新NISAとは?いつから始まるの?今のNISAとの違いを解説

新NISAとは?いつから始まるの?一般NISAとの違いを解説基礎知識
悩んでいるうぐいすのイラスト

新NISAが気になる人

「NISAで資産運用を始めようと思ったら新NISAというキーワードを見つけました。これはなんですか?普通のNISAと違うってこと?もう始まってるの?」

こういった質問にお答えします。

本記事の内容

  • NISAの種類とは?
  • 新NISAとは?仕組みを解説
  • 新NISAはいつから始まる
  • 新NISAの目的は?
  • 新NISAを利用するべき人
  • NISAの開設は新NISAになるまで待つべき?
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新NISAとは? いつから開始などを解説

今回は2024年からサービス開始となる新NISAについて解説をしていきます。

この記事を読むことで、新NISAの仕組みを理解して、資産運用のパフォーマンスを上げやすい環境を整えられます。

NISAの種類とは?

新NISAの仕組みを知るには、現行のNISAの種類について把握しておくと理解が深まります。

現行NISAは2014年からスタートして2023年までサービスが提供されます。
現行NISAは2023年で廃止され、2024年から新NISAに移行します。

一般NISA

一般NISAは個人投資家に資産運用を支援するため2014年から制度が開始されました。

非課税枠は年間120万円付与され、投資して発生した利益が非課税となります。
値上がり益だけではなく、株式を保有することで定期的に得られる配当金も非課税の対象です。

非課税の期間は5年間です。5年で合計600万円までの資産運用で得た利益を非課税にすることができます。

一般NISAの投資対象

一般NISAでは「株式」「ETF」「REIT」「投資信託」に投資ができます。

つみたてNISA

つみたてNISAは長期的な資産運用をしたい人向けの少額投資非課税制度です。
2018年からサービスが開始されています。

非課税枠は年間40万円ですので、一般NISAの1/3しかありません。
しかし、つみたてNISAは最長20年の非課税期間が設定されているため、最終的には合計800万円までの資産運用で得た利益を非課税にすることができます。

つみたてNISAはその運用期間の長さから「住宅資金」や「老後資金」などのまとまったお金を用意するために利用する価値があります。

つみたてNISAの投資対象

つみたてNISAでは金融庁によって指定された投資信託から選択して投資を行います。
株式は対象とならず、選択肢が少ない特徴があります。

ジュニアNISA

ジュニアNISAは未成年の資産運用を支援する目的で2016年よりサービスが開始されています。

基本的に一般NISAと仕組みは同じですが、非課税枠が少なめに設定されています。

非課税枠は年間80万円までです。非課税期間は一般NISAと同じ5年です。
5年で合計400万円までの資産運用で得られた利益が非課税となります。

ジュニアNISAの投資対象

ジュニアNISAでは「株式」「ETF」「REIT」「投資信託」に投資ができます。

ジュニアNISAの注意点

ジュニアNISAには利用上の注意があります。

口座の対象者が18歳以上でないと資金の払い出しができません。
そのため高校卒業から大学入学の間に引出しをして、学資に充てるというように計画的な利用が必要なります。

2024年に新NISAに移行するのですが、ジュニアNISAはあまり需要がなかったようで延長対象となりませんでした。

新NISAとは?仕組みを解説

新NISAは一般NISAの仕組みを応用しているため、考え方としてはとても似ています。
ただし、新NISAでは非課税枠の利用方法が少しだけ複雑になります。

先に一覧をお見せするとこんな違いがあります。

一般NISA新NISA
非課税枠120万円122万円
1階:20万円
2階:102万円
非課税期間5年5年
投資対象株式
投資信託
1階:投資信託
2階:株式&投資信託
サービス期間2023年まで2028年まで

新NISAの非課税枠が増加

新NISAでは非課税枠が122万円まで増加します。
一般NISAの非課税枠は120万円でしたので2万円増額されています。

新NISAは2階建ての構造

新NISAではイラストのように非課税枠が1階と2階部分に別れています。

1階部分の非課税枠

1階部分の非課税枠は20万円でして、投資対象は投資信託のみです。
1階部分の非課税枠で株式の投資はできません。

2階部分の非課税枠

2階部分の非課税枠は102万円でして、株式にも投資ができるようになります。
注意点は2階部分の非課税枠を利用するには、1階部分の非課税枠を使い切る必要があることです。

現行NISAと新制度NISAの非課税のイラスト
現行NISAと新制度NISAの非課税

非課税期間は5年

現行の一般NISAと同様に新NISAの非課税期間は5年です。

つまり、5年で合計610万円までの資産運用で得た利益が非課税にすることができます。
一般NISAと比べると、新NISAは10万円多く資産運用が可能です。

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新NISAはいつから始まる?

新NISAは2024年からサービス開始が予定されています。
2024年からは「新NISA」または「つみたてNISA」のどちらかを利用するようになります。ジュニアNISAについては廃止となる予定です。

また、2024年から一般NISAの新規開設ができなくなるようです。

一般NISAはどうなるの?

たとえば、2023年に一般NISAを新規開設した人は翌年にサービス終了を迎えることになります。

こういった「最後のグループ」を救済する目的では一般NISAの効力は2028年まで有効とされています。

ロールオーバーはどうなるの?

この記事を読まれている方の中には、新NISAへの移行によって、従来NISAの移管手続きである「ロールオーバー」がどうなるか気になった人もいるかと思います。

NISAのロールオーバーについては「新NISA開始後のロールオーバーはどうなる?」の記事でしっかりと解説しています。

新NISAの目的は?

安全資産を増やす

最後に新NISAに移行する政府の目的について解説をします。

新NISAでは、非課税枠が1階・2階部分に分かれている点が最大の特徴です。
どうしてこういった複雑な方法を取るのでしょうか?

新NISAで非課税の資産運用をしようと考える人は、まず1階部分の20万円を金融庁が指定する投資信託に投資する必要があります。

投資信託とは投資の専門家であるファンドマネージャーが運用を行う投資商品でして、投資経験の少ない初心者にとっては比較的安全な金融商品です。

その投資信託を保有させることで、ポートフォリオの安全性を高めようとする狙いがあると考えれます。

短期売買を減らす

NISAの非課税枠を利用したIPO投資やデイトレードというものがあります。

NISAは中・長期的な資産運用を効率的に行うために開発された制度です。
短期投資でより多くの利益を出すために使用されるのを防止していると考えれます。

短期投資は非常にリスクの高い投資であるため、投資で失敗する人の数を減らす目的もありそうです。

新NISAを利用するべき人

ここまで読んで頂けたら新NISAの内容が理解できたかと思います。

そんな新NISAを利用するべき人はだれでしょうか?
答えは「まだNISAを利用していない人全員」です。

新NISAを使用するメリット

資産運用のパフォーマンスが上がる

新NISAを利用する最大のメリットは利益が非課税になることです。
結果的に資産運用のパフォーマンスが向上しやすくなります。

投資では発生した利益に対して約20%の税金が発生します。
新NISAを利用していないと、常に20%のパフォーマンスが低下している状態です。

これは同じ成績を取ることができたとしても、一人だけ20%上乗せの努力をしているのと同じです。

新NISAを利用していないと

マラソンなら一人だけスタート地点が後ろにあるイメージと良く似ています。
しかも、人よりたくさん走ったからと言って誰も褒めてくれません。

どうしてちゃんとしたスタート地点に来なかったの?」と言われる始末です…。

新NISAを利用していないと資産運用のパフォーマンスが悪くなる

NISAの開設は新制度になるまで待つべき?

せっかくなら新しいサービスの「新NISA」を利用したいと考える方もいるでしょう。

でも、新NISAは2024年から開始される予定のサービスです。
それまで待つべきでしょうか?

答えはNOです。

もしも、効率的に資産運用をしていきたいと考えるなら、今すぐNISA口座を開設する方が良いかと思います。
資産運用は時間を有効に活用するほうがパフォーマンスが上がりやすいことが理由となります。

おすすめのNISA口座を開設できる証券会社や、NISAの具体的な資産運用の方法を解説した「NISAで資産運用する方法 メリット・デメリットを解説!」の記事をご参考下さい。

資産運用の3つのルール

資産運用を効率的にして、リスクを減らす3つのルールが存在します。

資産運用の黄金ルール

  • 可能な限り若い時期から投資を始める
  • 可能な限り多く資金で投資をする
  • 可能な限り長く投資を継続する

新NISAのサービス開始を待っていると「時間」を失うことになります。
投資の世界ではリスクが高い金融商品でも時間をかけることでリスクを平準化できるということが証明されています。

つまり、資産運用で大切なのは資金と同様に時間です。

時間を有効に使った資産運用の考え方については「投資における資産運用の勝率を上げる3つの「ゴルードスタンダード」を解説します」の記事をどうぞ。

まとめ

新NISAについてご理解を頂けましたでしょうか?

これまで一般NISAを利用して来た人や、これからNISAで資産運用を考えている人には影響がありますので、仕組みや違いを理解しておくと慌てず対応できるかと思います。

投資をしたいことがない初心者の方はこちらの記事を読まれると更に理解が進むかと思います。

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