれば、しっかりと配当を運んできてくれる優良株に見えてくることでしょう。

 

日本の葉たばこ市場を理解する

あなたの家族、恋人、友人に喫煙者はいるでしょうか?
もしいるのなら「いま吸っているタバコはどこが販売しているのか?」と質問してみましょう。

ほとんどの喫煙者は「JT」と答えるでしょう。その正答率は約60%なのです。

私の周りの喫煙者は日本国内に流通するタバコ(葉たばこ)全てがJTより販売されていると誤解していることが多いです。

愛煙家であればパッケージに書かれた商品名が最も重要ですので、流通会社まで気にしませんから仕方がないことですね。

実は「一般社団法人日本たばこ協会」の企業会員名簿には3社が加盟しています。

・日本たばこ産業株式会社
・フィリップ モリス ジャパン合同会社
・ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社

そして、「正答率60%」の意味は、JTの国内葉たばこのシェアが60%ということだったのです。

この3社で国内の葉たばこのシェア争いを行っているといっても過言ではありません。

 

国内喫煙者は過去最低を更新

一般社団法人日本たばこ協会が発表する国内葉たばこ販売数は、最多であった平成8年の3,483億本を皮切りに毎年減少を続けています。

(出典:一般社団法人日本たばこ協会)

JTの国内葉たばこ「販売数量」と「シェア」をグラフにまとめてみると、ここ数年は1,000億本が下支えラインとなりながらも、なんだかんだ減少傾向にあることが分かってきます。

2014年はたばこ増税があったことで、大きな落ち込みが見られます。

一方で、シェア率は常に60%前後あり国内葉たばこでも安定的なキャッシュフローを獲得している印象が伺えます。

今後も毎年5-10%のレンジで減少が続きそうですが、国内喫煙率を男女合計で見るとここ数年は20%を推移しています。

このトレンドは2007年頃から続いており、コアな需要があることを裏付けている。

 

(出典:日本たばこ産業)

 

JTの国内事業の強みはこの20%のコアな愛煙家の存在です。

この20%のユーザーは基本的にタバコの値上げや規制に影響されることが無く、安定的にJTにキャッシュを与えてくれるあたり難い存在でもあります。

バブル期の喫煙率は50%を超えていたそうなので、日本人のタバコ離れはだいぶ進んだようです。

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