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投資で失敗する人の特徴|初心者が気を付けたいこと6選

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投資で失敗する人の特徴|初心者が気を付けたいこと6選【それぞれの投資のリスクも解説】投資
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悩んでいるすずめのイラスト

投資で失敗したくない初心者の人

「これから投資を始めようと思っています!初心者が気を付けておいた方が良いことありますか?できるだけ損をしたくないので、これだけは絶対ダメ!ってやつを教えて下さい!」

こういった疑問にお答えします。

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投資で失敗する初心者の特徴

皆さん、こんにちは。IF30のほろほろ(@investfrom30)です。

アベノミクスと同時期に投資を始めて、初年度からいきなり100万円くらいふっ飛ばしました。

敗因は投資において『失敗しやすいポイント』を抑えていなかったからです。

反対にこの記事でご紹介するポイントを事前に理解して投資をスタートすれば、初心者が陥りやすい失敗ポイントを回避しながら投資できるようになります。

投資は知らないことがあるだけで、損をする厳しい世界です。

そこから10年近く投資の勉強をしてきて、現在では1,000万円(株式800万円、融資200万円)を投資して、年間40万円前後の配当を安定的に得られるようになってきました。

この記事は過去の自分への戒めとして書きました。これから投資をスタートしようとしている人にも、お役に立てるかと思います。

投資で失敗する人の特徴

  • 誤った損失回避の行動をして失敗する
  • 短期投資で資産を増やそうとする
  • 手数料を考えずに投資を始める
  • 投資先を分散せず一点集中する
  • 目的が決めずにとりあえず投資する
  • 損切りと利益確定売りのルールが曖昧で失敗
  • 投資の種類によるリスクを理解していない

それぞれの特徴については後ほど詳しく解説します。

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誤った損失回避の行動をして投資に失敗

投資において損失回避の行動は大切です。

しかし、その行動が合理的な判断でされているか客観的に見る必要はあります。

世の中に存在する失敗の原因のほとんどがこの順番で発生します。
投資では『損失回避』という行動が最後に追加されます。

失敗の原因

  1. 自信過剰
  2. 楽観的
  3. 集団心理
  4. 損失回避

一方で、個人投資家の損失回避の行動は非合理的なものが多いと言われています。
損失回避をすることで、逆に損失を大きくしている可能性があるんです。

チャートで見るとこんなイメージ

  1. 自信過剰:この株はまだまだ上昇するぞ!
  2. 楽観的:すこし下がったけど、すぐ値上がりするだろう。
  3. 集団心理:売りがどんどん増えてる!みんな手放してるんだ…!
  4. 損失回避:このままだと損が拡大する!今すぐ売り払おう…(損切り)

個人投資家は基本的にこのパターンで失敗します。

「このパターンに思い当たるところがあるな…」という人は、合理的な判断ではなく、気持ちや雰囲気で投資判断している側面が強いかもしれません。

なぜか逆の行動をする個人投資家

この文献では投資家の株式と現金の所有割合をグラフ化している箇所があります。

株価(赤線)が上がると現金(青線)の比率が下がり、株価が下がると現金比率が上がることが分かっています。

普段の買い物を思い出して下さい。
値上がりしている時には買い控えしますよね?値下がりしている時には躊躇なく買いませんか?

投資になるとなぜか逆の行動をしてしまうことが投資行動学から分かっているんです。

これは間違った損失回避の行動をしているからです。

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短期投資で資産を増やそうとして投資に失敗

「資産を増やしたい」「自由に使えるお金を増やしたい」だから投資する人が多いかと思います。

その考え方は問題ありませんが、可能な限り早く達成したいと考えるのは少しリスクがあります。

一方で、短期投資の方が儲かりやすいというのはある意味で正解です。
値上がり益をコンスタントに積み上げることができれば、短期間で資産を増やすことができます。

短期投資にはデメリットがありまして、短期を目指すほどボラティリティ(値動き)が激しい銘柄や経済情勢が不安定な時期を狙う必要が出てきます。

株式市場の取引の80%くらいは機関投資家というプロ集団による取引です。
短期投資で資産を増やすことは裏返せば『機関投資家に勝ち続ける』ことを意味します。

これって結構ハードモードだと思いませんか?

短期投資は『ゼロサムゲーム』と言われていて、誰かの損が誰かの利益になるというシビアな世界です。

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手数料を考えずに投資を始めて失敗

投資の初心者が一番最初にできる努力は手数料を減らす努力をすることです。
投資によって利益を出すことよりも優先してやった方が良いですよ。

投資で利益を発生させるには、支払った手数料分もプラスで利益を出さなければいけません。
つまり、証券会社へのお布施分も頑張らないといけないわけです。

この手数料は証券証券によって結構違いがあります。
証券証券の選び方を間違えると、いきなりウルトラハードモードで投資を開始することになります。

『高い手数料×短期投資による取引回数の増加』でトータルリターンが悪くなって、資金切れになる初心者が多いです。

手数料についてはかなり大切です。
手数料で損をしたくない人は株式投資の初心者におすすめ証券会社9選の手数料を比較という記事で、投資目的に達成しながら、コストを最小限に抑えてみてください。

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投資先を分散せず一点集中して失敗

効率的に資産を増やそうとする投資家心理に、特定の銘柄や金融商品に一点投資するというものがあります。たしかに効率は良いんですが、上がれば大儲け・下がれば大損みたいなギャンブル要素が加わってしまいます。

分散とは卵の置き場所を考えること

分散投資の説明としてよく使われる『タマゴの置き場所』に例えて解説をしてみます。

同じお皿に入れる場合

卵を一枚のお皿で保管するのは取り出しも便利で効率的そうですよね。
しかし、そのお皿を落としてしまうと…お皿の中の卵はすべて割れて台無しになります。

それぞれのお皿で保管する場合

それぞれ別のお皿で保管するのは効率が悪そうです。
ただし、もしも一枚のお皿を落としてしまっても手元に卵が残ります。
一度にすべて失うことはありません。

これが分散の考え方です。

お分かりだと思いますが、『卵がお金』で『お皿が金融商品』です。

このように投資商品を分散させることで、万が一のときに資産を守ることができます。

簡単に分散する方法

分散投資はすこし難しそうに見えますが、ETFや投資信託を利用すると簡単に投資先を分散させることができます。

個人投資家が簡単に分散投資する方法

  • 株式投資ならETFに投資
  • 投資信託ならインデックスファンドを購入

ETFも投資信託もたくさんの銘柄がパッケージ化された商品を購入するイメージです。
たとえば、日経平均株価に連動するETFとかインデックスファンドに投資すると、間接的に225社の東証一部上場企業に投資することができます。

ETFの仕組み&メリットを解説します【株式投資のリスクを減らそう】

ETFについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

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目的を決めずに投資して失敗

投資を始めるときには資産運用をする目的を明確にした方が良いです。

目的と聞くと「お金を増やす」みたいな漠然としたイメージになってしまいがちです。
なので、中期目標と長期目標を設定してみてはどうでしょうか。

目標設定の一例

中期目標(例)

  • 毎月の収入の2割を総合指数ETFに投資する。
  • 毎月1万の配当収入を得て生活費の足しにする
  • 5年間でETFとREITの株数を1,000株まで積み上げる。

長期目標(例)

  • 子供が大学卒業後は毎月の収入の4割を投資する。
  • 40歳までに年間150万円の配当収入を得てサラリーマン収入は減らす。
  • 20年間でETFとREITの株数を10,000株まで積み上げる。

目標の内容は何でも大丈夫です。
できるだけ数値を入れて具体的な内容にするのがコツです。

ただ、身の丈にあった現実的な目標設定にした方が継続しやすいです。

投資方針をブレさせないために目標設定

目標設定すると途中で投資方針がぶれなくなるのがポイントです。

投資をやっていると株価の急落や、不景気による下落相場に直面することがあります。
これを予想して回避できるかと言えば、プロの投資家でも難しいとされています。

投資の初心者はこういった株価の急な変化に正しく対応することができません。
自分ではロジカルにやっているつもりでも、初心者のうちは値動きに翻弄されてしまいます。

株価が急落すると「ヤバい!売らなきゃ大損する」と非合理的な短期売買をしてしまいがちです。

資産運用のコツ

投資における資産運用のポイントは株価ではなく株数を積み上げていくことです。
出来るだけ配当が安定している株数を増やしていきます。

そこから生まれる配当を再投資することで複利効果を味方につければ、資産は雪だるま方式で増えていくんです。

資産運用における複利効果のイメージ
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損切りと利益確定売りのルールが曖昧で投資に失敗

投資をする上では値動きに応じた、正しいアクションが必要になります。
たとえば、値上がりした場合の利益確定売りのタイミングや、値下がりしたの損切りルールです。

このようなルールを前もって考えておくと、投資戦略に一貫性を持たすことができます。

利益確定売りのマイルール(例)

値上がり益を狙いたいなら、現在値から5〜10%ずつ上値を狙うような感覚が良いかもしれません。

たとえば、10%ずつ上値を狙うなら10万(開始)→11万円→12万1000円くらいのイメージです。
この時に下値も決めておきます。

利益確定売りルールの目的は利益を最大化することです。
どこで売っても利益が出るようなポジションが取れると、かなり有利な立場から投資ができるようになります。

損切りのマイルール(例)

損切りのルールは取得金額(購入した時の金額)から何%下がったら売る仕組みを作ります。

こちらのイラストを見て下さい。
損切りルールを適応するのは損益分岐点より下にあるときです。

途中で損益分岐点を越えれば、利益確定売りルールを適用します。

損切りルールの目的は損失を最小限にすることです。
特に個別銘柄に投資をする際には、企業が利益を出せなくなるとクズ株となります。
その時に売ることもできないほど株価が下がり、塩漬け状態になることを回避するのに有効な手段です。

損切りルールの注意点

このイラストでは分かりやすいように-10%で損切りとしていますが、あまりシビアなパーセンテージを設定すると損切りする回数が増えてしまいます。

いちばん心地よいと思える数値でルールを作成するようにしてください。

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投資の種類によるリスクを理解せず失敗

投資には多くの種類があります。
ここでは代表的な投資8種類のリスクについて解説をします。

  • 外貨預金
  • 株式投資
  • 債券投資
  • 投資信託
  • 不動産投資
  • 先物取引
  • FX(外国為替証拠金取引)
  • 仮想通貨

外貨預金

外貨預金は銀行に現金を預けて金利を受け取る方法です。

外貨預金は日本に比べて金利が高いですが、為替リスクとカントリー・リスクの影響を受けます。

このうち、カントリー・リスクとは紛争や貿易摩擦などで国勢が不安定になる要因であり、そういったリスクが常態化している国の金利は高いことが多いです。

外貨預金をするときは、お金を預ける国の信用度を確認するべきであり、

株式投資

株式投資は企業が資金を集めるために発行する株を売買する投資です。

株式投資では売却益・配当金・株主優待・議決権を得ることができます。

現金で投資をする現物取引であれば、損失が出たとしても元本までのマイナスとなります。つまり0円で止まります。

証券会社から現金を借りて投資をする信用取引の場合は、失敗すると借金を負うリスクがありますので注意が必要です。

レバレッジ取引に注意

信用取引にはレバレッジ取引というものがあります。手持ちの現金の3倍の投資ができる信用取引です。

短期間で資産を増やせる可能性もありますが、短期間で借金を負う可能性もあります。

レバレッジ取引は『喜びも悲しみも3倍』になる取引です。

初心者にはリスクが大きすぎますので利用は控えましょう。

株式投資を始めようという方は、こちらの記事を参考にしてください。

株式投資の初心者は何から始めるべき?誰でも分かる最初の一歩を解説

債券投資

債券投資は資金を集めるために発行された借用書に投資する方法です。
この借用書は国(政府)や企業が発行します。

債券は一般的に元本保証がされています。保有している限りは価格変動の影響を受けません。
また、定期的に利子収入を得ることもできます。

債務不履行に注意

債券を発行している企業が債務不履行で倒産などすると、借用書はただの紙切れになってしまいます。

そのため、信用度の高い企業の債券はリターンが少ないです。
反対にリターンが高い債券は資金集めに奔走する危険な企業の可能性もあります。

国債は安全

日本やアメリカなどの信用度の高い国の国債は債務不履行に陥る可能性がほぼゼロです。
自国で通貨発行できる国の国債なら限りになく安全と言えます。

ただし、信用度が高いためリターンは低くなります。

投資信託

投資家から集めたお金を資産運用の専門家(ファンドマネージャー)が金融商品に投資して運用する方法です。その成果をそれぞれの投資家に分配する仕組みです。

投資信託では売却益配当から利益を得られることがあります。

投資信託は元本保証がありませんので、最終リターンがマイナスになることもあります。

手数料に注意

ファンドマネージャーに運用を任せるために手数料を支払う必要があります。
手数料が高すぎるとパフォーマンスを悪化させる原因になります。

ポートフォリオの組み換えを頻繁に行うアクティブファンドよりも、インデックスファンドの方がパファーマンスが高いことが過去のデータから分かっています。

投資信託と株式投資のETFの違いが良くわからないという方はこちらの記事を参考にしてください。

投資信託とETFの違いとメリット・デメリットを比較

不動産投資

投資用の物件を購入して賃貸収入や転売による差益を狙う投資です。

そこそこレベルが高いと言われておりまして上級者向けです。
物件や立地などがパフォーマンスを左右するため、かなり目利きが必要です。

初期投資額が他の投資よりも遥かに多くなりますが、毎月安定した家賃収入が得られることが魅力のひとつです。

借り手がいなければ負債

不動産投資はその不動産を利用してくれる人がいなければ収益が発生しません。
収益がない期間もローン返済やランニングコストがかかりますの負債として重くのしかかります。

実物資産ならではの問題

不動産は実物資産を利用するため地震や台風などの自然災害のリスクがあります。
そういった外的な要因意外にも経年劣化していきます。

先物取引

将来の取引の約束をして売買を進める投資方法です。

債券・株式などの金融商品や石油・農作物なの商品(コモディティ)を取引します。

たとえば、100万円分の石油を3ヶ月後に100万円で売却する契約をしたとしましょう。
3ヶ月後に石油が98万円になっていたら2万円の利益、反対に102万円になっていたら2万円の損失というイメージです。

レバレッジに注意

先物取引は基本的にレバレッジをかけて行います。
証拠金(現金)に対して、それ以上の金額で投資ができます。狙えるリターンは大きくなりますが、失敗すれば借金となります。

FX(外国為替証拠金取引)

外国通貨を取引する際に為替の差益を狙う投資です。

取引に必要な手数料が安いことや、24時間いつでも取引できる手軽さが人気です。
FXは儲けも大きいですが、失敗した時の損失が個人では取り返しがつかないほど大きくなる可能性があり注意が必要です。

25倍のレバレッジに注意

証券会社によって異なりますが、FXは最大で25倍のレバレッジをかけて投資することができます。

しっかりとFXの仕組みを理解した上で取引すれば、いきなり借金を負うようなことはありません。
ただし、一発逆転の大勝負に25倍レバレッジを利用するのは人生をかけたギャンブルになります。

仮想通貨

インターネット上で利用できる電子的な通貨です。
代表的なものにビットコインイーサリアムなどがあります。

仮想通貨の投資では価格の変動による差益を狙えます。

為替変動のリスクはありませんが、値動きが激しいことが特徴のひとつです。
そのため短期投資で資産を増やしたい人に人気がある商品と言えます。

仮想通貨はどこかの国が発行している訳ではありません。結果的に誰も価格を保証していません。

実際に仮想通貨の取引所が閉鎖したり、ビットコインを盗まれたという事件も発生しています。

仮想通貨は発展途上の投資です。その種類も爆発的に増加しており玉石混交です。
リスクを見極めながら投資する必要があります。

それではこの辺りで終わります

今回は投資の初心者の方向けに失敗しやすいポイントを総まとめしました。
投資を始めてすぐにパフォーマンスを良くするのは難しいですが、失敗しやすい方向にわざわざ進む必要はありません。

投資の上手なやり方は、リスクを減らすことにあります。
あなたが最も『心地よい』と思える環境で投資をするのが何よりも投資のコツかもしれません。

この記事が初心者の方のお役に立てばうれしい限りです。

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