
TOEICのおすすめの参考書が知りたい人
「TOEICのテスト対策をやっていきたい!検索したらたくさんの参考書が出てきてどれが良いのか分からないよ…効率的に短期間でスコアアップを目指すために、必要な参考書を教えて下さい!」
このような要望にお応えします。
皆さん、こんにちは。
IF30のほろほろ(@investfrom30)です。
先日、4ヶ月の勉強期間を経て860点を達成しました。
私が目標に掲げていた『独学でお金をあまりかけずに、800点を目指す』ことになんとか、成功することができました。
その時の私も「参考書の種類ってこんなにあるの…?どれがベストな選択なんだろ?」と、かなり悩みました。
本屋に行ってザザザーとたくさんの参考書を確認。
その時、私は思いました。
「いろいろな参考書に手を出すと失敗するな」
失敗とは時間がかかりすぎるということ。
なので、勉強を始める前に厳選しました。
それが功を奏したと感じています。
皆さんにも、効率を最大化してテスト対策をして頂きたいです。
先日、私はこのようなツイートをしました。
『TOEICを効率的に学習したい』という観点から参考書を選ぶなら、行き着く先はどれも同じ。
— ほろほろ (@investfrom30) October 6, 2020
そのため、たくさんの参考書に手を出すと『情報の重複』が多く発生します。これは問題集でも同じことです。
おすすめはカバー率の高い参考書と問題集を1冊用意して、繰り返しテスト対策することです#TOEIC
どのように全体をカバーしていくかが重要です。
本当に役立つおすすめTOEIC参考書
私は必要最低限の7冊(3種類)の参考書でテスト対策をしましたので、その時の経験からお話をさせて頂けるかと思います。
「おいおい。たった3種類で大丈夫かよ?」と思われるかもしれませんね。
たくさんの参考書に手を出しても、行き着くところは基本的に同じでして、その過程で重複する部分が大量に発生します。
私もAmazonのランキング上位10位を説明していくだけなら簡単なのですが、読者様にとっても、私にとってもなんの利益もない記事になってしまいます。
とはいえ、不足している部分はしっかり勉強したいと考えている人もいるはずです。
そういった人には、オプションとして必要な参考書をご紹介させて頂きますのでご安心下さい。
おすすめの理由
- TOEIC全体をカバーできる
- TOEICに出題される単語を習得できる
- リスニングに必要な発音から理解できる
私が実際に利用した参考書です。
公式問題集を回答しながら、知らない英単語も習得していきました。
そのため、英単語帳は使用していません。
ただ、暗記作業が得意な人は単語帳を利用する方が、効率があがることもあります。
最近、私が総復習として利用している単語帳を後ほどご紹介します。
総合的な英語力を上げてTOEICのスコアアップを目指す
おすすめの参考書の中に『発音』に関するものがあります。
「どうして発音を練習するの?」と疑問に感じた人もいるかもしれません。
語学を学ぶ時に必要な要素を知って欲しいのですが、ご覧のとおりです。
- 単語
- 発音
- 文法
単語×発音×文法の知識をバランス良く習得することで、しっかりとした基礎部分を構築することができます。

私が適当な話をしている訳ではなく、語学に関する論文でも多数発表されています。
ご紹介する参考書を繰り返し利用すれば、TOEICのスコアアップも効率的にでき、さらに英語力そのものを強化していけます。
この考えをもとに理想的な参考書を考えてみました。
それがこちら。

それではカテゴリ別に利用するべき参考書をご紹介していきます。
- 総合対策
- 文法
- 発音(リスニング)
- 英単語
- オプション
目標スコアに対して、どのような参考書が必要になるのかご確認ください。

人それぞれ英語レベルが異なりますので、すべて必要でもありません。
この記事を読んで頂ければ、どのような場合に、どの参考書が必要なのか理解できるかと思います。
TOEICにおすすめの参考書:総合対策
総合対策用の参考書とは、たとえば「Part1はこのような写真問題が出題されます。注目するポイントは…」ということを記載している本のことです。
いわゆるテスト対策用の参考書ですが、個人的には不要だと思います。
理由としては、大したことが書いていないからです。
これに数千円払うのはもったいないです。
いくら対策本を読んでもスコアアップには繋がりません。
早めに問題集を使用して実践に落とし込んでいかなければ、時間とお金を無駄にしてしまいます。
それよりも、公式問題集を繰り返し回答すれば、必要な知識は身についていきます。
- どのような問題が出題されるか
- 各パートの注意点(自分の弱点)
このあたりは、テスト対策本に頼らなくとも、回数をこなすことで分かってきます。
総合対策として公式問題集をおすすめする理由は、なんと言っても『TOEICの出題傾向が理解できる』ことです。
その他に、出題頻度の高い問題パターンや単語も過不足なく習得できます。
単純に問題を解くために利用するのではなく、単語まで学習する目的で利用すれば価値が上がります。
現在、販売されているTOEIC公式問題集を利用すると、TOEICに必要な英単語の80%〜90%を習得できるはずです。
公式問題集の正しい使い方については、こちらの記事でくわしく解説しています。
TOEICにおすすめの参考書:文法
「文法問題が苦手すぎる…」と悩んでいる人は、結論、TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問をやりましょう。
これだけあれば、TOEICリーディング・セクションのレベルを底上げできます。
Part5の文法問題をメインにしていますが、Part6(長文穴埋め問題)やPart7(長文読解問題)にも応用できます。
この1冊を理解すれば、リーディングに必要な『文法』『単語』『速読』すべてが手に入ると言っても、過言ではありません。
文法を理解できるようになると、TOEICのリーディング・セクションは一気に点数を稼げるパートに変わります。
反対に、いつまでも文法から逃げていると、なかなかスコアは上がってきません。
学生時代の私がそうでしたが、文法が大嫌いで英単語ばかり暗記していました。
結果、英文を読むスピードが上がってこない状態に…
「なんで、こんなに課題を終わらせるのに時間がかかるんだろう?」と悩んでいましたが、文法をやりだしたら、一気にスピードが上がりました。
学習量は多いですが効果は絶大!
実際には1000問以上が掲載されているため、作業量は半端なく必要です。
ただ、これ1冊でTOEICに必要な文法を理解できるから、ある意味でパフォーマンスが高いとも言えます。
文法問題は知らなければ『回答できない』ので、知識量がなによりも重要です。
「とにかく文法問題をなんとかしたい!」という人は、こちらを準備して何度も何度もやって下さい。
TOEICにおすすめの参考書:発音(リスニング)
「リスニングが聞き取れない…」と悩んでいる人は、まずは英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができるをやりましょう。
実際に問題を回答して練習することも大切ですが、「どうして聞き取れないのか?」という原因を解決することをおすすめします。
覚えておいて欲しいのですが、自分で正しく発音ができない単語は聞き取れません。
- Long time(長時間)
- Wrong time(間違った時間)
多くの人がこのようなRとLの発音を聞き取れないのは、自分で正しく発音できないためです。
このあたりをしっかり理解すれば、リスニングに関して一気に成長できますよ!
結果、TOEICのリスニング・セクションも大量得点を狙いやすくなります。
「発音を勉強するなんて遠回りじゃん…」と思うかもしれませんが、反対です!
帰国子女の人でもTOEICのリスニングが苦手という人が中にはいます。
そういった人は発音を理解せず、会話を通して野性的に発音を習得しています。
いつまで経っても、細かな部分の聞き取りができない大きな原因です。
厳密に言えば、発音から始めなくてもリスニング力を上げていけますが、間違った発音を習得すると、後から修正するのは本当に大変です。
ちなみに、本書はそこまで難しい内容ではありません。
1日〜2日あればおおよその内容は理解できます。
聞き取れない単語があると感じたら、すぐに本書を開いて、発音記号を確認するようしましょう!
「そういえば発音の知識もほとんどないな…」という人は、検討するべきです。
今後の英語学習においても、必ず役立つと断言します。
実践練習は公式問題集を利用する
発音の習得も進めながら、実際にリスニング問題も回答していきます。
それには公式問題集の付属CDを利用することをおすすめします。
ここまでで紹介した参考書を使い込めば、単語・文法・発音(リスニング)に必要な知識を習得でき、有効なテスト対策ができるようになります。
一方で、英語学習を始めたばかりの人は、もっと学習量を増やしたいと考えるかもしれません。
ここからは、私が目標達成後に総復習として利用しているものをご紹介します。
TOEICにおすすめの参考書:英単語
「単語帳で語彙力を強化していきたい」と考えている人は大勢いるかと思います。
TOEICの効率的なスコアアップを目指すなら、利用するべき単語帳があるってご存知でしたか?
「お!むかし使っていた『8000語収録の単語帳』があった!」と適当なものを利用すると、テスト対策の効率を一気に下げてしまいます。
単語帳に関しては「TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター」があれば十分に語彙力を強化できますし、高得点も狙えるようになります。
TOEICに出題される単語は3000〜4000と言われています。
あまり多くの英単語を覚える必要はありません。
詳しくは「TOEICのおすすめの単語帳はどれ?【TOEICテストの95%をカバーする単語帳の選び方】」という記事で解説しています。
TOEICにおすすめの参考書:オプション
ここからは、必要に応じて準備する参考書です。
現在のレベルに合わせて利用することを検討してみて下さい。
これからTOEICを頑張る人(英語力が少ない人)
まったく文法の知識がないという人は、やはり基礎学習からやるべきです。
ご紹介したTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問からスタートするもの良いですが、知識ゼロの人には苦行になるかもしれません。
途中で挫折することは良くありませんので、レベルに応じて参考書は追加しましょう。
ゼロから頑張る人には一億人の英文法という文法の参考書をおすすめします。
体系的にまとめられていて、文法を理解するのにはかどります。
パートごとに集中したい人
ある程度、英語力もあってピンポイントで苦手なパートを補強したい人には『特急シリーズ』が良いかと思います。
この表紙のシリーズです↓
私は趣味でいろいろな参考書や問題集を試しましたが、パートごとに特化した参考書でおすすめできるものが少ないと感じています。
理由は、この記事で紹介した公式問題集などを繰り返しやるほうが、テスト対策になるからです。
とはいえ、新しい問題にたくさん挑戦したいという人もいるはずです。
私もテスト前にガツンと問題を解きたい派ですので、気持ちは分かります。
最後の仕上げに無料でスタディサプリもアリ
どうしても特定のパートに集中して、たくさんの問題を解きたいなら『スタディサプリ』を1週間無料で使う方法がおすすめです。
パートを絞って問題を回答することができますし、10回分のテスト(2000問)も追加料金なしで利用できます。
登録したあとに、すぐに解約しておけば完全無料ですので、最後の仕上げにおすすめです。
TOEIC全体の細かなテスト対策や、各パートの問題をとことん回答できます。
短期集中で高得点を目指すにはおすすめのツールです。
ご興味があれば「スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースの評判【レビュー記事】」という記事をどうぞ。
TOEICにおすすめの参考書:まとめ
- 総合:公式 TOEIC Listening & Reading 問題集
- 文法:TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
- 発音:英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる
- 単語:TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター
- 基礎英語(オプション):一億人の英文法
- ピンポイント学習:スタディサプリ(無料で利用しよう!)
とにかく効率的にスコアアップをしていきたい人は、是非ともご参考にして下さい。
(4ヶ月で860点を達成した当ブログの管理人が厳選させて頂きました。)

それでは、今回はこのあたりで終わります。