投資で失敗する人の特徴|初心者が気を付けたいこと6選【株式投資】

投資で失敗する人の特徴|初心者が気を付けたいこと6選【それぞれの投資のリスクも解説】基礎知識
悩んでいるすずめのイラスト

投資で失敗したくない初心者の人

「これから投資を始めようと思っています!初心者が気を付けておいた方が良いことありますか?できるだけ損をしたくないので、これだけは絶対ダメ!ってやつを教えて下さいな。」

こういった疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 投資で失敗する人の特徴6選
  • 投資の種類ごとのリスクの大きさを解説

こういった内容が理解できます。

この記事の結論

このような投資方法をしなければ、損する可能性を減らせるということです。

投資で失敗する人の特徴

  • 誤った損失回避の行動をして失敗する
  • 短期投資で資産を増やそうとする
  • 手数料を考えずに投資を始める
  • 投資先を分散せず一点集中する
  • 目的が決めずにとりあえず投資する
  • 損切り利益確定売りのルールが曖昧で失敗

それぞれの特徴については後ほど詳しく解説します。

投資で失敗する初心者の特徴

こんにちは。ほろほろ(@investfrom30)です。

今回はせっかく投資を初めたのに、非効率的な行動をしてしまい途中で退場してしまう投資家の特徴をまとめました。

投資のスタイルは人それぞれですので、この記事が正しいかは断言できません…。
ただし、私は今回ご紹介する方法を知らずに投資を始めて見事100万円以上失いました。

私の経験を交えて記事を書いています。
これから投資を始めるという人には、無駄な行動をしてお金を無くさないで欲しいと割と本気で思っています。

スポンサーリンク

誤った損失回避の行動をして失敗

投資において損失回避の行動は大切です。
場合によっては損切りするなど、資産を守るための『損して得を取る』という考えを持っておくべきです。(損切りルールについては後ほど紹介します。)

失敗の原因

  1. 自信過剰
  2. 楽観的
  3. 集団心理
  4. 損失回避

世の中に存在する失敗の原因のほとんどがこの順番で発生します。
投資では4.損失回避という項目が追加されるんです。

一方で、個人投資家の損失回避の行動は非合理的なものが多いと言われています。
損失回避をすることで、逆に損失を大きくしている可能性があるんです。

チャートで見るとこんなイメージです。

  1. 自信過剰:この株はまだまだ上昇するぞ!
  2. 楽観的:すこし下がったけど、すぐ値上がりするだろう。
  3. 集団心理:売りがどんどん増えてる!みんな手放してるんだ…!
  4. 損失回避:このままだと損が拡大する!今すぐ売り払おう…(損切り)

個人投資家は基本的にこのパターンで失敗します。

なぜか逆の行動をする個人投資家

この文献では投資家の株式と現金の所有割合をグラフ化している箇所があります。
株価(赤線)が上がると現金(青線)の比率が下がり、株価が下がると現金比率が上がることが分かっています。

普段の買い物を思い出して下さい。
値上がりしている時には買い控えしますよね?値下がりしている時には躊躇なく買いませんか?

投資になるとなぜか逆の行動をしてしまうことが投資行動学から分かっているんです。

これは誤った損失回避の行動をしているからです。

短期投資で資産を増やそうとして失敗

「資産を増やしたい」「自由に使えるお金を増やしたい」だから投資する人が多いかと思います。その考え方は問題ありません。

けれど、可能な限り早く達成したいと考えるのは少しリスクがあります。

一方で、短期投資の方が儲かりやすいというのはある意味で正解です。
値上がり益をコンスタントに積み上げることができれば、短期間で資産を増やすことができます。

ただ、短期投資にはデメリットがありまして、短期を目指すほどボラティリティ(値動き)が激しい銘柄や経済情勢が不安定な時期を狙う必要が出てきます。

株式市場の取引の80%くらいは機関投資家というプロ集団が牛耳っていまして、短期投資で資産を増やすことは裏返せば『機関投資家を手のひらで転がし続ける』ことを意味します。
これって結構ハードモードじゃないですか?

また、短期投資は『ゼロサムゲーム』と言われておりまして、誰かの損が誰かの利益になるというシビアな世界です。

資産運用は低空飛行が大切

短期投資が絶対ダメとは言いません。

だた、資産運用を賢くやるコツは低空飛行を続けることです。
無理に飛ぼうとせずに安定している高さで長く飛ぶのポイントです。

そうしていると、たまに上昇気流に乗れたりします。
力を入れなくてもどんどん上昇していく時期があるんです。

乱気流が来たときはバランスを保つことに集中します。
乱気流を利用して上昇しようとすると、多くの場合は墜落します。

手数料を考えずに投資を始めて失敗

投資の初心者が一番最初にできる努力は手数料を減らす努力だと割と本気で思います。

投資の世界では手数料分もプラスαで利益を出さなければダメなんです。
証券会社のため投資家がその分を頑張らないといけないんですね。

この手数料は証券証券によって結構違いがありまして、証券証券の選び方を間違えるといきなりウルトラハードモードでゲームを開始することになります。

『高い手数料×短期投資による取引回数の増加』でトータルリターンが悪くなって、資金切れになる投資の初心者が多いです。

手数料については物凄く大切です。手数料で損をしたくない人株式投資の初心者におすすめ証券会社9選の手数料を比較という記事で自分にあった証券証券を見つけて下さい。

関連記事までは面倒だという人

  • 証券証券はSBI証券で口座開設
  • 投資コースはアクティブプランを選択
  • 一日の約定金額を50万円未満

この条件なら手数料が無料になります

投資先を分散せず一点集中せず失敗

効率的に資産を増やそうとする投資家心理に、特定の銘柄や金融商品に一点投資するというものがあります。たしかに効率は良いんですが、上がれば大儲け・下がれば大損みたいなギャンブル的な要素が加わってしまいます。

分散とは卵の置き場所を考えること

分散投資と聞いてもピンとこないかもしれませんね。そういった人は卵の保管場所をどうするかイメージすると良いですよ。

同じお皿に入れる場合

卵を一枚のお皿で保管するのは取り出しも便利で効率的そうですよね。でもそのお皿を落としてしまうと…お皿の中の卵はすべて割れて台無しになります。

それぞれのお皿で保管する場合

それぞれ別のお皿で保管するのは効率が悪そうです。
ただし、もしも一枚のお皿を落としてしまっても手元に卵が残ります。一度にすべて失うことはありません。

これが分散の考え方です。

お分かりだと思いますが、『卵がお金』で『お皿が金融商品』です。

資産運用をする上で大切なことは継続することです。

簡単に分散する方法

分散投資って難しいそうに見えます。沢山の金融商品に投資するのはお金もたくさん必要そうに見えますが大丈夫です。

個人投資家の分散方法

株式投資ならETFに投資します。

投資信託ならインデックスファンドを購入します。

とりあえずこの考えで投資するだけでOKです。

たくさんの銘柄がパッケージ化された商品を購入するイメージです。
たとえば、日経平均株価に連動するETFとかインデックスファンドに投資すると、間接的に225社の東証一部上場企業に投資することができます。

ETFの仕組み&メリットを解説します【株式投資のリスクを減らそう】

ETFについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

ETF(上場投資信託)の仕組み&メリットとデメリットを解説します

目的が決めずにとりあえず投資して失敗

投資を始めるときには資産運用をする目的を明確にした方が良いです。

目的と聞くと「お金を増やす」みたいな漠然としたイメージになってしまいがちです。
なので、中期目標と長期目標を設定してみてはどうでしょうか。

目標設定の一例

中期目標(例)

  • 毎月の収入の2割を総合指数ETFに株式投資する。
  • 毎月2万の配当収入を得て生活費の足しにする
  • 5年間でETFとREITの株数を1,000株まで積み上げる。

長期目標(例)

  • 子供が大学卒業後は毎月の収入の4割を株式投資する。
  • 40歳までに年間150万円の配当収入を得てサラリーマン収入は減らす
  • 20年間でETFとREITの株数を10,000株まで積み上げる。

目標の内容は何でも大丈夫です。できるだけ数値を入れて具体的な内容にするのがコツです。
ただ、身の丈にあった現実的な目標設定にした方が継続しやすいです。

目標設定をする意味

こんな目標設定をすることに意味を感じない人もいるかもしれません。目標設定についてはマスト(絶対)ではありません。やっているとベターという感じです。

ただ、目標設定すると途中で投資方針がぶれなくなるのがポイントです。

投資をやっていると株価の急落や不景気による下落相場に直面することがあります。
これを予想して回避できるかと言えば、プロの投資家でも難しいとされています。

投資の初心者はこういった株価の急な変化に正しく対応することができません。
自分ではロジカルにやっているつもりでも、初心者のうちは値動きに翻弄されてしまいます。

株価が急落すると「ヤバい!売らなきゃ大損する」と非合理的な短期売買をしてしまいがちです。

資産運用のコツ

投資における資産運用のポイントは株価ではなく株数を積み上げていくことです。出来るだけ配当が安定している株数を増やしていきます。
そこから生まれる配当を再投資することで複利効果を味方につければ、資産は雪だるま方式で増えていくんです。

損切りと利益確定売りのルールが曖昧で失敗

投資をする上では値動きに応じた正しいアクションが必要になります。
たとえば、値上がりした場合の利益確定売りのタイミングや、値下がりしたの損切りルールです。

このようなルールを前もって作成しておくと、投資戦略に一貫性を持たすことができます。

利益確定売りのマイルール(例)

値上がり益を狙いたいなら現在値から5〜10%ずつ上値を狙うような感覚が良いかもしれません。

たとえば、10%ずつ上値を狙うなら10万(開始)→11万円→12万1000円くらいのイメージです。
この時に下値も決めておきます。

利益確定売りルールの目的は利益を最大化することです。
どこで売っても利益が出るようなポジションが取れると、かなり有利な立場から投資ができるようになります。

損切りのマイルール(例)

損切りのルールは取得金額(購入した時の金額)から何%下がったら売る仕組みを作ります。

こちらのイラストを見て下さい。
損切りルールを適応するのは損益分岐点より下にいるときです。

途中で損益分岐点を越えれば、利益確定売りルールを適用します。

損切りルールの目的は損失を最小限にすることです。
特に個別銘柄に投資をする際には、企業が利益を出せなくなるとクズ株となります。その時に売ることもできないほど株価が下がる塩漬け状態を回避するのに有効な手段です。

損切りルールの注意点

このイラストでは分かりやすいように-10%で損切りとしていますが、あまりシビアなパーセンテージを設定すると損切りする回数が増えてしまいます。

いちばん心地よいと思える数値でルールを作成すると良いかもしれません。

スポンサーリンク

投資の種類によるリスクの大きさ

投資には多くの種類があります。
ここでは代表的な投資8種類のリスクについて解説をします。

代表的な投資方法

  • 外貨預金
  • 株式投資
  • 債券投資
  • 投資信託
  • 不動産投資
  • 先物取引
  • FX(外国為替証拠金取引)
  • 仮想通貨

外貨預金

外貨預金は銀行に現金を預けて金利を受け取る方法です。

外貨預金は日本に比べて金利が高いです。
金利が高くなるほど、その国の国内情勢や資金繰りが不安定であることが多く、長く預金することはリスクを上昇させてしまう可能性があります。

為替にも注意

外貨預金は日本の預金に比べれば効率が高いですが、為替変動による元本割れの可能性があります。

株式投資

株式投資は企業が資金を集めるために発行する株を売買する投資です。

株式投資では売却益・配当金・株主優待・議決権を得ることができます。

現金で投資をする現物取引であれば、損失が出たとしても元本までのマイナスとなります。つまり0円で止まります。

証券会社から現金を借りて投資をする信用取引の場合は、失敗すると借金を負うリスクがありますので注意が必要です。

レバレッジ取引に注意

信用取引にはレバレッジ取引というものがあります。手持ちの現金の3倍の投資ができる信用取引です。

短期間で資産を増やせる可能性もありますが、短期間で借金を負う可能性もあります。

レバレッジ取引は『喜びも悲しみも3倍』になる取引です。

初心者にはリスクが大きすぎますので利用は控えましょう。

株式投資を始めようという方は、こちらの記事を参考にしてください。

株式投資の初心者は何から始めるべき?誰でも分かる最初の一歩を解説

債券投資

債券投資は資金を集めるために発行された借用書に投資する方法です。
この借用書は国(政府)や企業が発行します。

債券は一般的に元本保証がされています。保有している限りは価格変動の影響を受けません。
また、定期的に利子収入を得ることもできます。

債務不履行に注意

債券を発行している企業が債務不履行で倒産などすると、借用書はただの紙切れになってしまいます。

そのため、信用度の高い企業の債券はリターンが少ないです。
反対にリターンが高い債券は資金集めに奔走する危険な企業の可能性もあります。

国債は安全

日本やアメリカなどの信用度の高い国の国債は債務不履行に陥る可能性がほぼゼロです。
自国で通貨発行できる国の国債なら限りになく安全と言えます。

ただし、信用度が高いためリターンは低くなります。

投資信託

投資家から集めたお金を資産運用の専門家(ファンドマネージャー)が金融商品に投資して運用する方法です。その成果をそれぞれの投資家に分配する仕組みです。

投資信託では売却益配当から利益を得られることがあります。

投資信託は元本保証がありませんので、最終リターンがマイナスになることもあります。

手数料に注意

ファンドマネージャーに運用を任せるために手数料を支払う必要があります。
手数料が高すぎるとパフォーマンスを悪化させる原因になります。

ポートフォリオの組み換えを頻繁に行うアクティブファンドよりも、インデックスファンドの方がパファーマンスが高いことが過去のデータから分かっています。

投資信託と株式投資のETFの違いが良くわからないという方はこちらの記事を参考にしてください。

投資信託とETFの違いとメリット・デメリットを比較

不動産投資

投資用の物件を購入して賃貸収入や転売による差益を狙う投資です。

そこそこレベルが高いと言われておりまして上級者向けです。
物件や立地などがパフォーマンスを左右するため、かなり目利きが必要です。

初期投資額が他の投資よりも遥かに多くなりますが、毎月安定した家賃収入が得られることが魅力のひとつです。

借り手がいなければ負債

不動産投資はその不動産を利用してくれる人がいなければ収益が発生しません。
収益がない期間もローン返済やランニングコストがかかりますの負債として重くのしかかります。

実物資産ならではの問題

不動産は実物資産を利用するため地震や台風などの自然災害のリスクがあります。
そういった外的な要因意外にも経年劣化していきます。

先物取引

将来の取引の約束をして売買を進める投資方法です。

債券・株式などの金融商品や石油・農作物なの商品(コモディティ)を取引します。

たとえば、100万円分の石油を3ヶ月後に100万円で売却する契約をしたとしましょう。
3ヶ月後に石油が98万円になっていたら2万円の利益、反対に102万円になっていたら2万円の損失というイメージです。

レバレッジに注意

先物取引は基本的にレバレッジをかけて行います。
証拠金(現金)に対して、それ以上の金額で投資ができます。狙えるリターンは大きくなりますが、失敗すれば借金となります。

FX(外国為替証拠金取引)

外国通貨を取引する際に為替の差益を狙う投資です。

取引に必要な手数料が安いことや、24時間いつでも取引できる手軽さが人気です。
FXは儲けも大きいですが、失敗した時の損失が個人では取り返しがつかないほど大きくなる可能性があり注意が必要です。

25倍のレバレッジに注意

証券会社によって異なりますが、FXは最大で25倍のレバレッジをかけて投資することができます。

しっかりとFXの仕組みを理解した上で取引すれば、いきなり借金を負うようなことはありません。
ただし、一発逆転の大勝負に25倍レバレッジを利用するのは人生をかけたギャンブルになります。

仮想通貨

インターネット上で利用できる電子的な通貨です。
代表的なものにビットコインイーサリアムなどがあります。

仮想通貨の投資では価格の変動による差益を狙えます。

為替変動のリスクはありませんが、値動きが激しいことが特徴のひとつです。
そのため短期投資で資産を増やしたい人に人気がある商品と言えます。

仮想通貨はどこかの国が発行している訳ではありません。結果的に誰も価格を保証していません。

実際に仮想通貨の取引所が閉鎖したり、ビットコインを盗まれたという事件も発生しています。

仮想通貨は発展途上の投資です。その種類も爆発的に増加しており玉石混交です。
リスクを見極めながら投資する必要があります。

それではこの辺りで終わります

今回は投資の初心者の方向けに失敗しやすいポイントを総まとめしました。
投資を始めてすぐにパフォーマンスを良くするのは難しいですが、失敗しやすい方向にわざわざ進む必要はありません。

投資の上手なやり方は、リスクを減らすことにあります。
あなたが最も『心地よい』と思える環境で投資をするのが何よりも投資のコツかもしれません。

この記事が初心者の方のお役に立てばうれしい限りです。

関連記事

・そもそも投資の始め方がわからない方向けの記事

株式投資の初心者は何から始めるべき?誰でも分かる最初の一歩を解説

・株式投資を始めるのに必要な資金を知りたい方向けの記事

株式投資の初心者が投資を始めるのに必要な資金【いくらから始める?】

このあたりも参考になると思います。ご興味があればご利用ください。

コメント