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SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF)に投資する理由【お得な買い方も解説します】

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SPYDが高配当銘柄の投資初心者に(ある程度)おすすめな理由投資
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悩んでいるカラスの子

SPYDに投資しようか悩んでいる人

「米国株式に投資するならSPYDが高配当でおすすめだと聞きました。SPYDは初心者にもおすすめですか?どういったメリットがあるのか簡単に教えて下さいな。」

こういった疑問にお答えしていきます。

この記事の内容

  • 高配当ETFへの投資初心者にSPYDがおすすめな理由
  • SPYDのメリット
  • SPYDに投資する際の注意点
  • SPYDに投資する手数料を減らす方法
  • SPYDのかしこい買い方

この記事の結論

SPYDは株価が安い。経費率も安い。高配当銘柄のリバランスや銘柄の入れ替えの手間が省ける。初心者の人でも高配当銘柄への投資を始めやすいETFです。

この記事の信頼性

この記事を書いている私はSPYDに投資をしています。
そして定期的に購入して株数を積み上げています。結果的に毎年数万円の配当金を得ることができています。

SPYDは他の高配当銘柄の中でも少し癖があるETFです。しかし、株価が安いので「お試し」で高配当ETFに投資をすることもできます。株価が安い時期に投資すれば、パフォーマンスもそこそこ良いです。

保有しているSPYDの一部

SPYDの基本情報についてはこちらをご利用下さい。

» SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF)の投資情報【米国株・株式投資】

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SPYDに投資する理由【買い方も解説します】

SPYDは初心者にも向いている

高利回りを実現しようと考えるとき、こういった疑問を持つのではないでしょうか。

高利回りを求めると出てくる疑問
  • 銘柄選定をどうすれば良いか
  • 運用中のリバランスをどうするか
  • ベストパフォーマンスを維持するにはどうしたら良いか

こういった問題をある程度、解決してくれるのがETFというパッケージ商品です。

SPYDはS&P500の中から高利回りの80社で構成されたETFです。
ETFは一般的に母数が多くなると利回りが低下すると言われています。日本の平均年収がめちゃくちゃ低く見えてしまう現象と同じです。それがETFでも起こってしまいがちなんです。

SPYDはETFであるのに関わらず、利回りが4~6%くらいあります。ETFのメリットを取り入れながら、高配当も目指せるのでオススメできるんです。

どうして高配当なのか

これは80社という小規模な銘柄数に絞っているからです。
そのため分散投資を犠牲にしているとも言えます。この点は本記事のデメリットの項目で解説します。

「そもそもETFって何?」という場合はこちらの記事をどうぞ。

» 長期的な下落相場を乗り切るためのETF投資について、もう一度理解を深めよう

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SPYDのメリット

メリット

先ほど少し触れましたがSPYDも立派なETFです。
難しく考えなくても、投資初心者が直面しやすい問題を解決してくれます。

SPYDを構成しているS&P500の80社はアメリカのスーパー企業ばかりです。そもそもS&P500は米国大企業で構成された指数であるため、分散効果は低いですが安心感は割とあると思われます。

SPYDの良さそうなところ

  • 管理の手間とコストが減る
  • 株価が安い
  • 配当利回りが高い
  • 銘柄の分散投資につながる
  • 時間的な分散投資につながる
  • 経費率が低い

高配当のSPYDをおすすめする理由はこちらの6点です。

管理の手間とコストが減る

ポートフォリオの管理はステートストリート社がすべてやってくれます。

自分でポートフォリオの管理をすると想像してみて下さい。
高利回りで無くなった銘柄を売って、別の銘柄に入れ替えるという作業が必要です。そして、売買のたびに税金や手数料を払う羽目になります。

そんなことが不要なSPYDへの投資は手軽だと言えます。これだけでも大きな恩恵を受けられます。

株価が安い

高配当銘柄に投資を始めるとき、株価が高過ぎて予算通りうまく行かないことがあります。

SPYDは1株2,000〜3,000円前後で投資をすることができます。つまり、お金に余裕が出た時に細かく投資できます。

投資の練習にもちょうど良い

また、投資すること自体が初めての方は株価の動きが気になるはずです。

株価の値動きは銘柄の特徴があったりします。まずは小額から投資してみてSPYDの値動きを観察するのも良いかもしれません。

配当利回りが高い

SPYDとS&P500の配当利回り(年率)の推移を見て下さい。

常にSPYDが優っていることが分かります。

SPYDとS&P500の配当利回り(年率)

定期的なリバランスによって、S&P500に属する高利回り銘柄の上位80社が入れ替わります。

結果的に上昇相場でも下落相場でも、比較的高い配当利回りを狙えるという訳です。

個別銘柄に投資していると、配当利回りは景気によって浮き沈みがあります。
どんな時にでも安定して高配当を得られる仕組みは長期投資をする上で心強いです。

銘柄の分散投資につながる

こちらは重複になります。

SPYDはS&P500の配当利回り銘柄80社でポートフォリオを構成します。つまり、1株に投資すると間接的に80社へ投資したことになります。

この内の1社が配当を実施しない『無配』となっても、残りの79社でフォローすることができる仕組みになっています。

SPYDが無配になる可能性は極めて低いと考えられます。
これが高配当ETFを資産管理に取り入れるべき理由でもあります。

ETFと個別銘柄の減配と無配の影響

時間的な分散投資につながる

冒頭お伝えしたとおり、SPYDは株価が安いです。
その特徴を時間的な分散に活かすことで、より安全に投資ができます。

SPYDなら多くの人が無理なく積み立てていけます。
時間をかけて、平均取得単価を均(なら)していく、ドルコスト平均法の原理が働きます。

株価が高い銘柄ですと、積み立て購入する間隔が開きがちになります。

経費率が低い

SPYDの経費率は年率0.07%となっています。これはかなり良心的な設定です。

長期投資を行うにあたって、経費率は無視できない存在です。経費率が0.1%違うだけでも、最終リターンに大きな違いがでます。

リバランスや銘柄の入れ替えなど、個人で対応が難しい作業を100万円の投資なら年間経った700円でお願いできます。そう考えると、SPYDはかなりお得なETFと言えます。

SPYDは上場した2015年から一貫して同じ経費率です。

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注意したいこと

市場平均に勝てるかはその時次第

投資ブログ界隈には、SPYDは市場平均を上回ることを期待できると説明するものがあります。これはSPYDの良いところしか見ていません。

配当利回りのリターンだけで見ると、たしかに正しいです。

しかし、SPYDは2015年に上場した若いETFですので、まだよく分からないこともあります。

今回のコロナショックで、SPYDはS&P500よりも大幅な下落率となりました。
他の高配当ETF中でも最大値です。最終リターンを考えると、市場平均に必ず勝てるかやや疑問が残ります。

はっきりとした理由はわかりませんが、高利回りの80銘柄がより売られたということです。

経済失速による減配リスクが浮き彫りになり、SPYDの投資家が一気に手放したとも言えます。

そのため、SPYDを買えば市場平均に勝てると安易に考えるのは危険です。

SPYDは資産運用にかなり活用できるETFです。ただSPYDに全力投資みたいな戦略はギャンブルになりやすいです。

まだ実績が伴っていないことを理解しながら、しっかり配当を稼ぎましょう。

SPYDとS&P500のコロナウイルスによる下落率
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SPYDに投資する手数料を減らす方法

せっかくSPYDに投資するなら手数料を減らすことにもチャレンジしてみませんか?

SPYDは米国株なので、普通に売買してしまうと手数料が高めですよ。

今のところ最も効率的なSPYDへの投資方法はこちらです。

SPYDの手数料を減らす

  • SBI証券にNISA口座を開設
  • NISA枠内で取引する

この2ステップだけです。
それだけで500円くらいかかる手数料を無料にできます。

※売却時には海外株式の手数料がかかります。

まだ口座開設をされていなければ検討してみて下さい。

初心者の方でしたら最初にできる努力が『手数料を減らす努力』だと割と本気で思います。

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SPYDのお得な買い方

ここからはSPYDのお得な買い方を知りたい方向けです。

SPYDを購入する前に

  • SBI証券に口座開設
  • 同時にSBI証券でNISA口座も申し込み

こちらの条件が必要になりますので、ご了承お願いします。すでに各種申込みが完了していることを前提に解説をします。

SBI証券の口座開設・NISA口座申込み方法が分からない人は「SBI証券に口座を開設する流れ|株式投資の始め方」の記事をどうぞ。

Step1:ログイン

SBI証券にログインしたら右側の外国株式[開設]をクリックしましょう。

Step:2 海外株式の口座開設・取引の流れ

外国株式口座を開設するまでの流れを確認します。その後に[今すぐ外国株式口座開設]をクリックします。

Step:3 開始手続き

あなたがアメリカ国籍でないか確認します。問題なければ[同意して次へ]をクリックします。

Step:4 各種書面の確認

同意が必要な書面が3つ出てきます。内容に問題がなければ[同意して次へ]をそれぞれクリックします。

Step5: 開始手続きの申し込み完了

外貨を持っていなくても[今すぐ為替取引画面へ]で投資可能です。

これで申込完了です。

外国株式を取引するのに外貨円貨のどちらを利用するか選べます。住信SBIネット銀行に外貨預金をされている人は外貨で直接投資ができます。

どちらが良いかと言えば、どちらでも大丈夫です。

外貨を持っていなくても円預金があれば、その時の為替で投資できます。
(外貨に交換する手数料が少しかかりますが無視しても良いレベルかと思います。)

Step6: 外国株式の口座開設ができているか確認

SBI証券のホーム画面に戻ってみましょう。外国株式の口座が開設されていれば、外国株式[取引]に変わっているはずです。[取引]をクリックします。

Step7: 外国株式の取引画面

こちらが外国株式の取引画面です。画面の上部に[銘柄 or ティッカー]の検索バーがあります。

Step8: 銘柄を検索

今回はSPYDに投資するのでティッカーを画像のように入力します。
右の[検索]をクリックします。

Step9: 個別銘柄の画面

個別銘柄の取引画面はこんな感じになっています。ここで様々な情報を得ることができます。

投資を行うには赤枠内の買付売却定期から取引内容を選びます。
今回は[買付]をクリックします。

Step10: 注文入力(買付)

これが最後のステップです。

株数:注文する株式の枚数を入力
株価:指値は希望金額を入力します。成行は現在値前後で約定します。
期間:注文の有効期限を設定します。
預り区分:NISA預りにすることで買付手数料が無料になります。
決済方法:外貨預金があれば→外貨決算/なければ→円貨決済

取引パスワードを入力して[注文確認画面へ]をクリックします。

▶次の確認画面で[注文]を確定すれば完了です。

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まとめ

ここまで、SPYDをおすすめする理由を解説してきました。

SPYDは資産運用に有効活用できる優れたETFだと思います。
株式投資で資産形成をしていきたい人なら、ポートフォリオに加えておきたい銘柄のひとつです。

ただし、記事の途中でも書きましたがSPYDは未熟な部分がたくさんあります。SPYDに全力投資するのはおすすめしません。

投資の世界には正しい答えが存在しません。得られるリターンについても、将来にならないとはっきりしたことが分からない部分があります。そういった不透明な部分がSPYDにも存在します。

私はこれからも積立てていきます。

投資家ができる最適な行動は、ETFというパッケージ商品を利用してリスクをできるだけ減らすことです。

私は投資を初めて8年目になります。本を読んだり、セミナーに出たりして個別銘柄の解析方法なども学びましたが8年経っても思うようにいきません。やはり株価はランダムウォークです。正直、個別銘柄への投資は諦めました。ここ最近の投資対象は専らETFです。

SPYDは高配当ETFの中で、最も気軽に投資できる銘柄の一つです。今後も可処分所得の何割かをSPYDに投資していきます。