せっかくの英語をキャリアアップに活用するタイミング

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せっかくの英語をキャリアアップに活用するタイミング 英語学習

こんにちは。IF30管理人のほろほろ(@investfrom30)です。

突然ですが、みなさんは英語学習で得られたスキルをキャリアに活かせていますか?

私は自分の英語スキルが社会で通用するのか分からなくて、上手に活用することができない時期がありました。

自分の英語力では実務なんて難しそうだな…

TOEICで高得点を取らないと相手にされないでしょ…?

どれくらいから「英語ができる」って言っていいのかな

自分の英語力をキャリアアップに活かす方法やタイミングについて、疑問を感じている読者も多いかと思います。

私の経験を活かしつつ、英語を使ったキャリアアップのタイミングを考察します。

英語をキャリアアップに活用するタイミング

現在、英語学習をしている読者の中には、どのタイミングで英語をキャリアアップに繋げるのか分からないと感じる人もいるかもしれません。

そこで下記の3つの解決策を提案したいと思います。

  • ベストタイミングという考えを捨てよう
  • きっかけが必要→TOEICや英検を活用する
  • まずは小さな実績→他人頼りでもOKです

なお、このアイデアは私が実際に検証済みであり、下記のような効果を上げています。

  • 中小企業から5000人規模の外資系企業に転職成功
  • 営業職ながら外国人スタッフと顧客訪問
  • 33歳で管理職に昇進
  • 年収:転職前350万円(4年前)→転職後600万円(去年)→700万円(今年)
IF30管理人の源泉徴収票
去年の源泉徴収

そこまで高い英語力がある訳ではありませんでしたが、英語学習を軸にキャリア形成を考えたことで、それなりの年収のポジションに就くことができました。

ベストタイミングという考えを捨てよう

英語をキャリアアップに活用する際に「英語学習を続けてしっかり英会話をできるようなってから」というマインドに陥りがちですが、実はベストタイミングは存在しません。

私がそこまで高い英語力がなくても、英語を使ってキャリアアップできたのは、社内において自分から英語に関わってきたからです。

ガツガツ自己アピールする必要はなく「自分ちょっと英語できます」くらいのアピールを定期的に出していくことが大切かと思います。

タイミングというよりも『英語ができる人』として発信を続けて、仕事を取りに行く意識を持つと良いかもしれません。

キャリアアップに適した環境

当たり前ですが需要があってこそ、英語をキャリアアップに使えます。

今いる会社や環境に少しでも英語の要素があるのか、客観的に見てみましょう。

ちなみに、私がいる医療業界は英語のオンパレードです。理由は日本で流通している医療品の8割くらいが海外製品だからです。外資系企業の割合も高く、行動次第でいくらでも英語を使った実務をできる環境だと思います。

転職してすぐのころは、低レベルな英語力でなんとか通訳をしたりしていました。

けれど、経験は机上の学習より勝っており、回数を重ねるごとに英語力が向上していったことを今でも覚えています。

最初は勇気がいると思いますが、英語実務の機会が目の前に現れたら、躊躇せず挑戦することをおすすめしたいと思います。

きっかけが必要→TOEICや英検を活用する

英語の需要がある環境に身を置いて、簡単な業務から挑戦することが重要だと提案させて頂きました。

とはいえ、「自分ちょっと英語できます」のアピールをするきっかけが欲しいと感じる人もいるでしょう。

そんな時はTOEICや英検などの資格の出番です。

TOEIC800点くらい必要なんでしょ?

上記のように思うかもしれませんが、600点前後のスコアがあればアピールできます。

とにかく自分から関わろうとしないと、TOEIC990点でも英語実務に結びつきません。

TOEICの点数(スコア)から見る英語レベルは?【100点ごとの目安を解説します】の記事にスコア帯ごとの英語レベルと需要の関係を記載しています。

TOEICの平均点は550〜570点ですので、まずはこのあたりのスコアを目標にすると良いと思います。

海外事業部や海外出張などは最低700点以上と世間一般的に言われていますが、私はこの目安に少しばかり疑問を感じています。

何かルールで決まっている訳でもありませんので、働く環境と会社の寛容性によって異なるとしか思えません。

あまりにも英語資格の点数が低い場合は、無理にアピールに使う必要はありません。

  • TOEIC:500点
  • 英検:2級

このあたりなら「英語を頑張ってます!」と発信しやすいと思います。

まずは小さな実績→他人頼りでもOKです

英語を使ったキャリアアップでは、主体的に実務に関わっていく意識が大切です。

資格を全面的に押し出すよりも、英語の能力を会社や誰かのために役立てたいというマインドの方が100倍重要だと思います。

とはいえ、いきなり通訳や翻訳などは難しいので、まずは簡単な業務にチャレンジして小さな実績を作りましょう!

ちなみに、私が初期のころにチャレンジした業務はご覧のとおりです。

  • 挨拶程度の英文メールの返信(手伝い)
  • 競合品に関する海外情報の簡単なリスト作り
  • 外国人スタッフの同行スケジュールの簡単な翻訳

そして、そのチャレンジを同僚や上司にしっかり見えるように発信しましょう。

簡単な内容であっても、見る人によっては「すごい!」と思ってもらえます。

英語で誰かの役に立ちたいという気持ちが、あなた自身の存在価値を高めてくれますよ!

英語でキャリアアップするなら環境が大切

  • 主体的にやっても誰も気づいてくれない
  • よく考えてみたら英語の需要がない

このあたりはあるあるパターンですので、人望に恵まれない、英語の需要がない環境であれば場所を変えるのが一番です。

英語業務の実績が積める環境に身を置くことが、スタート地点であることを忘れないで下さい。

英語実務の実績が積める環境

  • 英語の需要がある
  • 英語学習中の社員の英語業務に寛容
  • 社員教育に英語を取り入れている

私は思い切って転職しました

私は27歳のときに少しでも英語に関わっておきたいと思って、転職という方法を選びました。

転職した外資系の医療メーカーでは、英語が本来不要な営業職となりました。

しかし、自分から英語業務に関わり、英語で役に立とうとした甲斐があってキャリアアップとしては成功したと感じています。

転職活動はなかなか大変でしたが、行動して良かったと今でも思います。

行動していなければ、現在の業務で培った英語力も年収も無かったのですから。

もし皆さんも環境を変える必要があり行動しようと思うなら、確実に英語業務の実績を積める会社との出会い方があるのでお伝えします。

転職時の条件

TOEIC500点以上、英検2級以上の英語資格を達成できていることが条件だと考えておいて下さい。

上記の英語力を提示できる前提で、エージェントと呼ばれる担当者が付く転職サービスを利用しましょう。

私は「JAC Recruitment」という転職サービスを利用して、今の医療機器メーカーに転職しました。

海外製品を取り扱う企業とのコネクションが強い転職サービスとして有名です。

英語資格を達成しておく理由は、「英語実務の実績が無いのにとにかく経験を積みたい人」と捉えられないようにするためです。

登録すると担当者が付きますので、電話やWeb面談で『現在の英語レベル(資格)、英語の業務に携わりたいこと、経験を積みたいこと』を正直ベースで伝えましょう。

エージェントは内定者が3ヶ月以内に退職すると報酬が得られないため、あなたの希望にあった企業を本気で探してくれます。

上記の理由から無理やり転職させられることはありませんので、まずはサイト登録してエージェントと気軽に相談すると良いかと思います。

よくある質問

なかなかチャンスが回ってきませんが?

周りの人に認知できてないことが多いので、注意した方が良いかもしれません。

自分が思っているより、アピールが不足している可能性があります。

このような場合は人事面談のときに相談すると良いかもしれません。

会社で英語を使う機会がない場合はどうすれば?

○○貿易株式会社というような企業に勤めているけど、実はそんなに英語業務がないというパターンも存在します。

英語の需要が無い企業では、せっかくの英語力が宝の持ち腐れになりやすいです。

英語を軸にキャリアアップしたいなら、転職も視野に入れるほうが良いと思います。

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