【一歩先を行く】高校生が投資する方法 【投資家デビュー】

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高校生でも投資できる? おすすめのやり方を紹介! 投資
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投資に興味がある高校生

「投資や資産運用ってなんだか大人がやるイメージ!高校生のボクでも株の取引とかしても良いのかな?高校生が投資する時の注意点があったら教えて欲しいな〜♪」

こういった若者の疑問にお答えします!

結論高校生でも余裕で投資ができます!

注意点もありますので、高校生の皆さんが安全に投資できるよう解説をしていきます。

この記事の内容

  • そもそも投資や資産運用とは?
  • 高校生でも投資家になれる!
  • 高校生でも投資するべき理由
  • 高校生が投資する時に注意するべきこと
  • 高校生の投資におすすめの金融商品
  • 高校生が投資する時のコツ
  • 未成年口座を開設する方法
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高校生でも投資できる? おすすめのやり方を紹介

高校生で投資を検討しているなら金融リテラシーが非常に高いと思います。
投資に興味を持った理由は何であれ非常に少数派です。

そんな稀有な存在の高校生が投資家デビューするための記事を作成しました。

この記事は少し長めですが、高校生投資家になるために必要な情報を網羅的に理解できるかと思います。

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そもそも投資や資産運用とは?

投資に興味を持っている高校生は、まだまだ投資の知識が少ないかもしれません。

そして、投資と資産運用を同じ意味合いで考えているかもしれませんが、この2つのキーワードは微妙にニュアンスが異なります。

資産運用とは?

資産運用は文字通り「資産」を「運用」することです。

資産とは保有している現金や土地など金銭的な価値があるモノを指します。
それらの資産を利用してお金を増やすことを意味しています。

資産運用は長い時間をかけて、安定的にお金を増やしていくイメージがあります。

投資とは?

一方で投資は「資産」を「投じる」ということです。

株式や不動産などのリスクのある金融商品に財を投じて、積極的に値上がりを狙うイメージです。

投資は資産運用よりリスクが高いという考え方が一般的です。

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高校生でも投資家になれる!

「高校生でも投資家になれるの?」と心配している高校生もいるかと思いますが、余裕で投資家デビューできますので安心して下さい。

高校生でも余裕で投資家になれますが、そもそも日本の若者はどれくらい投資をしているのか気になりませんか?

まずは同世代の投資状況から理解していきましょう。

〈参考〉20代の投資割合

高校生の投資状況を示すデータは存在しませんので、参考になると思われる20代の株式の保有状況を見てみます。

日本証券業協会の全国調査によると20代の株式の保有割合は3.1%〜7.4%です。

多いのか少ないのか何とも言えませんが、5年前に行われた同じ調査では20代の株式保有率は1%前後でした。
ここ数年で4%も上昇していることになります。

株式を保有している男性の割合

  • 20〜24歳:3.1%
  • 25〜29歳:7.4%
出典:日本証券業協会(証券投資関する全国調査平成30年より作成)
出典:日本証券業協会(証券投資関する全国調査平成30年より作成)

株式を保有している女性の割合

20代女性は男性に比べると保有割合が下がります。

  • 20〜24歳:0.6%
  • 25〜29歳:1.7%
出典:日本証券業協会(証券投資関する全国調査平成30年より作成)
出典:日本証券業協会(証券投資関する全国調査平成30年より作成)

20代全体では[男性:10.5% vs 女性:2.3%]ということで、投資の関心度合いは性別に影響するようです。

周りを出し抜くチャンスと考える

これを見て「20代はまだ投資してないから自分もしなくて大丈夫!」と思うと勿体ないです。

この後に紹介しますが、投資や資産運用は若くから始めると圧倒的に有利な立場になれる可能性が高まります。

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高校生でも投資するべき理由

高校生が投資や資産運用を絶対にやるべきとは思いませんが、せっかく興味を持ったのなら投資を始める価値は十分にあります。

高校生が投資をするべき理由は4つです。

  • 投資の勉強になる
  • 失敗してもリカバリーできる
  • 不労所得が得られる
  • 時間を味方にできる

それぞれ解説していきます。

投資の勉強になる

最近では中学や高校で投資や資産運用に関する授業が用意されています。
しかし、受け身の知識は頭に残らないものです。

一方、実際に身銭を切って投資を体験することで、本当に必要な知識や経験を蓄積することができます。

どうして勉強が必要?

今の若者世代で老後に十分な年金を得られると期待している人はいません
政府も個人で資産運用をすることを推奨しています。

しかし、「よし資産運用をやろう!」と思ってすぐに利益を出せるほど投資の世界は甘くないです。

安定した投資や資産運用を行うには、時間をかけて知識と経験を獲得する必要があるんです。

高校生から投資をして実地訓練をしている投資家は控えめにいって怪物です。
本当に投資や資産運用が必要な年齢になるまで、十分な勉強時間が与えられています。

失敗してもリカバリーできる

投資や資産運用を安定化させるためには、自分流の投資スタイルを築き上げることが大切です。

ネット上には「○○投資法」という魔法のようなキーワードが溢れていますが、それで失敗しやすいのは投資家の性格まで包容できていないからです。

自分の投資スタイルは失敗を経験することで、少しずつ養われていきます。
若いから失敗しても時間でカバーできるとも言えます。

例えば、60歳の人がいきなり投資家デビューしてメチャクチャな株式投資をしてお金を失うと、明らかに老後生活にダメージが発生します。控えめに言って再起不能です。

不労所得が得られる

投資で狙うのは「値上がり」だけではありません。

株式投資で企業の株を保有していると、定期的に「配当」を得られることがあります。
これは立派な収入(所得)であり、働かなくても得られる「不労所得」と呼ばれています。

この不労所得をどのように増やしていくかを考えることで、人生の豊かさが大きく変わると割と本気で思います。

高校生の時点で不労所得を意識できるようになると、実労働を減らす生き方を模索していけます。

お金が勝手に振り込まれる

配当金の不労所得はまさに「お金が勝手に振り込まれる」という感覚です。

こちらは当サイト管理人ほろほろ@investfrom30の2020年4月末から6月19日までの配当の入金状況です。(国内株式のみ)
私は25歳から資産運用を初めておりまして、最近では年間20〜30万円の配当金を稼げるようになってきました。

配当金の入金イメージ

時間を味方にできる

お金持ちほど資産運用に有利ですが、時間という観点を忘れてはいけません。

高校生はお金は無いにしても、時間は十分にあるはずです。
その時間を味方にして最大限効率的な資産運用をするべきかと思います。

資産運用のコツは複利効果

たとえば、20歳から50歳まで毎月1万円を利回り3%で積立投資するケースで考えます。
Aさん(緑線)は配当を再投資し続け Bさん(青線)は配当を生活費に浪費します。

この2人の資産運用のパフォーマンスはどうなるでしょうか。

資産の増加

配当をすぐに再投資したAさんの資産は600万円付近にまで増加します。
配当を生活費に充てたBさんの資産は350万円前後です。

2人とも毎月積み立てしたのは同じ1万円です。

グラフを見るとAさんの資産が途中から急上昇していきます。
これはどうしてでしょうか?

複利効果による資産の増加
複利効果による資産の増加

配当金の増加

Aさんの資産の増加スピードが途中から急上昇する理由は配当金です。

配当を再投資した金融商品からも配当が発生する状況を作り出すことで、関数的な上昇カーブを生み出したのです。

複利効果による配当金の増加
複利効果による配当金の増加

これは年数が長くなり、投資資金が増えるほどより急ピッチな上昇となっていきます
つまり高校生から資産運用を始めると、かなり有利な立場に立てる可能性が高いということです。

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高校生が投資する時に注意するべきこと

「高校生の資産運用すごい!」と思って頂けると嬉しいのですが、高校生が投資をする時の注意点があります。

投資は目の前にある不確かな利益に飛びつくと必ず失敗します。
投資する前に失敗の原因を探ってみませんか?

短期投資はしない

投資というと「激しい売り買い」をイメージする高校生もいるかもしれませんが、それは危険な投資の代表例です。

投資行動学の観点からも、短期投資は投資リスクを急激に上昇させることが分かっています。

これは短期投資になるほど値上益を狙った投資をする必要があるため、自ずと変動幅(ボラティリティ)の高い投資商品を選ぶことになるからです。
結果的に、ギャンブル要素が加わった投資になってしまうのです。

ボラティリティーの説明

一方で、投資リスクは運用期間が長くなるほど小さくなるとされています。
時間に余裕がある高校生こそ長期的な投資や資産運用を検討するべきです。

短期投資のデメリットについては「株式投資における短期投資のデメリット 【13個の欠点】」の記事で解説します。

リスクとリターンを考える

投資や資産運用を考えるとき「どれくらいのお金が欲しいか(リターン)」と「どれくらいのお金が無くなっても問題ないか(リスク)」というバランスを考える必要があります。

このリターンとリスクは利用する投資商品によって異なっています。

資産運用のリスクとリターンの種類と位置関係

高校生が投資の勉強を兼ねて知っておくべきことは、ローリスク・ローリターンの投資商品だけでは資産は増えず、ハイリスク・ハイリターンの投資だけでは身を滅ぼす可能性があるということです。

ミドルリスク・ミドルリターンの中から比較的安全で少額から投資できる金融商品を選択すると良いでしょう。

ギャンブルのような投資はNG

若い人はゲーム感覚で仮想通貨やFXといったハイリスク・ハイリターンの投資を好む傾向もあります。

このような投資商品はプロレベルの知識と経験が必要ですし、運要素も含まれていて高校生にはおすすめしません
大げさではなく普通に借金を負う可能性がある投資商品ですので注意して下さい。

ハイリスク・ハイリターンの投資は未成年お断りとしている取引会社が多いですが、海外サイトを経由すれば未成年でも利用できてしまうのが実情です。

インターネットの発達でリスクのある投資商品にもリーチできる以上、それぞれの投資商品のリスクは把握しておくべきです。

いきなりFXはやめておく

投資に興味がある高校生の中にはFXを検討している人もいるかと思います。

FXは為替の差益を狙った投資方法でして、「FX=危険」というイメージを持っている人も多いかと思います。

FXは使い方によって危険な投資

FX自体は危険でありませんが、レバレッジという機能を利用するとリスクが一気に上昇します。

レバレッジはテコの原理と言われていまして、保有資金の最大25倍の取引ができます。

「小さい手元資金で効率よくお金を稼げる」こともありますが、反対に損失が手元資金の25倍になる可能性があります。

FXはロスカットと言われる強制決済のシステムがあります。
利用方法を間違えると、知らない間に損失が発生する可能性があります。

デイトレードなどの超短期のFX取引は「運要素」もありますので、高校生がいきなりFXを始めるのは非常にリスクが高いと思われます。

18歳未満は利用不可

国内のFX取引所では18歳未満の未成年者の口座開設を行っていないようです。

18歳以上の未成年は親の同意が必要

18歳以上の未成年であれば親の同意書を提出することで口座開設できるFX取引所もあるようです。

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高校生の投資におすすめの金融商品

リターンとリスクのバランスを踏まえて、高校生が投資するべき金融商品を提案します。

債券

債券のイメージ
債券のイメージ

債券は投資するお金(元本)が保証されている安全な投資商品です。

国が発行する「国債」、企業が発行する「社債」などいくつか種類があります。
特に経済力のある国が発行する国債はデフォルトのリスクが少ないため安全とされています。

外国国債は注意が必要

米国債は非常に人気ですが注意点もあります。

海外の国債は為替変動リスクがありまして、ドル円の為替レートが急落するとトータルで損をするということもあります。
反対に、為替変動のおかげで予想以上に儲かる場合もありますので、海外債権は少々レベルが高くなります。

債券の使いどころ

債券は満期まで保有していれば、銀行金利よりも高い利子を得ることができます。

大きなリターンは期待できませんが「絶対に失敗できない資金」を資産運用する時に利用すると良いです。

投資信託

ファンドと基準価額の関係性を示す図表
投資信託のイメージ

投資信託は投資の専門家であるファンドマネージャーが資産管理をしてくれます。

銘柄選定・資金管理・銘柄入替(リバランス)など初心者では難しい作業をプロが全てやってくれます。

投資信託の使いどころ

リスクを取った投資を経験するために、投資信託はまず始めに検討するべきかと思います。

投資信託の注意点

投資信託は元本変動型元本確保型の2種類があります。
このうち元本変動型の投資信託を選択すると価格変動により元本割れリスクが生じます。

投資信託で投資のリスクを下げたい人は「投資信託(投信)とは? 基本的な仕組みを解説」をチェックしてみて下さい。

ETF(上場投資信託)

ETFを取引するイメージ
ETFのイメージ

ETF(上場投資信託)は投資信託の派生商品でして、株式市場で取引できる手軽さが人気の金融商品です。

投資信託と同じくファンドマネージャーが管理を行っています。

日経平均株価やTOPIXなどの総合指数の成績を目指すインデックス型」と呼ばれる投資戦略を持つETFがほとんどです。
投資信託と比較すると投資対象が単純であることが多いです。

ETFで分散投資

総合指数に連動するETFは複数の銘柄が入ったパッケージとイメージが似ています。

インデックスファンドのイメージ
ETFはパッケージ商品

日経平均株価に連動するETFなら、日本の大企業225社に間接的な投資ができます。

ETFをより理解したい場合は「ETF(上場投資信託)とは? 【ETFの仕組みを解説】」の記事をどうぞ。

REIT(不動産投資信託)

REIT(不動産投資信託)のイメージ
REITのイメージ

REIT(不動産投資信託)も投資信託の一種でして、投資対象を不動産に限定している金融商品です。

私たちが考える不動産投資はマンションや家屋を保有して投資を行いますが、REITは運営会社を仲介するため、投資家は不動産を保有する必要がありません

そういった手軽さが人気であり、本来の不動産投資を勉強するのにも役立ちます。

高利回りのREITが多い

REITの人気は高い利回りにもあります。

REITは収益の大部分を分配することで税制上の優遇を受けています。
そのためREITは比較的利回りの高い銘柄が多いようです。

分散効果がある

「不動産で分散効果?」と思ってしまいますが、REITであれば分散投資ができます。

各REITが保有している物件(ポートフォリオ)を見てみると、日本全国に点々と複数の物件を保有していることが多いです。

つまり、REITに投資すれば複数の物件に分散投資できるのです。

REITの仕組みや利益の出し方は「不動産投資信託(REIT)に投資するための基礎知識」の記事をどうぞ。

株式

ETF(上場投資信託)やREIT(不動産投資信託)も立派な株式投資ですが、ここでいう株式は個別銘柄への投資を意味しています。
例えば、トヨタ自動車などの企業に対して投資することです。

リスクとリターンの表を見ると、株式はETFやREITに比べるとよりハイリスク・ハイリターンの領域に近づきます。

これは1つの企業(銘柄)に対して投資をすることで、分散効果が減るためです。

ETFで分散投資していれば、C社が急落してもB社の急騰で相殺されることもありますが、一点集中となる個別銘柄は企業の経営状況に大きく影響を受けます。

分散投資と一点集中による価格変動リスク

株式の使いどころ

株式は企業の業績が良ければ大きな利益を狙うことができます。
長期投資の銘柄選定で優良企業を見分ける3つのポイントで解説しているような優良企業に投資することが重要になります。

株式投資の仕組みやルールについては「株式投資とは?株式投資の仕組みと始め方を解説します」の記事をどうぞ。

これらの金融商品が高校生にもおすすめできるかと思います。

投資の種類は全部で18個ほどありますので、他の投資も勉強したい場合は「資産運用の種類とは?初心者も押さえておきたい18種類の投資方法を解説」の記事を参考にして下さい。

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高校生が投資する時のコツ

高校生は資金の制約はありますが、時間を有効活用できるため予想以上に資産運用では有利な立場にいます。

そんな高校生の投資や資産運用をより強固なものにするコツを紹介します。

少額投資を利用する

株式投資は「単元株」という1セット=100株で取引されることが一般的です。

トヨタ自動車は1株6000円前後ですので、投資するのに60万円の資金が必要になります。高校生がこんな高額な資金を用意するのは難しいですね…。

単元未満株

この問題を解決には単元未満株に投資するようにしましょう。

単元未満株は100株中の1株に投資するイメージです。
つまり、先ほどの例なら6000円で投資することができます。

単元株と単元未満株の違いを比較したイメージ

他にも少額投資できるサービスがあるのですが、残念ながら未成年は利用できないことが多いです。

成人するまでは、このような単元未満株を利用すると良いでしょう。
単元未満株を利用できる証券会社はこちらでまとめています。

投資を継続する

資産運用を成功させるシンプルな3つのルールがあります。

簡単に説明すると

  • できるだけ若い時から投資する
  • できるだけ多くの資金で投資する
  • できるだけ長く投資をする

この3つをルールを守ることが成功の近道とされています。

リスクを減らす

資産運用を成功させるポイントはリスクを減らすことです。
自分からリスクを増やさないことが成功する近道とも言えます。

高校生の間にこの感覚を養えると、その後の資産運用において非常に役立つかと思います。
リスクの減らし方については「敗者のゲーム」という本がとても参考になりますので紹介しておきます。

敗者のゲーム〈原著第6版〉 | チャールズ・エリス, 鹿毛 雄二 |本 ...
著者:チャールズ・エリス

「市場に勝とうとすることは無意味である」

「なぜ個人投資家が株式市場で負けるのか?」
それは市場に勝とうと無駄な行動をするから」という投資行動学の観点から資産運用を成功させる方法を紹介しています。

投資家を「敗者」に例えて、敗者ならではの勝ち方を提唱してくれる良書です。

本書では時間を武器にした投資方法を紹介しており、高校生が投資を考える上で非常に参考になる部分が多いかと思い紹介しています。

この本を読むことで「投資で失敗する人の特徴|初心者が気を付けたいこと6選」の記事で紹介している、資産運用でよくある失敗を回避できる投資戦略を実施できるようになります。

文中に出てくる投資の真理をひとつご紹介します。

プロ(勝者)は得点を勝ち取るのに対して、アマ(敗者)はミスによって得点を失う

敗者のゲーム 第一章 運用は「敗者のゲーム」になった より
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未成年口座を開設する方法

投資を始めるには証券会社に専用口座を開設する必要があります。
しかし、高校生は未成年ですので自由に口座開設することができません

一般的にこのような手順で投資を開始することになります。

高校生が投資を始める手順
  • ステップ1
    親の同意

    必要な書類を準備する

  • ステップ2
    口座開設の申込

    証券会社で口座開設を申し込む

それぞれ解説をしていきます。

親の同意

ほとんどの証券会社が未成年口座の開設時に2つの確認書類の提出を求めます。

  • 親の同意書
  • 親権者との続柄の確認書類

同意書」は子供が証券口座を作成することに親が同意することを証明するための書類です。

親権者との続柄の確認書類」は住民票や母子手帳などの親子関係を証明する公的文書の写し(コピー)などを提出します。

親に反対されたら?

投資は危険」だと反対されることもあるかと思います。
この記事で紹介した「高校生でも投資するべき理由」を参考に一度交渉されてみてはいかがでしょうか?

口座開設の申込

必要書類の準備ができたら、証券会社にアクセスして未成年口座を申し込みます。

ネット証券を利用しよう

ネット証券は基本的に手数料が安いです。
そしてサービスも充実しています。

テレビCMなどで宣伝している証券会社は総合証券と呼ばれていまして、電話や窓口でオペレーターの人に質問や相談をできるメリットがあります。
ただし、手数料が割高です。

資産運用において手数料が高いとパフォーマンスが低下するため、ネット証券を利用して手数料を減らす努力をすることをおすすめします。

オススメの証券会社

未成年口座を開設できる代表的なネット証券です。
当サイトでは単元未満株で少額投資ができるSBI証券マネックス証券がおすすめかと考えます。

ネット証券株式ETFREIT投資信託債券単元未満株
SBI証券
マネックス証券
楽天証券
松井証券
GMOクリック

あくまで当サイトの主観で作成したグラフですが、手数料とサービス提供量の位置関係はこんな感じかと思います。

ネット証券の手数料とサービスの位置関係

手数料について理解を深めたい場合には「株式投資におすすめ証券会社9選の手数料を比較」の記事で詳しい解説をしています。

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まとめ

以上が高校生が投資家デビューするために必要な情報です。

必要最低限の情報にしたつもりですが、そこそこ長くなってしまいました。
最後まで読んで下さった人はありがとうございます。

私は25歳という比較的若いときに投資を始めました。
最初は短期投資で無茶苦茶な取引をしてしまい数ヶ月で100万円以上失った経験があります。

失敗の原因はなんと言っても知識が無かったこと、自分からリスクに飛び込んだことです。

これから投資を始めようとする高校生の皆さんが、同じ失敗をしないように意識して必要な情報を記載しました。
わずかでありますが、お役に立てれば幸いです。