TOEICによく出る英単語の特徴【スムーズに回答するのに必要な語彙数が分かります】

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TOEIC
悩んでいるひよこ

TOEICの英単語を攻略したい人

「TOEICの問題をスラスラとスムーズに回答できればいいのになぁ〜。それにはやっぱり英単語を覚えて語彙力を鍛える必要があるのかな?TOEICに出題される英単語の特徴や効率的な勉強法があれば教えて下さい!」

このような希望にお応えします。

この記事で分かること

  • TOEICによく出題される英単語には特徴がある
  • TOEICに出題される英単語は決して難しくない
  • TOEICの95%をカバーするのに必要な語彙数は3,700単語
  • TOEICのスコアアップを目指せる英単語の覚え方は『浅く深く』がカギになる

TOEICによく出る英単語の特徴

TOEICの効率的なスコアアップに着目した単語学習をするなら、どのような英単語が出題されるのか把握することから始めましょう。

私は先日このようなツイートをしました。

こんなことが起きたのは、私が的外れに医学論文を使って英単語の学習をしていたから。語彙力はある方だと自負していますが、専門的すぎてTOEICでは役に立たなかったということです。

TOEICに出題される英単語は日常生活ビジネスに関係したものという特徴があります。

  • 専門用語
  • スラング
  • 流行語
  • 略語

このような英単語は基本的に出てこないため、TOEICを中心とした英単語学習においては無視しても問題がありません。

TOEICの単語範囲は日常生活とビジネスだけ

つまりTOEICを効率的に学習していきたい場合には、この2つのシーンに集中した英単語学習が必要という訳です。

今回の記事は、日本大学の中條清美先生が分筆された論文 Utilizing the British National Corpus to Analyze TOEIC Tests: The Quantification of Vocabulary-Usage Levels and the Extraction of Characteristically Used Words とその他の関連資料・文献をベースにしています。

こちらの論文は、様々なシーンで必要な語彙数について研究発表がされている内容となっており、TOEICに必要な英単語を知る上でとても役立ちます。

その中の一部に、TOEICテストにおいて特に出題されやすい特徴語TOP20が記されています。
まずは、そちらを確認してみて下さい。

順位英単語意味
1refund返金する
2merchandise商品・売買する
3consulate領事館
4photocopyコピー
5supervisor管理人
責任者
6bookcase 本棚
書類棚
7pharmacy 薬局
8reimbursement 払い戻し
返金
9memoメモ
10instructional指導的な
11receptionist受付係
12dishwasher食器洗い機
13payroll従業員名簿
給与支払簿
14incorporated合同の
協力関係にある
15faxファックス
16relocate移転する
移し替える
17typist技師
18banquet宴会
ごちそう
19renovation修復
修繕
20enroll登録する

このような英単語を全て知っている人は、的を射たTOEICの英単語学習が出来ているかと思います。

知らない単語が多いという人も落ち込む必要はありません。
この記事で詳しく解説しているとおり、TOEICには出やすい単語・出にくい単語が存在します。必要な範囲を適切に勉強すれば、すぐに追いつくことが可能です。

20年以上前のTOEICテストが参考にされていますが、今でも通用することがこのTOP20の英単語リストからも分かりますね。TOEICに出てくる英単語は20年以上ほとんど変わっていないと言えそうです。なので、対策もしっかり立てることも可能と言えるでしょう。

この記事には、このようなTOEICに必要な語彙力に関する情報が網羅的に掲載されていますので、今後の学習に活用してくださいね。

TOEICの問題をストレス無く回答するのに必要な語彙数は?

TOEICの問題を途中で悩むこと無くスラスラ回答したいと、TOEICを頑張っている人なら一度は考えたことがあるはず。それを実現するには、どれくらいの語彙数を習得する必要があるのでしょうか

これはリーディングに偏った話になりますが、他言語のテキストを満足いくように理解するために、どれくらいの語彙力が必要なのか世界中で研究がされてきました。

著名な教授や英語教師が様々な基準を提唱しています。

テキスト内容の95%、または知らない単語が20文字につき1つであればテキスト内容を理解できる

Hatori(1979)
Utilizing the British National Corpus to Analyze TOEIC Tests: The Quantification of Vocabulary-Usage Levels and the Extraction of Characteristically Used Words

テキストの内容によっても難易度が違うため、統一的な見解はありませんが、他の文献も合わせて確認するとTOEICに出題される95〜98%くらいの英単語が理解できれば、スムーズに回答が出来るようになれそうです

TOEICは3,000語あれば95%カバーできる

冒頭でご紹介した中條先生の論文の中身をざっくりと説明すると、TOEIC L&Rに出題される語彙数は約3,700単語に絞られます。

1990年代の資料を参考にして抽出されているため、現在の内容と若干の誤差は生じているかもしれません。しかし、英単語や英文法のルールは何十年も変わっていませんので、最近のTOEICに当てはめても問題ないように考えています。

こちらの表はそれぞれのシーンにおいて出現する英単語を95%カバーするのに必要な語彙数です。

TOEIC 英単語 よく出る|95%をカバーするのに必要な語彙数

TOEICの3,714単語の中には固有名詞や数字は含まれていませんが、[I]や[You]などの非常に初歩的な英単語はカウントされています。あくまで当サイトの考察になりますが、中学校2年生までに700〜900語の基礎単語を学ぶと言われています。そのため、追加で約3,000語の語彙力を強化すればTOEICに出題される英単語の95%をカバーできることになりそうです。

日本大学の中條先生の語学学習に関する文献はどれも非常に参考になりますので、英語の勉強も兼ねて読まれても良いかもしれません。

日本大学 中條清美先生の文献(一部)

TOEICに出題される英単語は難しい?

TOEICの頻出単語を約3,000単語覚えれば、ある程度スムーズに回答ができそうですが、そもそもTOEICに出題される英単語は難しいのでしょうか?

結論から先に言いますと、「そこまで難しくない」と表現しても良さそうです。

こちらは先ほどの文献から引用した、他の主要英語試験のテキストを95%カバーするのに必要な語彙数を比較した表です。

TOEIC 英単語 よく出る|95%をカバーするのに必要な語彙数(英語試験)

まずは英検だけにフォーカスをしてみると、英検2級は2,845単語が必要となっています。そこから英検準1級にステップアップしようと思うと、6,136単語の語彙数が必要になります。さらに英検1級に進もうとすると8,230単語まで理解しなくてはなりません。

次にTOEICと比較されやすいTOEFLですが、1.6倍ほど必要な語彙数が増加します。

つまり、「テキスト内容を95%カバーする」という観点だけで見れば、TOEICはそこまで高い語彙力を求めていません。テスト内容も日常生活とビジネスシーンだけを想定しているため、難しい英単語は基本的に出てこないと考えてよいでしょう。

ただ、気をつけて頂きたいのは、3,700単語を覚えればTOEICで990点(満点)が取れる訳ではありません。その理由は後ほどご紹介する句動詞の存在や、英単語の学習を文法リスニングも繋げていく必要があるためです。

英検準1級と1級の方がTOEICより難しいってことですか?

このような疑問を感じている人もいるでしょう。

TOEICと英検準1級・1級をどの観点から比較するかにもよりますが、単語力が英語学習の基盤になると考えるなら英検の方が難しいと言えるかもしれませんね。

日本人の英語学習者が、英語を使って様々なコミニュケーションの目的を達成するのには7,000〜8,000単語が必要と言われています。この点をフォーカスして考えると、英検1級は大きな基準になりそうです。

本物の英語力を鍛えながらスコアアップするなら英単語

そこまで難しい英単語が出題されないTOEICは、ある意味でリーズナブルな英語試験です。
もしも、TOEIC990点か英検1級を目指す必要があるのなら、私であれば迷わずTOEICを選ぶと思います。

そうは言っても、TOEICで900点を超える受験者は全体の3%以下ですので、安易にTOEICが簡単と言うと誤解を生んでしまうので訂正もさせて下さい。

そんなTOEICを効率的にスコアアップさせたいなら、まずは知っている英単語を増やす勉強が必要です。またせっかくTOEICを通じて英語力を鍛えているのですから、どうして英単語を覚えると英語力が強化されるのかについても説明しましょう。

英語力の3つの学習エリア

英語脳を作るのに必要な要素
英語力の3つの学習エリア

英語学習と聞いて『英単語を覚える』と思い浮かべる人は多いはず。そして、その考え方は英語学習において正しいアプローチ方法です。

英語(または他の言語)を学ぶ時に重要なのは、単語・文法・発音という3つのエリアをバランス良く学習すること。この3つが言語の構成要因ですので、すべて補完することができれば『英語脳』が養われていくわけです。

その学習の順番は単語からスタートするのがスムーズと言われています。

英語学習の3要素 単語・文法・発音の学習スキーム

その理由はシンプルに文法も発音も単語があってこそ存在しているためです。英単語の学習を起点にして、それぞれのエリアにアプローチしていく方法が良いでしょう。

TOEICの英単語の効率的な勉強方法

最後にこれまで解説をしてきた内容を踏まえて、TOEICの効率的な英単語の勉強法を紹介します。

頻出単語3,000語をカバーできる単語帳を利用する

語彙力を強化するときには単語帳を利用する人が多いかと思います。

ここまでの話から、効率的にTOEICのスコアアップを目指したいなら、頻出単語3,000語をカバーするように単語帳を選択するべきだとお分かり頂けるかと思います。

これからTOEICを頑張ろうとしている人なら、なおさらTOEICの単語帳選びは慎重にやった方が良いでしょう。どのような単語帳を使えば、効果的にTOEICを攻略できるようになるかは、TOEICのおすすめの単語帳はどれ?【TOEICテストの95%をカバーする単語帳の選び方】という記事でご紹介をしています。

英単語は狭く深く学習する

TOEICは3,000単語を覚えれば95%カバーできる試験ですが、例えば、[go](行く)も[out](外に)もそれぞれ1単語として扱われています。[go out](外出する)などといった動詞と前置詞の組み合わせによって表現される句動詞はカウントされていません

そもそも、どうして3,700語でTOEICの95%の語彙をカバーできるかと言えば、このような組み合わせが無数にあるからです。

そのため、TOEICで効率的にスコアアップを目指したいなら基礎的な動詞を中心に『狭く深く』の句動詞の学習も必要です。私たちが英語学習で考えがちな『広く浅く』の英単語学習はTOEICでは重要でない可能性があります。

英単語を句動詞を中心に深堀りして学習する
動詞+前置詞の句動詞を中心に深堀りしていく

この句動詞を中心に語彙力を強化していくとTOEICのスコアアップはもちろん、日常の英会話にも役立ちます。なぜなら、ビジネス会議において使用される語彙数は約1,800単語ですので、TOEIC以上に句動詞が活用されているからです。

とはいえ、動詞と前置詞の組み合わせは数えられないほど存在します。特に前置詞に苦手意識を持っている人は多いでしょう。

ただ、前置詞の意味やニュアンスを理解してしまえば、動詞との兼ね合いも予想しやすくなるため、前置詞がどのようなイメージで作用するのか学習することもおすすめです

前置詞の知識を深める参考書

私は10年前に大学で英米語を学んでいたのですが、文法の授業ではとにかく前置詞の知識を叩き込まれました。それくらい前置詞果たす役割は英文法の中でも大きいのです。

大学の教材は専門的過ぎて、私にはハードルが高かったのでこちらの『前置詞がわかれば英語がわかる』という参考書をお供にした経験があります。

こちらの参考書は前置詞の基礎から応用までとても分かりやすい解説されています。
他にも何冊か前置詞に特化した書籍を読みましたが、おそらく同書がもっとも分かりやすいはずです。

今でも時間がある時に読んでいますので、おおよそ前置詞の使い方のイメージが習得できています。

前置詞がわかれば英語がわかる

10年以上前からある参考書ですが、今でも評価が高いので前置詞に苦手意識がある人でもスラスラと学習して頂けるかと思います。

TOEICテストで実力を測りながら語彙力も強化しよう

以上がTOEICテストでよく出る英単語の特徴や、適切な学習範囲の解説となります。

とても地道な英単語の暗記作業ですが、発音や文法も意識して勉強をしていけば着実にスコアは良くなっていきます。

これからTOEICを頑張ろうとしている人に少しだけアドバイスをしたいのですが、3,700単語をすべて暗記してから受験を開始するのはおすすめしません。

一発受験で高得点を達成できるほど、TOEICは簡単なテストではありません。

3,700単語を全部理解して初めて受験する人よりも、半分の語彙数で複数回の受験経験がある人の方がスコアが良かったりすることは十分にあり得ます。TOEICテストへの慣れや、正しい実力と成長ペースを理解することは、英語学習の効率性を高めるからです。

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