「株式を買ってみたいけど、エントリーのタイミングが分からない…」
「保有している銘柄の下落が続いている。また損切りのタイミングを逃してしまった…！」
投資の初心者でも上級者でも、このような悩みは付きものです。この問題を解決するアイデアを本書から学びましょう。
あなたは『先物市場のテクニカル分析』を熟読することで、投資の入口と出口の戦略を明確にすることがでるでしょう。
関連記事：「テクニカル分析は意味ない？」そうでもない理由を解説する【基礎編】
『先物市場のテクニカル分析』の概要
「先物市場のテクニカル分析」は、株や先物市場で役立つテクニカル分析（株価の動きを分析する方法）を学べる本です。
ジョン・J・マーフィーが書いたこの本は、初心者から上級者まで幅広い知識を教えてくれます。1990年に出版され、552ページにわたり、市場の動きを読むための色々なテクニックを紹介しています。
投資初心者への役立ち度
もし株や先物取引に興味があるけど、どこから始めたらいいかわからない人にとって、この本はとても役立ちます。
株の動きを読むための基本的な「チャートパターン」や、どうやってトレードするかの「トレンドフォロー型トレーディング」の方法を学ぶことができます。（3分の1が基礎知識で、残りが応用なのでかなり読み応えがあります。）
また、お金の管理方法や、いつ株を買ったり売ったりするかの「入口と出口の戦略」について重点的に学べます。
読んでみた感想
チャートパターンは短期〜中期でのトレンド予想に非常に重要です。世界中のトレーダーが同じチャートを見ながらトレードをするためです。
上昇トレンドに入りやすいフォロースルーや、下落サインのダブルトップなどのチャート形成は非常に意識されます。（これらのトレード用語を知らなくても本書でしっかり学べます）
多くの読者はこの本を「名著」として高く評価しています。
初心者にも理解しやすい部分と専門的な部分がバランスよく書かれており、数十年経ってもまだ役立つ知識がたくさん詰まっています。
投資をただのギャンブルではなく、もっと科学的に考えるための基礎を身につけられる良書です。
まとめ
投資をこれから始めようと思っている人にとって、「先物市場のテクニカル分析」は非常に役立つ本です。株の動きを分析するための基本から応用まで幅広く学べ、投資の決定をする際の参考になります。
本書は非常に分厚く読みごたえがあります。時間があるときに手にとってください。
また、Amazonでやっているセールでは定期的に本書も安くなることがあります。5,000円ほどするお高めの書籍ですので、お得に買われてください。
本書に興味がある読者はCFDトレードにも関心があるかと思います。当サイトには『CFDとは？差金決済取引を理解して投資の幅を広げよう！』という記事もありますのでご利用ください。
