マネックス証券に口座開設をするときの『申込み』から『完了』までの一連の流れを画像付きで解説していきます。
これから株式投資を始めるなら、マネックス証券は開設しておくべき証券口座の一つです。
その理由を最初にご確認頂いて、納得してから口座開設をして下さい。
最初にお伝えしたいことは『国内ネット証券を使って幅広い米国株に投資したい』『米国株を時間外に取引したい』といった考えをお持ちなら、マネックス証券が役立つます。
マネックス証券に口座開設するメリット
当サイト(IF30)では国内外の幅広い株式銘柄を紹介しています。
世界中の投資チャンスに素早く対応できるよう複数の証券口座を持つことをおすすめしています。その中の一つがマネックス証券です。
マネックス証券のおすすめポイント
- プレ&アフターマーケットに参加できる
- 米国株や中国株の海外銘柄が豊富
- 海外銘柄をいち早く取扱開始してくれる
納得してから口座開設して欲しいと思いますので、それぞれ簡単に解説します。
プレ&アフターマーケットに参加できる
米国株に投資を検討する日本人にとってマーケットの開場時間が大きなハードルになることがあります。
時期 | 開場時間 |
---|---|
通常 | 23時30分〜6時 |
サマータイム (※3月第2日曜日から11月第1日曜日) | 22時30分〜5時 |
このように日本から米国市場に参加するには、夜間か早朝に取引するしかありません。
この問題を解決する方法が『時間外取引』であり、国内の主要な証券会社の中ではマネックス証券だけがサービスを提供しています。
時間外取引は以下のように別れています。
- 開場前:プレ・マーケット
- 閉場後:アフター・マーケット
マネックス証券の時間外取引は以下のようになっています。
マーケット | 時間 |
---|---|
プレ・マーケット | (通常)22時〜23時30分 (サマー)21時〜22時30分 |
アフター・マーケット | (通常)6時〜10時 (サマー)5時〜9時 |
マネックス証券の時間外取引を上手に活用すれば、深夜と早朝に取引する必要がなくなります。普段の生活リズムを崩せない兼業投資家には非常に役立つサービスです。これだけでマネックス証券の口座を持っておく価値があります。
現在のところ、時間外取引では『指値注文』しか利用できず、成行注文や逆指値注文には対応していません。とはいえ、時間外取引の有効性は非常に高いです。
米国株や中国株の海外銘柄が豊富
マネックス証券で利用できる海外株式は米国株と中国株です。
当サイト(IF30)ではIG証券やサクソバンク証券といった、取り扱い銘柄が圧倒的に多い証券会社も紹介していますが初心者向きではありません。
株式投資を始めたばかりで経験がそこまで無いならマネックス証券の取り扱い銘柄で十分対応できると思います。
日本人投資家に人気のSBI証券や楽天証券よりも、マネックス証券なら満足度の高い米国株投資が可能です。
海外銘柄をいち早く取扱開始してくれる
米国株や中国株に投資を検討する人がマネックス証券の口座を持っておくべき理由は、話題の銘柄をいち早く取引できるようにしてくれることです。
海外でホットトピックとして浮上してきた銘柄も、日本の証券会社が取扱をしないと、いつまで経っても投資することはできません。
このあたりは、それぞれの証券会社のスピード感によります。私がこれまで経験してきた感覚では、マネックス証券はSBI証券や楽天証券よりもいち早く対応しています。
ほぼすべての米国株や中国株に対応できる海外証券会社を利用すれば良いんじゃないの?
このような疑問を感じる人もいますが、マネックス証券なら『特定口座』を利用できます。
税金の計算が不要ですし、NISAなどの節税対策も可能になります。
私は海外証券会社から投資することもありますが、税金の計算は正直面倒です。可能なかぎりマネックス証券を通じて米国株や中国株に投資をしたいのが本音のところ。
マネックス証券に口座開設する流れ
米国株や中国株に投資するなら検討するべきマネックス証券の口座開設の流れを紹介します。
2021年3月のマネックス証券のサイトを利用して口座開設をしています。一部、バージョンアップされている可能性もありますのでご了承ください。(やることは大体同じかと思います。)
全部で19ステップありますが、申込みまで5分程度で完了します。
1|公式サイトにログイン
まずはマネックス証券の公式サイトにアクセスします。
口座開設より[オンラインで申込む]をクリックします。
郵送で口座申込をすることもできますが、完了までに1週間以上かかります。スマホを利用できるならオンラインより申込みをしましょう。
今回はオンラインより口座開設を進めていきます。
2|必要書類の確認
マネックス証券の口座開設には以下のいずれかの本人確認書類が必要です。
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 運転免許証 + 通知化
3|手続きの流れを確認
マネックス証券の口座開設には本人確認書類の撮影と本人認証が必要です。
NISA口座を開設する場合は、アカウント作成後に別途の申込みが必要になりますので別の記事で開設します。
内容を確認したら[お申込みフォームへ]をクリック
4|申込み資格対象の確認
こちらの事項に該当するとマネックス証券の口座に申し込みができません。
条件に満たしていることを確認して問題なければ[はい]を選択します。
5|個人情報の取扱の承諾
口座の申し込みに必要な個人情報の取扱について規約を確認します。
問題がなければチェックを付けて[お申込みに進む]をクリックします。
6|メールアドレスの入力
ログインに必要なメールアドレスを入力します。
↓その後すぐにメールが送信されます。
7|メールを確認
登録したメールアドレスに本人登録用のURLが送られてきます。
URLをクリックしましょう。
8|お客様情報の入力
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 郵便番号
- 電話番号(自宅または携帯電話)
それぞれ順番に入力します。
入力したら[次へ(ご本人確認について)]をクリックして進みます。
9|本人確認の実施
ここから本人確認を行っていきます。本人確認書類が必要ですので、手元に準備しておきましょう。
住所変更が反映されていない本人確認書類では不合格になりますので、最新のものを用意する必要があります。
準備できる本人確認書類を選択して[次へ]をクリックしましょう。
10|本人確認書類の提出(アップロード)
まずは撮影方法を確認して入力済の個人情報と間違いがないか照合します。
ここで個人番号(マイナンバー)の提供について同意します。
規約に問題がなければ[次へ(本人確認書類の撮影へ)]をクリックします。
画面が変わると、スマートフォンで撮影するためのQRコードが表示されます。
お持ちのスマホでQRコードを読み取りましょう。
11|本人確認書類の撮影
QRコードを読み取ると撮影画面に移動します。
ガイダンスに従って本人確認書類の撮影を行いましょう。
本人確認書類が光に反射すると再撮影になります。指で本人確認書類の文字が隠れると審査を通りませんので丁寧に撮影したほうが良いです。
撮影した本人確認書類とアプリが読み取った内容に相違がないか確認します。
問題なければチェックを付けて[次へ]をクリックします。
12|本人の撮影
本人確認書類の撮影が終わると次に『本人』の撮影になります。こちらもガイダンスに沿って撮影を行いましょう。
[顔による認証]がスムーズなので、今回はそちらを利用します。
本人撮影が完了したら、口座情報を入力します。そのままスマートフォンでも登録作業ができます。(今回はパソコンに戻って申込みを続けます)
13|口座情報の入力
マネックス証券に入金するための口座情報を入力します。
14|特定口座の開設
マネックス証券では『特定口座』の開設をすることができます。特に理由がなければ特定口座を利用する方が何かと便利ですので[開設する]を選択しましょう。
特定口座を開設するなら[源泉徴収あり・配当金受入あり]を選択するとさらに便利です。税金の計算をマネックス証券がやってくれますので、特段の理由がなければ選択しましょう。
[開設しない]場合は『一般口座』を開設することになります。一般口座では『年間取引報告書』が発行されず、売買損益の計算も自分でやる必要があります。
居住の都道府県を選択
特定口座を開設する場合にはその年の1月1日に居住していた都道府県を選択する必要があります。1月1日に北海道に住んでいて、4月1日に東京に引越していても、この場合は北海道を選択します。
15|他サービスの申込みを選択
株式投資用の口座だけでなく、マネックス証券の他のサービスも選択できます。
必要に応じて選択します。(後からでも申込みできますので、特に必要ではありません)
16|職業情報の入力
現在の職業について入力します。必要事項を記入しましょう。
職業情報の中には『内部者情報』の入力欄もあります。該当する場合は選択して必要事項を記入します。
17|入力内容の確認
ここまで入力した内容に問題がないか確認します。
18|申し込み完了
これにてマネックス証券の口座開設の申し込みは完了です!お疲れ様でした。
19|ログインまでの流れ
申し込みまで完了すると、提供した情報に問題が無いかマネックス証券の方で審査が始まります。これには数日かかりますので、審査完了のメールを待ちましょう。
メールにはログインに必要なIDやパスワードが記載されています。ログインしたら、パスワードを変更しましょう。
後はマイページから入金を行って、いつでも取引できる状態にしておきます。
今回はマネックス証券の口座開設について、ステップごとに解説を行いました。ご覧のように順番に進めていけば問題なく口座開設できます。ご参考になれば幸いです。