【高配当株】三菱HCキャピタルは安心・堅実なおすすめ銘柄!

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こんにちは、ほろほろです。

今回は私が実際に保有している高配当株の三菱HCキャピタル(8593)についてまとめました。

株式投資をしている方の中には、「安定的に配当をもらいながら、将来的には資産も増やしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

そんな方にぴったりなのが、今回ご紹介する三菱HCキャピタルかと思います。

この記事では、企業の特徴、配当利回り、業績の安定性、今後の見通しなどをわかりやすく解説していきます!


総合評価

評価 :4/5。

2025年5月の同社の配当利回り、自己資本比率、株価変動率(3期平均)、時価総額、配当性向、PER(3期平均・業界比)を考慮して算定しています。スコアが0のものは算定不可または業種により算定対象外としています。

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三菱HCキャピタルとは?(リース業界の巨人)

三菱HCキャピタルは、三菱UFJフィナンシャル・グループに属する大手リース会社です。2021年には日立キャピタルと経営統合し、リース業界では国内トップクラスの規模を誇ります。

事業内容は多岐にわたり、以下のように分かれています。

  • リース(設備・車両・航空機など)
  • 不動産(オフィスビル、商業施設など)
  • モビリティ、PFI(公共施設整備への投資)
  • 海外金融(米国・アジア中心)
  • 環境エネルギー(再エネ投資など)

特にここ最近は、航空機リースやコンテナリース事業が好調で、海外でのM&Aも積極的に行っており、成長が期待されています。

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高配当が魅力!配当利回りは4%超え

三菱HCキャピタルが高配当株として注目される理由は、なんといっても安定した配当の高さです。

直近の配当実績と予想を見てみましょう。

年度1株配当配当利回り(目安)
2023年3月期33円約3.3%(当時株価)
2024年3月期37円約3.7%
2025年3月期(予想)40〜42円約4.0〜4.2%
2026年3月期(予想)45〜50円約4.5〜5.0%

現在の株価(2025年5月時点)はおよそ1,000円前後。この水準で年40円以上の配当が期待できるとなると、配当利回りは4%以上という魅力的な数字になります。

銀行預金の利息が0.001%の時代に、年4%を超える利回りは本当にありがたいですね。

※2026年3月期(予想)は『会社四季報』を参考にしたものです。

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配当の「質」も高い!業績がしっかりしている

高配当株と聞くと、「配当が高いのはいいけど、その企業は大丈夫なの?」と不安になる方も多いかと思います。

でも三菱HCキャピタルは、その心配は今のところほとんど不要だと思います。

なぜなら、業績が非常に安定しており、しかも右肩上がりで伸びているからです。

たとえば、以下は過去3年の純利益の推移です。

  • 2022年3月期:994億円
  • 2023年3月期:1,162億円
  • 2024年3月期:1,238億円

さらに、2025年3月期は1,380億円、2026年3月期は1,600億円の見込みと、2年連続で過去最高益を更新する予定です。

もちろん利益が増えれば、配当余力も高まりますし、減配リスクも低くなります。

※2026年3月期(予想)は『会社四季報』を参考にしたものです。

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財務体質も良好で安心感アリ

配当を支えるには、財務の健全性も大事な要素です。

三菱HCキャピタルの自己資本比率は約15%と、リース業界ではまずまずの水準。また、ROEは約8%、PBRは約0.8倍と、効率よく稼いでいる割に割安な株価水準にあることがわかります。

つまり、「まだ株価が安くて、業績と配当が良い」状態。
まさに高配当株の理想形ですね。

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海外展開が加速中!将来の成長余地も大きい

三菱HCキャピタルは、ここ数年で海外展開を一気に強化しています。航空機リースやトラック、コンテナ、貨車といったアセット系の事業を海外で次々と拡大中です。

特に注目したいのは次の点:

  • アジア新興国での需要拡大
  • 米国での航空機・コンテナリースの拡大
  • 脱炭素社会への対応として、環境エネルギー投資も積極化

「安定+成長」という二兎を追える構造が出来上がってきており、長期投資に向いている企業と言えるでしょう。

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今の株価は割安感あり?投資タイミングは

現在の株価は1,000円前後。PERは約10倍、PBRは0.8倍と、数値的には割安水準に見えます。

株価は2025年3月に1,054円まで上昇したあと、4月に一時870円台まで下落。現在はやや持ち直していますが、まだ本格的に上値を追う前の段階かもしれません。

つまり、今は仕込みのチャンスとも言えます。

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投資のリスクも忘れずに

もちろん、どんな株でもリスクはあります。三菱HCキャピタルの場合、以下のようなリスクが考えられます。

  • 金利上昇による資金調達コストの増加
  • 海外M&Aの失敗リスク
  • 為替変動リスク
  • 景気後退によるリース需要の減少

とはいえ、分散された事業ポートフォリオと、堅実な経営をしている三菱HCキャピタルは、こうしたリスクにもある程度対応できる体力があります。

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まとめ:配当狙い&安定成長を両立したい人にピッタリ

高配当株というと、どちらかというと「成熟企業」「成長鈍化」のイメージがあるかもしれませんが、三菱HCキャピタルは成長も見込める高配当株です。

  • 安定した業績
  • 手厚い配当
  • 割安な株価
  • 将来への成長余地

これらをすべて備えた企業はそう多くありません。

長期目線でじっくりと資産を増やしたい方には、ポートフォリオの主力候補としておすすめできる銘柄です。

以上、三菱HCキャピタルのご紹介でした。
気になった方は、ぜひご自身でもIR情報や決算資料を確認してみてくださいね!

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