《働きかた》超大手日本企業の昇給率のこと知っていますか?

《働きかた》超大手日本企業の昇給率のこと知っていますか?働く

大手企業の昇給率もやっぱり最後は盛者必衰となる

サラリーマンの皆さんなら、毎年の給料改定で前年比から何%(パーセント)の賃上げがなされたかご存知ですよね?
日頃の仕事の成果と上司からの評価が数字となって給料アップに現れます。


下図は日本経済団体連合会が発表した「2017 年1~6月実施分 昇給・ベースアップ実施状況調査結果」を参照しています。



経団連の集積した数値ですので、母数にあるのは労働組合がしっかりと機能した『優良大手企業』だということをしっかりと認識しなくてはいけません。
これを見ると、2012年以降にアベノミクス効果も相まって、微増を続けていることが分かります。2017年度では2.3%の平均昇給率となっています。

これを多いか少ないか、どう捉えるかは個人差があります。
何故なら、母数の数値となるあなたの原資(現在の年収)に依存するためです。

私は30代前半で600万円前半の年収がありますが、ここ数年の昇給率は5%前後あります。
私の年収が元々低い水準であったため、一定の営業成績を出すと大手企業の昇給率を軽く超える状況が続いています。
ちなみに、外資系企業ということもあり、企業内での平均昇給率は3.2%と噂されています。

しかし、前述のとおり、優良大手企業であれば、同じ30代前半でも1,000万円近くの年収を叩き出す人たちがいることも事実です。

年収のレンジ(幅)が上に広い大手企業で働けることは非常に素晴らしいことです。(非常に羨ましい)
しかし、重要なことは、大手企業の給料体系にも必ず頭打ちの時期がやってくるということです。
東洋経済新報社の業界地図2019に全業界上場企業の年収のピークについて記載がありました。それによれば、『年収は40代後半まで伸び、50代前半でピークアウト(減少)に転じる』とのことです。

まさに世代交代の時期であり、多くのサラリーマンが子供を社会に送り出し、ローンの返済に目処が立ち、リアタイヤ後の計画を始めるタイミングです。
前歴を見習って、これ以上の昇給が困難になり減給に転じる・・・そんな時期です。

2.3%の昇給率を乗り越える方法

“Quantitative Analysis of Investor Behavior, 2016,” DALBAR, Inc. (www.dalbar.com)の文献を参照すると、2015年度の米国株式における『S&P500』と『株式ファンド』の3年~30年間のリターンは昇給率を上回る結果となっている。


上記文献より引用

注意すべきは、超長期投資においてはリセッション期間を通過するため、必ずしもそれより短い中長期投資のリターンに勝ると限らない点です。
しかし、米国株式の全期間において『日本国内の優良大企業の昇給率』をいともたやすく超えていることは一目瞭然です。

確かに、毎年2.3%を積み重ねることができる昇給システムはとても効率的なキャッシュフローと成りえますが、忘れてはいけないことは、貴方の加齢と共に昇給率は頭打ちし、多くの場合にはマイナスの昇給率へ移行していくことです。
更に問題なのはインフレ率が昇給率を超える期間が存在することです。これは貴方の昇給を相殺し、場合によっては資産を毀損します。なんと昇給率とは脆い存在であるか、そんな昇給率にサラリーマンは血眼になって日々働いているのか、一考する価値はある議題だと思います。

一方で、世界が資本主義を謳歌し続ける限りは、株式投資を行うことで終わりのない成長を共有できることでしょう。

どのようなポートフォリオでリスク管理を行っていくかについては、私の投資状況をシェアしながら皆さんと意見交換ができれば幸いです。

近日中に日経平均株価でこの昇給率の壁を破れるのかについても考えてみようと思っています。

Thank for Your Reading!!

コメント