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TOEIC700点を達成するための勉強法【ついに大台!】

TOEIC700点を達成するための勉強法【ついに大台!】TOEIC
悩んでいるひよこ

TOEICで700点を目指したい人

「TOEICで700点を目指しています。600点を超えたあたりから急にスコアが伸び悩んできた。今の勉強法であっているんだろうか?700点を突破するための勉強法を教えてください!」

このような疑問を解決していきます。

皆さん、こんにちは。IF30のほろほろ(@investfrom30)です。

10年以上前の大学生だったとき、700点を達成するのに1年ほどかかりました。
英米語学科を専攻していたわりに、結構時間がかかった印象です。

どうしてそんなに時間がかかったのか、それは「600点からスコアが伸び悩んだ」からです。

私は大学1回生のときにTOEICを始めました。600点まではかなり順調にスコアが伸びていきましたが、その後、平行線…。

620点、680点、655点‥‥と700点にタッチできずに苦戦しました。

もしかすると、この記事を読んで下さっている人も、このような疑問を感じているかもしれません。

TOEIC700点達成に関する悩み

  • TOEIC700点手前で伸び悩んでいる
  • TOEIC700点を達成するための勉強法が分からない
  • TOEIC700点を達成するための解き方のコツを知りたい

私も過去に700点の壁に苦しんだ一人として、その経験から700点を達成するために必要な情報を提供できるかと思います。

私は先日、このようなツイートをしました。

TOEICは700点手前で伸び悩みます。

600点は「分かる設問を優先する」だけでクリアできますが、700点になると分からない問題も時間内に挑戦して、正解にこだわる必要が出てくるからです。

700点達成に必要な正答率の感覚

肌感覚ではありますが、基礎問題はすべて正解して、応用問題の40〜50%ほどクリアすれば、700点達成です

TOEICで700点を取るには、基礎問題の知識を確実に身につけて、応用問題にも挑戦していく姿勢が重要です。

この記事を読めば、TOEICで700点を超えるための勉強法や解き方のコツを具体的にイメージできるはずです。

この記事の内容

  • TOEIC700点のレベルと難易度
  • TOEIC700点を目指す勉強法
  • TOEIC700点を達成するために英語基礎を完璧にせよ

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TOEIC700点のレベルと難易度

TOEIC700点のレベルと難易度は一体どれくらいなのでしょうか?
これから目指していく、スコアの正体を知っておきましょう。

TOEIC700点のレベル

700点台の人の英語レベルは「英語の基礎力がほとんど完成しており、英語での情報処理をスムーズにできる」と実感できるはずです。

TOEICに落とし込むと「基礎問題はほぼすべて理解できるけど、応用問題ではつまずく」というイメージかと思います。

TOEICに出題される『基礎知識』を完璧に理解し、『応用力』を身に着けていくことが、700点を達成するのに必要な勉強法です。

英検で比較すると?

TOEIC700点台を英語検定で比較すると、2級〜準1級に相当すると言われています。
英語力としては、中上級者のレベルに入ってきた段階です。

TOEIC700点の難易度

700点を達成する難しさですが、700点手前でスコアは伸び悩みやすいです。

グラフはあるTOEICテスト回のスコア分布を示しています。これによると、700点台に到達する受験者は全体の15%ほど。

600点の壁を超えるのも一苦労しますが、700点からはさらにハードルが上がります。

TOEIC スコア帯グラフ|700点台
TOEIC L&R 第247回の公式データより作成(受験者数:111,093人)

TOEICの平均点は580点

TOEICの平均点は580点と言われています。
700点台を達成すれば、平均スコアから上方向に大きく前進できます。

上場企業の海外事業部なども、TOEIC700点を保有する人が目に映りやすいはずです。
ビジネスやキャリアの観点からも有利になれる点数です。

TOEIC700点を達成するための勉強時間

700点を達成するためにどれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?

こちらは1985年に出された論文の一部であり、オックスフォード大学の教師用のガイドとしても採用されているものです。

これはあくまでも概算です。

現在のスコアが400点台の人が700点台を目指すには約700時間、500点台の人は約450時間、600点台の人は約225時間の勉強時間が必要だと言われています。

要約すると、TOEICで100点のスコアアップを目指すには、約200時間の勉強が必要であるということです。

700点の壁はかなり高い…

と驚いた人もいるかと思いますが、600点を達成しているなら、これまでに積み上げてきた基礎力を応用問題に活かしていくだけです。

応用問題もしっかり正解していく意識が重要となります。

このオックスフォード大学のガイドにも「生徒には継続の大切さを教えよ」というメッセージが記載されています。

一方で、テスト対策の重要性についても言及されており、TOEIC試験に慣れることがスコアアップに繋がる側面もあるようです。

学習効率は年々進化している

この記事を書いている、ほろほろ(@investfrom30)は4ヶ月で600点から860点まで達成しています。

勉強時間としては100時間弱でしたので、この表が示している225時間というノルマをまったく達成していません。(10年前に大学で英語を勉強していたアドバンテージはあります)

TOEICのテスト対策は効率化されてきています。
この表が作成されたのは1985年ですので、学習ツールも変化していることを認識しておきましょう。

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TOEIC700点を目指す勉強法

600点台を達成するコツとして、『正答率より回答数にこだわる重要性』をお伝えしました。

一方で、700点台を視野に入れるなら『正答率にもこだわる』意識が少しずつ必要になってきます。

ここから、基礎問題を絶対に間違えず、応用問題の正答率を上げるための勉強法や解き方のコツを解説します。

リスニングの勉強法

TOEICリスニング・セクションは4つのパートに分かれています。

パート内容問題数
Part1写真描写問題6問
Part2応答問題25問
Part3会話問題39問
Part4説明文問題30問

700点を目指したい人は、音声の内容を70%〜80%は聞き取れている必要があります。
ひっかけ問題に惑わされることなく、回答していけるとベストです。

Part1は主語と動詞の関係を意識する&単語化

写真内容を把握して正解の候補を予想する

Part1(写真描写問題)は主語・動詞・目的語(補語)の関係をしっかり聞き分ける練習をしましょう。

これに関しては、文法の基礎部分の話になるため、すでに出来ている人も多いかと思います。

ただ、他のパートにも応用できるため、解説しておきます。
それぞれのセンテンスから以下のようなポイントを、抑えるようにすると理解が深まります。

誰が(主語)・どうした(動詞)・なにを(目的)

(英文)

  • (A) A woman is reading a book.
  • (B) They are enjoying cooking.
  • (C) A man is watering some plants
  • (D) Some posters are being mounted on the wall.

(和訳)

  • (A)女性が 本を 読んでいる
  • (B)彼らは 料理を 楽しんでいる
  • (C)男性が いくつかの植物に 水をやっている
  • (D)いくつかのポスターが 壁に 設置されている

赤:主語 緑:動詞 青:目的語(補語)

このように主語と動詞の関係を明確にして、「誰が何をどうしたのか?」を考えると分かりやすいです。

写真を見て単語を思い浮かべる

写真を見たときにどのような単語が出てくるか、思い浮かべましょう。
そうすることで、いきなり音声を聞くよりも正答率が上昇します。

こちらの写真であればご覧のようなイメージです。

TOEIC 700点 勉強法|Part1 男女が料理をしている写真
  • 人やモノ:woman(女性)、man(男性)、equipment(器具)、vegetable(野菜)など
  • 動作:holding(持っている)、enjoying(楽しんでいる)、cooking(料理している)、standing(立っている)
  • 背景:kitchen room(キッチン)、cabinet(戸棚)

写真に写っている人・モノ・背景を単語として抽出しておくと正答率が上がります。

正解の候補を予想する

出題されそうな単語をある程度把握できたら、選択肢の答えになりそうな文章を予想しやすくなります。

  • They are standing in a kitchen room.
    「彼らはキッチンに立っている」
  • Cooking equipment is being placed on a kitchen counter.
    「調理器具がキッチンカウンターに置かれている」
  • They are enjoying cooking.
    「彼らは料理を楽しんでいる」
  • A cabinet has been placed behind them.
    「キャビネットが彼らの後ろに設置されている」

出題されそうな答え(選択肢)を予想できるようになると、落ち着いて回答することができるようになります。

Part2は重複ワードを選択しない

Part2(応答問題)は、短い音声を聞いたあとに、その返答として正しいものを選択します。

リスニング・セクションの25%の配点を占めており、できるだけ多く正解してスコアアップを狙いたいパートです。

Part2は『ひっかけ問題』が多く出題されます。

雰囲気だけで回答している受験者をふるい落とすために、このような選択肢が用意されています。
重複ワードは不正解であることが多いので、覚えておきましょう。

(設問)

  • Where did you buy the text books?

(選択肢)

  • (A) That book store has been closed recently.(同じキーワード)
  • (B) My sister sent it to me.  
  • (C) I saw some boats in the lake.(発音が近い)

応用問題にも対応しよう

最近のPart2は難しくなってきていると言われています。
いわゆる「Part2の難化現象」というものです。

どういった問題が難しいかと言うと、以下のように変化球のような応答が正解になることがあります。

(設問)

  • Will you go to Osaka by airplane tomorrow?
    「明日、大阪には飛行機で行きますか?」

(答え)

  • I don’t know. My supervisor has not sent a ticket yet.
    「分かりません。上司がまだチケットを送ってくれていません。」

「飛行機で行くかどうか」についての質問に、「上司からのチケットがまだ」という意外な応答が正解だったりします。

このような難化問題が増加傾向にあるため、注意したいところです。
難しそうに感じるかもしれませんが、難化問題の場合は、他の選択肢が明らかに不自然であることが多いです。しっかりとリスニングができれば、正解できます。

Part3とPart4は設問の先読み

Part3(会話問題)とPart4(説明問題)は30秒〜60秒の長めの音声を聞いて、3つの設問に回答します。

正答率を上げるために、設問を先読みして、音声の内容をあらかじめ把握しましょう。
700点を目指す場合でも、先読みをすることで正解しやすくなります。

先読みの時間がない場合は、各設問の2問目と3問目だけを先読みします。
1問目は比較的簡単な問題であり、ヒントも音声の序盤で出やすいことが理由です。

(参考)【知らないと損する】TOEIC リスニングの『先読み』のコツ

設問と音声のヒントはおおよそ順番が一致しています。

ヒントが順番に出てくることを考えながら、設問の答えを見つけましょう!

  • 1問目:Who is the speakers?「話し手たちは誰ですか?」などの簡単な設問が多いため、正解にこだわりましょう。
  • 2問目:最初の設問の流れで、内容が理解できたら、正答率が上がります。
  • 3問目:What does the speaker probably do next?「話し手はおそらく次に何をしますか?」などの少し難しい設問が多いです。音声の70%〜80%の理解を目指してリスニングできれば、3問目も回答しやすいはずです。

選択肢は先読みするべきか?

600点を達成して700点を目指している人なら、先読みに慣れてきているかもしれません。
その場合は、設問に加えて『選択肢』に目を通すのも良いです。

選択肢を読めば、音声中のキーワードを拾いやすくなります。
ただし、これはあくまでもオプションです。設問より優先する必要はありません。

選択肢は1つの音声に対して12個あり、そのうち9個は不正解です。
選択肢だけを先読みするのは効率が悪いですよ!

最難関は相手の意図を問う設問

Part3とPart4の最難関は『相手の意図を問う設問』です。

  • What does the speaker imply when he says, “There are no seats available”?
    「話し手は”There are no seats available”と言ったとき、何を意図していますか?」

このようにフレーズの一部が、どのような意味を持って話されたのか、相手の意図を考えるのですが、わりと難しいと考えておいてください。

ここで考え込んでしまうと、次の設問の先読みに影響したり、全体のテンポが崩れやすいです。
Part3とPart4では、それぞれ1問〜2問出題される可能性があります。

セリフの前後を理解していないと正解できません。
肯定的なもの・否定的なものに分かれるため、トーンで判断する必要もあります。

トーンで相手の意図を判断するとは?

英語は語尾のトーンの変化で、話し手がポジティブなのか、ネガティブなのか意思表示することがあります。

例えばこのような感じです。

  • ポジティブ:I ask the manager⤴(よし!上司に報告しよう!)
  • ネガティブ:I ask the manager⤵(上司に報告しなきゃいけないか…)

700点を目指す段階では、まだ全体的な会話を理解できない可能性があるため、難しいと感じたら『戦略的撤退』も一つの方法です。

リーディングの勉強法

TOEICのリーディング・セクションは3つのパートに分かれています。

パート内容問題数
Part5短文穴埋め問題30問
Part6長文穴埋め問題16問
Part7長文読解問題54問

700点を目指している場合には、リーディング・セクションの最後の設問であるNo.200まで挑戦できるのが理想的です。

600点台までの「回答数にこだわる」という意識と合わせて、「正答率にもこだわる」ことをおすすめします。

大切なことなので、もう一度お伝えしておきます。

TOEICで700点を取るには「基礎問題はすべて正解して、応用問題は40%〜50%の正答率を目指す」感覚が大切です。

リーディング・セクションは時間配分を意識する

700点台を目指すなら、リーディング・セクションの『時間配分』をしっかり理解しましょう!
適切な時間配分で回答していかないと、途中でタイムアップになる可能性が出てきてしまいます。

また、「もう少し考えたら正解できそう…!」という場面に出くわすこともありますが、ここで時間を消費しすぎると、残りの設問に影響してしまいます。

戦略的撤退もアリです

TOEICリーディング・セクションの時間配分を理解するということは、『戦略的撤退』を行う判断材料になります。結果的にそれが、全体的なスコアアップに繋がりますので、まずはこちらの記事で時間配分を把握してください。

≫ 【うまくいかない人】TOEICの時間配分のコツ【意識を変えよう】

Part5の応用問題に注意

Part5は短文穴埋め問題とも呼ばれており、空白( )の中に正しい選択肢を入れる設問が続きます。

Part5は設問数が30あります。
そのうち、基礎問題は20問程度です。700点を目指すなら確実に正解しましょう。

Part5の応用問題としては、『受動態の現在進行系』『受動態の現在完了形』などがあります。

700点未満の人ですと、難しく感じる可能性がありますが、どのテスト回にも1問〜2問出題されています。

受動態の現在進行系

  • Some plants are being placed in a garden.
    「いくつかの植物が庭に植えられている」

受動態の現在完了形

  • The grocery store has been closed since last month.
    「その日用品点は先月から閉店している」

あまり見慣れない文法表現ですが、TOEICでは良く出てきます。

ややこしく感じますが、それぞれ現在進行系と現在完了形が受動態になっているだけですので、落ち着いて回答しましょう。

慣用表現の穴埋め問題は秒速で回答を目指す

このような問題パターンは慣用表現を知ってさえいれば、設問をすべて読まなくても回答できます。

  • According (  ) the broadcasting, the Samantha Autumn Festival will be held…

一瞬でaccording to「〜によると」と分かるはずです。
わざわざ設問をすべて読む必要はありませんので、700点を目指すなら、このようなイージー問題は秒速で回答しましょう。

Part6は設問を先読みしてから長文を読み進める

Part6(長文穴埋め問題)は長文のなかに、4つの空白( )が用意されています。
その中に入る、正しい文法や、前後の文章との繋がりが自然な選択肢を選びます。

TOEICリーディング・セクションの16%の配点しかありませんが、意外と時間を取られるパートです。

600点を目指す場合には、「Part6は時間調整で使いましょう!」とお伝えしていましたが、700点を達成するには得点源に変える必要があります。

名詞を挿入する設問以外は、前後の長文を理解していないと正解できないことが多いです。
接続詞については、話の流れを把握する必要があります。

解き方のコツとしては、まずは設問を先読みして、どのような問題が含まれているか把握してから、長文を読み進めていく方法です。

これによって、適切な接続詞が分かりやすいですし、フレーズ挿入問題と言われる難しい問題も正答率が上がります。

Part6の難しい問題は戦略的撤退もアリです

フレーズ挿入問題は長文の内容によっては、正解を導き出すのにかなり時間を消費する可能性があります。

長文の全体的な内容が理解できたと感じたなら、フレーズ挿入問題に挑戦しましょう。
そうでないなら、無理に回答する必要はありませんので、戦略的に撤退するのも1つの方法です。

Part7はシングル・パッセージの簡単な長文から

Part7(長文読解問題)は全て英語で書かれた長文を読んで、いくつかの設問に回答します。
パートのなかで情報源の数が変化する特徴があります。

Part7はだいたい12の長文(大問)と54の設問から構成されており、700点を達成するにはトリプル・パッセージのNo.200まで挑戦する意識が大切です。

解き方のコツはシングル・パッセージの簡単な長文から回答していく方法です。

シングル・パッセージの簡単な長文

  • メール返信の問題
  • チャットの問題
  • 設問が2つの長文

文章が短いことや、そこまで難しい内容が含まれていません。
このようなシングル・パッセージの長文を優先的に回答して、正解にこだわりましょう!

一方で、シングル・パッセージの難しい長文には社説・論評というものがあります。
こちらは上級者でも苦戦する人が多いため、後回しにしても大丈夫です。

Part7は設問を先に確認すると、長文に何が書かれているか理解しやすくなります。

難しいと感じる長文は後回しにしながら、とにかく順番に読み進めていくしかありません。

NOT問題は捨ててしまうのもアリです

Part7のダブル・パッセージとトリプル・パッセージには、NOT問題と呼ばれている設問があります。

  • What type of books is NOT included in the delivery service?
    「その宅配サービスに含まれない本の種類はなんですか?」

このような明らかに難しそうな設問がNOT問題であり、上級者であっても正解を見つけるのに一苦労します。

900点台を連続で達成しているような人が、NOT問題は最初から捨てることすらあります。

ほろほろ
ほろほろ

700点を狙う段階なら、すべての問題を無理に回答する必要はありません!回答しやすいところ順番に、時間を守って、挑戦していく感覚が大切です!

TOEIC700点を達成するために英語基礎を完璧にせよ

TOEICで600点を達成している人は、TOEICにおける基礎力が定着しています。
あとは細かな知識の漏れを無くしていくイメージで学習を継続しましょう。

基礎学習については単語・文法・発音の3つのカテゴリに分けて学習していきます。

  • 単語
  • 文法
  • 発音
英語学習の3要素 単語・文法・発音の学習スキーム

単語の学習を軸にして、発音と文法も合わせてやっていくと効率的です。

単語の勉強法

TOEICに出題される英単語は4000〜3000単語の種類と言われています。

TOEICスピードマスターという英単語帳を利用すれば、1冊で完結して3000語を習得できるようになります。

時間があるときに、コツコツ語彙数を伸ばしていきましょう。
理想はこの単語帳で知らないモノがない状態にすることです。

発音の勉強法

TOEICの勉強法で盲点になりやすいのが発音です。
人は発音を耳にした時に、知っている単語に置き換えてしまいます。

coincidence「偶然の一致」 → convenience 「便利さ」

これがリスニングでスコアアップできない理由の1つです。

単語を覚えるときには、発音も気にしながらやるべきですが、多くの人は発音までやりません。

発音を覚えるのに専門知識は不要です。英語耳という参考書をやれば、数日で発音の概念を理解できます。発音のやり方を覚えてしまえば、その後の単語学習のやり方も変わってきます。そして、飛躍的にリスニングが向上します。

文法の勉強法

600点を達成している人であれば、基礎的な文法知識は備わっているはずです。

難しい参考書などはいりませんので、TOEICでる1000問を地道にやっていきましょう。
営業トークみたいで申し訳ないですが、持っていないならすぐに購入したほうが良いです。
700点を達成するには、絶対にやっておかないとイケない問題集です。

Part5がTOEIC高得点の基盤をつくる

Part5の文法問題はTOEICで高得点を取るための『知識の源』だと思ってください。
Part5が得意という人は、自ずとTOEICのリーディング・セクションのスコアも良いはずです。

野性的な学習でTOEIC対策をやってきた人は、英語学習の根本である文法を再度見直しされた方が良いかもしれません。

難しい教材は不要ですので、一億人の英文法など、文法表現がサクッと分かる参考書を一冊読むことをおすすめします。

全体の勉強

TOEIC全体の勉強には、公式問題集を繰り返し回答するのが良いかと思います。

700点を目指す人は、とにかく時間配分を意識してください。
リーディング・セクションの各パート(各設問)に使える時間を把握しながら、問題に挑戦するようにしましょう。

速読ではなく読み直しを減らす努力を!

700点台をターゲットにしている受験者は、リーディング・セクションを『速読法』によって、スコアアップしようとする傾向が見られます。

場合によっては、『スキミング』や『ななめ読み』などのテクニックに頼る人もいますが、私の経験から言えることは、かえって遠回りになると思います。

リーディング・セクションで時間が足りなくなる一番の原因は『読み直し』です。

速く読むことも大切なのですが、まず設問を確認、そして内容を把握して、パラグラフごとに理解しながら読み進めていく練習をしましょう。

読み直しする癖をなくすのも、TOEICでスコアアップするために必要なテスト対策です。
設問を回答するさいに、確認程度に該当箇所をチェックするくらいが理想的です。

倍速アプリを利用する

600点を達成できた人なら、ある程度リスニングにも慣れてきているはずです。

本番に向けての対策としては、倍速アプリで1.2倍〜1.5倍速の音声で問題に挑戦しましょう。
倍速アプリを利用すると、先読みができなくなると感じる場合には、まず20秒〜30秒先読みして、そこから倍速にした音声を聞く感じでも大丈夫です。

最低でも1.2倍速に慣れておくと、本番の音声がゆっくりに感じるようになります。
結果的に落ち着いて回答できるようになるので、おすすめです。

倍速アプリは何でも大丈夫ですが、私は『Audipo』という買い切りのアプリを利用しました。

読んでいただいてありがとうございます!

以上が、TOEICで700点を達成するために、必要な勉強法や解き方のコツです。

700点を達成できれば、就職や転職でもとても有利になり、見える世界が変わってくるはずです。
英語に対しての自信も付いてきますので、頑張って達成してくださいね!

TOEICの勉強効率を最大限に上げたい人

この記事でTOEIC600点を達成するための勉強法を理解して頂けたかと思います。

スコアアップには勉強時間を積み重ねる必要があります。

一方で、「どうしても短期間でスコアアップしたい!」と考えている人もいるでしょう。

少しでも勉強時間を短くして、スコアアップをしていきたい場合には、学習効率を最大化する必要があります。

完全にTOEICに特化した勉強をするために、スタディサプリTOEIC対策コースを利用するのもひとつの方法です。

私も利用してみましたが、順序立てされているため、無駄が一切ありません。TOEICの人気講師である関先生の動画レッスンだけでも、テスト対策の価値が十分にあります。

「なんとか短期間で勝負する!」という人はアプリの力を借りましょう。7日間無料で利用できるため、試してみるのも良いかもしれません。

(参考) スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースの評判【レビュー記事】

記事でご紹介した参考書