DMM.com証券は、金融サービス業界で幅広いサービスを提供している企業です。
その中でも、同社が取り扱うCFD(Contract for Difference)取引は、多様な資産取引を行う投資家にとって魅力的なプラットフォームとなっています。
DMM CFDでは、株価指数と商品(コモディティ)に関するさまざまな金融商品が提供されており、投資家は自身の投資戦略に基づいて、好みの資産クラスを選択し、ポートフォリオを素早く構築することができます。
さらに、DMM CFD取引プラットフォームは使いやすく、トレーディングツールやチャート分析などの機能も提供されています。

CFDをもっと理解したい人は、CFDとは?差金決済取引を理解して投資の幅を広げよう!の記事をご覧下さい。
DMM CFDの基本情報
14銘柄のラインナップ(適度な選択ができる)
DMM CFDでは、株価指数CFDと商品CFDの取扱いがあり、合計14銘柄をトレードできます。
下記に、一覧表を記載します。
株価指数CFDの銘柄
| 銘柄 |
|---|
| 日本225 |
| 米国NYダウ30 |
| 米国ナスダック100 |
| 米国S&P500 |
| イギリス100 |
| ドイツ40 |
| ユーロ50 |
| 中国A50 |
商品CFDの銘柄
| 銘柄 |
|---|
| 原油 |
| 金スポット |
| 銀スポット |
| 天然ガス |
| コーン |
| 大豆 |
これらの銘柄の中から自身の投資目標やリスク許容度に応じて選択し、取引を行うことができます。
各種手数料
DMM CFDで必要な手数料を見ていきます。
下記の内容を見ると、トレーダーは銘柄ごとのスプレッドだけ気にしておくと良いことが分かります。
口座開設手数料
DMM CFDの口座開設にかかる費用は無料です。
他のCFDブローカーでは取引が半年無いと維持費が発生する場合もありますが、DMM CFDではそうのよう追加費用も心配ありません。
取引手数料
DMM CFDでは、トレード時に発生する取引手数料はなく無料で利用可能です。
ただし、下記のスプレッドが存在します。
スプレッド
スプレッドの幅は市場の状況や銘柄によって異なります。
DMM CFDのスプレッドも変動性をとっていますので、トレード前に最新の情報を確認することをおすすめします。
スプレッドは、CFD取引において買い値(Ask)と売り値(Bid)の間の価格差を指します。この価格差はCFDブローカーで設定されており、この部分が実質的な手数料になります。
この記事内でDMM CFDのスプレッドについて詳しく解説しています。
その他の手数料
一部のCFDブローカーでは、クイック入金手数料、出金手数料、そしてロスカット手数料などの費用が発生する場合がありますが、DMM CFDではこれらの手数料は無料です。
DMM CFDのメリット
CFD銘柄が厳選されている
DMM CFDは、投資家に高品質な取引体験を提供するために、取引可能なCFD銘柄が厳選されています。
株価指数CFDが8銘柄、商品CFDが6銘柄の合計14銘柄と非常にシンプルなラインナップです。
取引対象となる銘柄は質の高いものが揃っており、投資家は幅広い市場や商品に対してトレードを行うことができます。
CFDの銘柄の多さに迷うこともある
CFDでトレードできる金融商品は幅広いです。例えば、一部のCFDブローカーでは、オレンジジュース、亜鉛、さらに米国債券など一般の投資家には馴染みのない金融商品を取り扱っています。
特殊な金融商品をトレードできるメリットはありますが、銘柄数が多すぎると何をトレードすれば良いか選択が難しくなる場合も考えられます。
これからCFDを始める初心者なら、DMM CFDがおすすめです。
DMMオリジナルのCFD取引ツールが使いやすい
DMM CFDではPC向けに3つの取引ツールとモバイル向けに1つの取引ツールを提供しており、いずれも無料で利用することができます。
DMM CFD STANDARD

PCとiPad向けの取引ツールで、操作性の高いシンプルなインターフェースが特徴です。
レート情報、注文パネル、チャート画面、ポジション照会などの重要な情報が1つの画面に集約されています。
これにより、取引時の情報確認や注文の発注がスムーズに行えます。
また、トレードの効率性とリスク管理を強化するために設計された『決済同時発注』機能を利用できます。

ワンクリックで簡単に注文と決済を同時に行えるため、トレードのスピードと正確性を向上させることができます。
その際に、利益を確定する「利食い」と損失を制限する「損切り」の値幅をカスタマイズできる点も利点です。
DMM CFD PLUS
PC向けの取引ツールで、DMM CFD STANDARDの性能を引き継ぎつつ、トレード環境を改善するための直感的な操作性と豊富な機能を備えています。
取引画面のレイアウトを自分好みに変更し、最大5種類まで保存することができます。
これにより、自身の取引スタイルや好みに合わせて取引画面をカスタマイズし、快適にトレードを行えます。

また、取引画面上で選択した機能をポップアウトできる特徴があります。
必要な機能だけをデスクトップ上に表示させることで、取引のタイミングを見逃さず効率的な取引ができます。

さらに、経済指標やニュースの検索、メール通知設定、入出金の履歴確認など、トレードに関連する様々な機能が利用できます。
メール通知では特定のレートに達した際に通知を受け取ることも可能です。
プレミアチャート
PC向けの取引ツールで、高度なチャート分析に特化しています。
約30種類のテクニカル指標や多彩な描画ツールを搭載しており、複数のチャートを同時に表示することも可能です。
| トレンド系テクニカル指標 |
|---|
| 移動平均線 |
| 回帰トレンド |
| 一目均衡表 |
| ボリンジャーバンド |
| HLバンド |
| 指数平滑移動平均線 |
| エンベロープ |
| 加重移動平均線 |
| 線形回帰分析 |
| GMMA |
| ピボット |
| フィボナッチピボット |
| スパンモデル |
| スーパーボリンジャー |
| パラボリック |
| オシレータ系テクニカル指標 |
|---|
| モメンタム |
| RSI |
| 移動平均乖離率 |
| MACD |
| RCI |
| ストキャスティックス |
| ATR |
| CCI |
| ウイリアムズ%R |
| DMI |
| Aroon-Indicator |
| Aroon-Oscillator |
| ROC |
| RVI |
これらのテクニカル指標を利用することで、トレンドや相場の変動を分析し、取引のタイミングや方向性を判断することができます。
ココがすごい!DMM CFDのチャート機能

比較チャート機能を利用すると、FXやCFDの銘柄を重ねて表示することができます。
この機能を活用することで、異なる銘柄の値動きの関連性や相関関係を視覚的に分析することができます。
例えば、日経225とドル円の値動きが連動しているという関係性を見つけることができれば、一方の値動きを先取りして他方の値動きを予測することができるかもしれません。
このような相関関係を把握することで、トレードの戦略立案やエントリーポイントの特定に役立つ情報を得ることができます。
スマホアプリ DMM CFD
モバイル向けの取引ツールで、スマートフォンやタブレットで利用することができます。
モバイル環境に最適化された操作性と使いやすさがあり、いつでもどこでも取引が可能です。
DMM CFDのスプレッド
下記のテーブルに銘柄ごとのスプレッドの一例を表示します。
なお、DMM CFDのスプレッドは以前まで『固定性』でしたが、現在はすべての銘柄で『変動性』になっています。
市場の状況や取引時間、経済指標の発表など、さまざまな要素によってスプレッドは変動する可能性があります。
特に主要国の祝日や取引時間の終了前後、重要な経済指標の発表時などは、市場の流動性が低下し、スプレッドが拡大する傾向があります。
| 銘柄 | Bid | Ask | スプレッド |
|---|---|---|---|
| 日本225 | 31,876.5 | 31,883.5 | 7.0 |
| 米国NYダウ30 | 33,691.5 | 33,696.5 | 5.0 |
| 米国ナスダック100 | 14,322.7 | 14,324.7 | 2.0 |
| 米国S&P500 | 4,273.1 | 4,273.6 | 0.5 |
| 中国A50 | 12,353 | 12,361 | 8 |
| イギリス100 | 7,640.2 | 7,643.2 | 3.0 |
| ドイツ40 | 15,959.6 | 15,966.4 | 6.8 |
| ユーロ50 | 4,291.3 | 4,293.7 | 2.4 |
| 原油 | 72.415 | 72.454 | 3.9 |
| 金スポット | 1,942.5 | 1,943.7 | 1.2 |
最新情報はDMM公式サイトか取引画面で確認ください。
DMM CFDのスプレッドは他のCFDブローカーと比べても狭いものが多いです。
トレーダーにとって有利なスプレッドを提供しています。
関連記事:CFDのスプレッドとは?パフォーマンスを良くする基礎知識を解説!
DMM CFDの取引単位
DMM CFDでは下記にあるとおり、各銘柄ごとに取引単位が決まっています。
株価指数CFDの取引単位
| 取引銘柄 | 売買単位 |
|---|---|
| 日本225 | 10単位 |
| 米国NYダウ30 | 0.1単位 |
| 米国ナスダック100 | 1単位 |
| 米国S&P500 | 1単位 |
| 中国A50 | 0.1単位 |
| イギリス100 | 0.1単位 |
| ドイツ40 | 0.1単位 |
| ユーロ50 | 0.1単位 |
商品CFDの取引単位
| 取引銘柄 | 売買単位 |
|---|---|
| 原油 | 10単位 (10バレル) |
| 金スポット | 1単位 (1トロイオンス) |
| 銀スポット | 10単位 (10トロイオンス) |
| 天然ガス | 100単位 (100MMBtu) |
| コーン | 1単位 (100ブッシェル) |
| 大豆 | 1単位 (100ブッシェル) |
例えば、USD/JPYを1Lot(10,000ドル)で取引した場合、1円の値動きで1万円の損益が生じます(1円 × 10,000ドル)。 もし5Lot(50,000ドル)で取引した場合、1円の値動きで5万円の損益が生じます(1円 × 50,000ドル)。
- イギリス100を3Lotで取引した場合、1ポイントの値動きで3ポンドの損益が生じます。
- 原油を5Lot(50バレル)で取引した場合、1ドルの値動きで50ドルの損益が生じます。
- 金スポットを10Lot(10トロイオンス)で取引した場合、1ドルの値動きで10ドルの損益が生じます。
上記の例では、Lot(売買単位)と値動きの関係に基づいて損益が計算されます。取引する銘柄やロットの数によって、損益の金額が異なることに注意してください
DMM CFDの必要証拠金の目安
各銘柄によって最低証拠金額が異なります。
下記にある金額は、この記事の最終更新日付近のものであり目安としてご覧下さい。
株価指数CFDの最低証拠金の目安
| 取引銘柄 | 最低証拠金の目安 |
|---|---|
| 日本225 | 約31,500円 |
| 米国NYダウ30 | 約47,000円 |
| 米国ナスダック100 | 約200,000円 |
| 米国S&P500 | 約60,000円 |
| 中国A50 | 約17,000円 |
| イギリス100 | 約13,000円 |
| ドイツ40 | 約24,000円 |
| ユーロ50 | 約6,400円 |
商品CFDの最低証拠金の目安
| 取引銘柄 | 最低証拠金の目安 |
|---|---|
| 原油 | 約5,000円 |
| 金スポット | 約13,000円 |
| 銀スポット | 約1,600円 |
| 天然ガス | 約1,600円 |
| コーン | 約9,000円 |
| 大豆 | 約4,000円 |
最新情報は公式サイトか取引画面をご覧下さい。
DMM CFDの取引時間
銘柄ごとに異なるマーケットの開場時間があり、さらに夏時間と冬時間のどちらが適用されているか考慮する必要があります。
下記に、地域ごとの夏時間・冬時間の適用期間を示します。
| 地域 | 夏時間開始 | 夏時間終了 | 冬時間開始 | 冬時間終了 |
|---|---|---|---|---|
| 米国 | 3月 第2日曜 | 11月 第1日曜 | 11月 第1日曜 | 3月 第2日曜 |
| 欧州 | 3月 最終日曜 | 10月 最終日曜 | 10月 最終日曜 | 3月 最終日曜 |
これらを踏まえて、各銘柄の取引時間を下記に示します。
株価指数CFDの取引時間
| 株価指数CFD | 夏時間 | 冬時間 |
|---|---|---|
| 日本225 | 月~金:9時00分-翌4時50分 | 月~金:9時00分-翌5時50分 |
| 米国NYダウ30 | 月:8時00分-翌5時15分 火~金:7時00分-翌5時15分 | 月:9時00分-翌6時15分 火~金:8時00分-翌6時15分 |
| 米国ナスダック100 | ||
| 米国S&P500 | ||
| 中国A50 | 月~金: 10時00分-17時30分 / 18時10分-翌4時50分 | 月~金: 10時00分-17時30分 / 18時10分-翌4時50分 |
| イギリス100 | 月~金:9時00分-翌4時50分 | 月~金:10時00分-翌5時50分 |
| ドイツ40 | 月~金:9時15分-翌4時50分 | 月~金:9時15分-翌5時50分 |
| ユーロ50 |
商品CFDの取引時間
| 商品CFD | 夏時間 | 冬時間 |
|---|---|---|
| 原油 | 月:8時00分-翌5時50分 火~金:7時00分-翌5時50分 | 月:9時00分-翌6時50分 火~金:8時00分-翌6時50分 |
| 金スポット | ||
| 銀スポット | ||
| 天然ガス | 月:8時00分-翌5時15分 火~金:7時00分-翌5時15分 | 月:9時00分-翌6時15分 火~金:8時00分-翌6時15分 |
| コーン | 月~金: 9時00分-21時45分/22時30分-翌3時15分 | 月~金: 10時00分-22時45分/23時30分-翌4時15分 |
| 大豆 |
DMM CFDユーザーからの口コミ
実際にDMM CFDを使ってトレードしているユーザーからの口コミをネットやSNSで集めました。

DMM CFDのモバイル版アプリを使ってみたけど、FXと操作が似ているから使いやすかった。(2023年1月15日投稿)

これまで色々なCFDのブローカーを使ってきたけど、DMM CFDがPCもアプリも一番使いやすい。(2023年4月3日投稿)

DMM CFDの口座開設完了しました!申し込んで翌日にはトレードできるようになりました。(2023年2月20日投稿)

DMM CFDはチャート機能が拡充されてから、業界で一番使いやすくなったと思う。(2023年3月8日投稿)

DMM CFDで日経225のトレードに挑戦した。何も考えずにトレードしていたけど、スプレッドが広いタイミングだったみたいで思っていたより手数料がかかっていた…。しっかり確認しておけば良かった。(2023年6月5日投稿)

CFDに慣れてくるとDMM CFDの提供している銘柄だけでは物足りなくなってくる。やはり米国債とかもトレードしたい。(2023年1月9日投稿)
DMM CFDの口座開設の方法
DMM CFDの口座開設はパソコンやスマートフォンから簡単にできます。
- STEP 1公式サイトにアクセス
- STEP 2口座の種類を選択する
口座の種類(個人・法人)を選択します。

- STEP 3ユーザー情報を登録する
名前、フリガナ、性別、生年月日、電話番号、メールアドレスを入力します。

- STEP 4住所を入力する
郵便番号、都道府県、市町村、番地、マンション名を入力します。

- STEP 5職業情報を入力する
最初に、職業について最も近いものを選択します。

選択肢によって、追加の情報を提供する必要があります。(会社名や電話番号を入力する必要がありますが、基本的に証券会社が会社に電話をかけることはありません)

- STEP 6財務状況の入力
現在の年収、金融資産、投資可能額を選択します。

- STEP 7投資目的を選択する
最初に、投資の目的に近いものを選択します。
申込の経緯とFX・CFD・株式・信用・先物の投資経験を選択します。

- STEP 8特定取引を行う者の届出にチェックする
日本国内に居住している場合は「はい」を選択します。

すると、確認事項が表示されます。問題なければ「はい」を選択します。

- STEP 9DM受信の可否を選択する
DMM CFDよりキャンペーン情報などのメールを受信するか選択します。

- STEP 10契約締結前交付書面の確認と承諾をする

口座開設にあたり、契約締結前の交付書面と重要事項の確認を行います。
内容に問題が無ければ、チェック(☑)を入れていきます。
完了したら、ページの下にある[確認画面へ]をクリックします。

- STEP 11登録内容の確認をする
ここまでに入力や選択をした情報を登録前に確認します。

問題が無ければ、[申し込む]をクリックします。

- STEP 12仮登録完了
以下のようなメッセージが表示されれば、仮登録が完了しています。

次に、本人確認に進みます。
- STEP 13本人確認書類の提出の準備
スマートフォンの場合は、そのまま本人確認書類のアップロード作業に移ります。
パソコンの場合には、表示されるQRコードをスマートフォンで読み込んで作業をする方法がおすすめです。

その他に、以下のような方法で本人確認書類のアップロードも可能です。
これらの方法はスマートフォン経由に比べると、審査に時間がかかるようです。

- STEP 14本人確認書類の選択をする
提出する本人確認書類を選択します。

- STEP 15本人確認書類の撮影をする
ガイダンスに従って本人確認書類を撮影します。


- STEP 16本人確認書類の提出完了
最後に、送信ボタンを押します。

以下のようなメッセージが表示されれば、本人確認書類の提出は完了です。

審査が通過すれば、ログインIDとパスワードが掲載された資料が郵送されてきます。
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