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【毎週更新】2022年 米国株 主要ETFの週間・月間・年間の騰落率(パフォーマンス)

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【毎週更新】2022年 米国株 主要ETFの週間・月間・年間の騰落率(パフォーマンス)投資
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【第22週】2022年5月30日〜6月3日 米国株ETFの騰落率

【第22週】2022年5月30日〜6月3日 米国株ETFの騰落率
【第22週】2022年5月30日〜6月3日 米国株ETFセクター別パフォーマンス
【第22週】2022年5月30日〜6月3日 米国株ETFテーマ別パフォーマンス

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今週、注目を集めたイベントは米国の雇用統計です。事前のコンセンサス予想を上回る結果に「FRBによる金融引き締めがより加速するのでは?」という憶測が広がったことから、6月3日の市場は急落しました。

マイクロソフト(MSFT)が次回の決算発表に対して『利益警告』を出し、テスラ(TSLA)では新規採用を見合わせる発表が出るなど、米国株を牽引してきた大手企業の先行きに暗雲が立ち込めた一週間でした。

BloombergやWSJなども『リセッション(景気後退)』に関する記事が多く出るようになりました。ほとんどの投資家がリセッションが確実に起こると織り込んでいて、その具体的な『時期』について論争が展開しています。

ここから更に米国株が長期にわたって下落する可能性も視野に入れておくほうが良いかと思います。

個人的にはリセッションに強い『バイオ』『ヘルスケア』『製薬』などにシフトしつつ、コモディティも保有するようなポートフォリオの編成を検討しようと考えています。

セクターローテーション(循環図)

【第21週】2022年5月23日〜5月27日 米国株ETFの騰落率

【第21週】2022年5月23日〜5月27日 米国株ETFの騰落率
【第21週】2022年5月23日〜5月27日 米国株ETFセクター別パフォーマンス
【第21週】2022年5月23日〜5月27日 米国株ETFテーマ別パフォーマンス

コメント

先週までにダウ・ジョーンズ(DIA)は週足で8週間も続落を続けました。

プット・コール比率などから今週は反転の予想が多かったわけですが、期待どおりにリバウンド上昇がありました。

今週に公開されたFOMCの議事録やパウエル議長の発言から、5月と同じように6月と7月は『0.5bp』の利上げが濃厚となりました。これは以前から想定されていたため、株価にはすでに織り込み済みでした。9月と11月のFOMCでは『0.25bp』の利上げになる可能性があり、相対的にハト的な印象を与える内容となっています。

今週は以前にも増して『景気後退(リセッション)』に関する投資記事が増えた印象を受けます。

加えて、物価(インフレ)が高値を維持しつつ、賃金上昇がピークを迎えていることから、スタグフレーションの懸念も加速していると思います。このシナリオでは株価はかなり落ち込むと予想されます。

2023年3月にはフェデラルファンドレート(FFR)は3%付近まで上昇すると考えられていますから、今は大きな短期・中期ポジションを持って挑むタイミングではないと思います。

とはいえ、数年後に再び金融緩和に転じるタイミングがあると思います。個人的には長期投資でやっている投資信託の購入額をNISAとiDeCoを含めて最大に戻しています。長期投資では今は買い場です。