IG証券の手数料は高い?株価指数、個別株、コモディティまで比較!

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IG証券の手数料は高い?株価指数、個別株、コモディティまで比較! CFD
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この記事ではIG証券のCFD取引の手数料について詳しく解説します。CFD取引のうち株価指数、株式(ETF)、コモディティ、債券など商品ごとに手数料をまとめます。

IG証券の取引手数料は高いと言われることがあります。しかし、実際の手数料を理解することで、IG証券はCFD取引するのに有用なブローカーだと分かるはずです。

関連記事:CFDとは?差金決済取引を理解して投資の幅を広げよう!

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IG証券のCFD取引の特徴

IG証券は、幅広い取引銘柄と競争力のある手数料で知られるCFD業者です。

全世界で30万人以上のアクティブトレーダーに利用されており、世界17カ国でサービスを展開するロンドン証券取引所に上場している信頼性の高い企業です。

IG証券は約17,000種類以上の銘柄を取り扱っており、これにはFX、米国株式、ETF、株価指数、コモディティ、債券などがあります。

IG証券の最大のメリットは、世界中のほとんどの投資商品にアクセスできるようになる商品ラインナップです。これは他のブローカーを圧倒しています。

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IG証券でトレードできるCFD銘柄

IG証券でトレードできる代表的な商品には、以下のようなものがあります。

  • FX(外国為替証拠金取引)
    • 約100通貨ペアが取引可能。
    • 主な銘柄には米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/円などが含まれます。
  • 株式CFD
    • 約12,000銘柄を取り扱っています。
    • 代表的な銘柄にはアップル、アマゾン、グーグル、マイクロソフト、フェイスブック、テスラなどがあります。
  • 株価指数CFD
    • 約40銘柄の株価指数が取引可能。
    • 日経225、NYダウ、S&P500、ナスダックなど主要な株価指数が含まれます。
  • 商品CFD
    • WTI原油、北海原油、スポット金、スポット銀など多様な商品が取引可能。
    • 農産物やエネルギー関連の商品も豊富に取り揃えています。
  • 債券先物CFD
    • 日本国債先物、米国国債先物(2年、5年、10年、30年)、ドイツ10年国債先物などが取引可能。

より詳しいIG証券の解説については、以下の記事をご覧下さい。

関連記事:【IG証券】口座開設から取引までの手順、メリットやデメリットも分かりやすく解説する

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IG証券のFXの取引手数料

IG証券の取引手数料の体系を理解するために、いくつか項目を分ける必要があります。

FXに関しては、取引手数料が無料です。代わりに、各通貨ペアごとに設定されたスプレッドが適用されます。

例えば、FXでは米ドル円のスプレッドが0.2銭(標準:1注文100ロットまで)であり、これは業界の中でも最も狭いためトレーダーに有利です。

スワップポイントが発生する

FX取引ではスワップポイントが発生します。

スワップポイントとは、取引される2通貨間の金利差に基づいて算出される調整額です。具体的には、異なる通貨間での金利差が、ポジションを翌日に持ち越すことで生じる金利コストや収益として反映されます。

例えば、高金利通貨を低金利通貨で買う(または高金利通貨で低金利通貨を売る)場合、金利差により得られる利益がスワップポイントとしてトレーダーに付与されます。逆に、低金利通貨を高金利通貨で買う場合は、その金利差に相当する額がコストとして発生します。

ちなみに、FXでは後ほど出てくる『ファンディングコスト』は発生しません。

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IG証券の株価指数と商品CFDの取引手数料

株価指数CFDと商品(コモディティ)CFDも取引手数料は無料です。代わりに、CFD商品ごとに設定されたスプレッドが適用されます。

スプレッドは比較が大切

このスプレッドはCFDブローカーによって独自に設定されるため、定期的にスプレッド比較をすることを手数料を減らすことができます。

関連記事:CFDのスプレッドを比較!お得なブローカーを徹底調査

IG証券は原油CFDなどコモディティ関係のCFD商品のスプレッドが、他のブローカーに比べて安い傾向があります。

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ファンディングコスト

CFD取引は、証拠金を用いてレバレッジ効果を発揮する取引方法です。この取引では、取引額面の全額を実際に入金する必要はありません。

代わりに、レバレッジに応じた証拠金を差し入れることで、より大きな取引が可能になります。

これは株式の信用取引と似ていますが、CFD取引では必要な資金をIG証券から借り入れる形を取ります。(証拠金維持率によってレバレッジなしにもできます)

ファンディングコストが発生する条件

ポジションを翌日に持ち越した場合、つまり一日を超えて取引を継続した場合、借り入れた金額に対して金利手数料が発生します。

デイトレードのようにポジションを同日中に決済すれば、このファンディングコストは発生しません。

期限あり(先物)商品CFDのファンディングコスト

期限あり商品CFDは、特定の期限が設定されている先物取引を基にしています。

このタイプの商品CFDでは、スプレッドにファンディングコストが含まれているため、ポジションを翌日に持ち越しても追加のファンディングコストは発生しません。ただし、取引期限が設定されているため、その期限を超えないように注意が必要です。

期限なし銘柄のファンディングコスト

期限なし銘柄では、ベーシスと資金調達コストと呼ばれる二種類のファンディングコストが発生します

ベーシスは、先物市場の価格変動に基づいて調整される価格差です。期限なし商品CFDでは、先物市場の限月の乗り換え(ロールオーバー)の際に生じる価格差を日々調整します。このベーシスは、原資産の先物価格に沿ってIG証券の期限なし価格の日々の値動きを反映し、取引口座に受取りまたは支払いとして計上されます。

このプロセスはFX取引のスワップポイントに似ており、週末にポジションを持ち越した場合には3日分のファンディングコストが発生します。

IG証券のファンディングコストの計算方法

ファンディングコスト(資金調達コスト)の計算式:

総取引金額×(該当株価指数の基準金利±3.0%)​÷360日

※ミニ取引の場合は3.0%を使用英国、シンガポールおよび南アフリカ銘柄については365日を除数として計算し、その他の銘柄には360日を除数として計算します。

具体的な計算例

  1. ナスダック100(米国テク株100:円建て)を0.1ロット(ミニ)取引する
  2. 総取引額金額(16,800×0.1×100)×(4%±3.0%)÷360 となり
  3. ファンディングコストは一日あたり約32.67円

これは、ナスダック100の価格が16,800で、0.1ロットを取引し、1pip相当額が100の場合の一日あたりのファンディングコストです。基準金利を4%とした場合の計算結果になります。

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IG証券の株式CFDの取引手数料

株式CFDにおいて、IG証券は証券取引所ごとに取引手数料が設定されています。株価指数CFDと異なりスプレッドは不要です。

取引所片道取引手数料オンライン取引最低手数料額
日本株0.055%110円
米国株(NYSE)2.2セント/1株16.5米ドル
米国株(NASDAQ)2.2セント/1株16.5米ドル
欧州株(LSE)0.110%11ポンド
中国株(HKEx)0.275%110香港ドル
出典:IG証券

アメリカの個別株の場合、IG証券では最低取引手数料が16.5ドル必要です。

IG証券の手数料は一部の銘柄で他社よりも高い可能性がありますが、広範な銘柄選択と合わせると、トータルで見た際には競争力があります。

しかし、アメリカの個別株の短期トレードはやや不利な手数料になっています。そのため、取引手数料が不要な代わりに、スプレッドが設定されているGMOクリック証券CFDを利用するなど使い分けが有効です。

関連記事:GMOクリック証券のCFDの特徴・メリット・手数料など徹底解説!

また、株式CFDでも翌営業日にポジションを持ち越すとファンディングコストが発生します。

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IG証券:その他の手数料

IG証券にはCFD取引を便利にする有料オプションがあります。

ノースリッページ注文

ノースリッページ注文は、指定したレートで注文が確実に執行されることを保証する特別な注文方法です。

通常の取引では、市場の急激な動きによって注文価格と実際の執行価格の間に「スリッページ」と呼ばれる差が発生することがあります。

しかし、ノースリッページ注文を使用すると、このようなスリッページが発生せず、トレーダーが指定した価格で取引が行われることが保証されます。

ProRealTimeチャート

出典:IG証券

ProRealTimeは、IG証券が提供する高機能かつカスタマイズ可能なチャートツールです。

このプラットフォームは、トレーダーが市場の動きを詳細に分析し、より精密な取引戦略を立てるのを助けるために設計されています。

ProRealTimeは月額4,000円の有料ツールですが、月に4回以上の取引を行うことで無料で利用することができます。(取引量が非常に少ない状態が続くと提供が中断する場合もあるようです)

チャートシステムについては、IG証券と異なりますがTradingviewというサイトで高性能ツールを一部無料で使うこともできます。

関連記事:TradingViewの使い方を徹底解説!【知らずに使うと損する機能を紹介】

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IG証券の手数料:まとめ

IG証券の手数料は、提供されるサービスや取引銘柄によって異なり、一概に高いとは言えません。トレーダーは自分の取引スタイルやニーズに合った業者を選ぶことが最適です。

IG証券は、その多様な銘柄の取り扱い、競争力のあるスプレッド、高機能な取引プラットフォームを提供しており、多くのトレーダーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。ただし、どの業者を選ぶかは個々のトレーダーの取引スタイルやニーズによって異なるため、慎重な検討が必要です。

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