ウェルスナビ(WealthNavi)のメリットを徹底解説!【10ヶ月利用して分かりました】

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ウェルスナビ(WealthNavi)のメリットを徹底解説!【10ヶ月利用して分かりました】 投資
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悩んでいるすずめのイラスト

ウェルスナビのメリットが気になる人

「ウェルスナビに興味があり!仕事が忙しいのでAIに任せられれば最高だなと思ってます。とりあえず、今回はウェルスナビのメリットだけ徹底的に教えてもらえませんか?」

こういった疑問を解決します。

この記事の内容

  • そもそもウェルスナビとは?
  • ウェルスナビを利用するべき人
  • メリット①:投資の知識は不要!入金を継続するだけ
  • メリット②:資産運用を成功させるシンプルなルール
  • メリット③:準備資金のハードルは低め(少額投資ができる)
  • メリット④:トータルコストが安くなる可能性がある

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ウェルスナビ(WealthNavi)のメリット

この記事の信頼性

この記事の信頼性を保つために、当サイトIF30の管理人(@investfrom30)が過去に10ヶ月間ウェルスナビを利用した時に実績を記載しておきます。

実際に利用して感じたメリットを解説していきます。

10ヶ月の実績

こちらがウェルスナビを利用してちょうど10ヶ月目の評価画面をキャプチャーしたものです。

ウェルスナビを10ヶ月利用した時の実績(investfrom30)

日本円で考えると2000円ほどの損失ドルで考えると58USDほど利益が発生したことになります。

ウェルスナビ(WealthNavi)は日本円を入金→海外ETFなどに投資というステップを踏むため、「円とドル」の評価損益が発生するわけです。
少しややこしく感じるかもですが、このあたりは使っていると慣れてきます。

私の場合はドル円の為替レートが円高ドル安の方向に動き続けたのでこのような実績になりました。

アグレッシブに投資してみた

グラフの濃い青部分はマイナス評価になっている期間です。
ウェルスナビは投資のリスクを5段階から選択することができまして、私の場合はアグレッシブな投資をできる「許容度5」を設定しました。

ウェルスナビのリスク許容度

価格変動は超マイルド

私がウェルスナビを利用していた時期は米中貿易摩擦の激化・ブレグジット(英国EU離脱)騒動などがありまして、世界中の株価がジェットコースター状態でした。

そういったリスクの高い時期に高いリスク設定でウェルスナビを利用したのですが、私の率直な感想は「めちゃくちゃ安定している」でした。

この時期に個別銘柄に投資していたら、結構な価格変動に巻き込まれていたと思います。
このあたりはトップレベルの分散効果があるウェルスナビならではと感じました。

価格変動に関しては世界的な経済状況に大きく影響を受けるため、大恐慌になればウェルスナビでも太刀打ちできるはずありません。

個人的には価格変動の低さはメリットに感じましたが外的要因が大きいため、本記事ではメリットとしてピックアップしていません。

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そもそもウェルスナビとは?

ウェルスナビ(WealthNavi)はロボ・アドバイザーと呼ばれる人工知能(AI)が代わりに資産運用をしてくれる近未来型の投資サービスです。

ロボットや人工知能と聞くと「難しそう」と思うかもしれませんが、利用前に簡単な6つの質問に答えるだけで、あなたに最適な投資を行ってくれます。

質問内容はとてもシンプルです。

  1. 年齢
  2. 年収
  3. 金融資産
  4. 毎月の積立額
  5. 資産運用の目的
  6. 株価が1ヶ月で20%下落したら?

最後に毎月の「積立金額」と「リスク許容度」を設定すれば、あとはAIが頑張って資産運用してくれます。

ウェルスナビを利用すれば絶対に資産運用が成功するわけではありませんが「世界水準の金融アルゴリズム」を採用して安全性を図っているようです。

後ほどご紹介する「資産運用のシンプルなルール」が元になっているため、資産運用を勉強してきた人ならウェルスナビが比較的安全な投資方法だと分かるはずです。

参考記事

ウェルスナビの基本情報や利益の仕組みなどは「ウェルスナビ(WealthNavi)とは? 」の記事でも解説しています。

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ウェルスナビを利用するべき人

ここでウェルスナビのメリットを最大限に受けられる人の特徴を解説します。

  • 資産運用したいけど忙しい人
  • 資産運用したいけど資金が少ない人
  • AI投資に興味がある人

資産運用したいけど忙しい人

会社員や自営業者の中には「お金は持っているけど忙しすぎて投資まで手が回らない」という人がいるかと思います。

資産運用で安定したパフォーマンスを出すためには投資の知識や経験が必要になりますが、それらを体得するには時間がかかります。

一方で、資産運用で大切なのはお金を休眠させないことです。
お金の休眠期間は「機会損失」に繋がりますので、早めに解消するのがベターです。

多忙を極めている人の場合は、投資と生活のバランスを保つことが難しいこともあるため、ウェルスナビにお願いするのは理にかなっています。

資産運用したいけど資金が少ない人

「将来のことが何だか不安」と思って資産運用に興味を持っても、投資のための資金が少ないという人もいるかと思います。

資金不足の問題はウェルスナビで意外と解決できます。

最初の積立金額は最低10万円と少し頑張らないといけませんが、その後は月1万円の積立投資でOKです。

月1万円が厳しい人は努力を…!

辛口になってしまい心苦しいですが「1万円が工面できない…」という人は少しだけ頑張った方がいいかもしれません。

世の中には「おつり投資」などの超少額投資もありますが、投資額が少なすぎるとリターンもほとんど期待できません。
蓋を開けると「運営会社に手数料を払っていただけだった…」みたいな悲しいことにならないよう、月1万円の積立投資は必要かと思います。

AI投資に興味がある人

人工知能を使用したAI投資は発展途上の新しい投資方法です。

AI投資がどれだけ合理的な投資方法なのか今のところクエッションですが、AI投資の分野に興味がある人は一枚噛んでおいても良いでしょう。

時代の流れとして人工知能はますます幅を広げていきますし、特に金融セクターは業務の大半をAIに切り替える動きがあります。

「感情で判断する人間」v.s「ビッグデータ主義のAI」という新しい構図が投資の世界にもいずれやってくることは間違いありません。

だれか良く分からないファンドマネージャーに任せるよりも、すべてのデータから合理的な判断ができるAIロボットのほうが安心感があったりします。

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メリット①:投資の知識は不要!入金を継続するだけ

ウェルスナビのメリットはなんといっても手軽に資産運用が始められる点です。

投資の知識がなくても入金さえすれば後はAIがすべてやってくれます。
しかも、世界水準の資産運用を実現できてしまいます。

人工知能(AI)がやってくれる主な作業がこちら。

  • AIによる銘柄選定
  • AIによる再投資
  • AIによるリバランス

それぞれ見ていきましょう。

AIによる銘柄選定

投資の初心者にとって最もハードルが高いのは「どの金融商品に投資するか」という銘柄選定かと思います。

ウェルスナビはAIによって以下の金融商品にバランス良く投資してくれます。

  • 海外ETF
  • REIT
  • 債券
  • ゴールド

基本的にETFがメインとなりますが、債権などにも裾野を広げた投資をしてくれるため分散効果が非常に高くなります。

AIによる再投資

ウェルスナビは配当や分配金を自動的に他の金融商品に再投資してくれます。

資産運用においては再投資がとても大切な作業になってくるのですが、実際にやってみるとそこそこハードな作業です。

その理由としては資金管理・銘柄選定・投資タイミングなど思考を巡らせることが多くあるからです。

投資歴10年目のほろほろ(@investfrom30)ですが、頭では理解していても配当をすぐに再投資することを忘れてしまうことが多々あります。
また「今は株価は高すぎるな…」など余計な感情が邪魔することも頻繁です。

ウェルスナビなら無慈悲なまでに機械的な再投資をやってくれますので、休眠資金による機会ロスはほとんど無くなります。

AIによるリバランス

ポートフォリオの銘柄を入れ替えるリバランスですが、一見簡単そうに見えて実際にやってみると作業する手が止まります

「売却のベストタイミングが分からない!」「いま売ると損失が発生する…」などなど未来予測は難しいです。

初心者の投資パフォーマンスが上がらない原因は無駄なリバランスによるものと言われていまして、実はそこそこレベルの高い作業です。

個人の場合はリバランスをするたびに証券会社に手数料を支払う必要があります。
しかも、個人のミクロ的観測によるリバランスであるため合理性は不明確です。

ウェルスナビは同サービスの30万口座から得られるビッグデータを活用していると考えれます。
マクロ視点から合理的な判断でリバランスされるため無駄が省略されます。

しかも、ウェルスナビにおけるリバランスは手数料が発生しません。

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メリット②:資産運用を成功させるシンプルなルール

ウェルスナビの仕組みを紐解くと、資産運用を成功させるシンプルなルールが随所に適用されていることが分かります。

  • 配当を再投資する
  • 資金を分散させる
  • 時間をかけて投資する

配当を再投資する

資産運用には「複利効果」というキーワードがありまして、あのアインシュタインが「複利は人類最大の発見」と言ったくらいすごい効果です。

資産運用や投資をしていると配当を得られることがあります。
この時「わーい!これで飲みに行こう!」と思うのではなく、「別の金融商品に再投資しよう」と考えることが人生を豊かにする方法です。

つまり、配当を別の金融商品に再投資すると、再投資した金融商品からも配当が発生します。

これを継続してやっていると、配当が配当を呼ぶ状態を作り出せるわけです。

資産運用における複利効果のイメージ

ウェルスナビはAIによって配当をすぐさま再投資する戦略を取っています。

資金を分散させる

分散投資は資産の守る対策として有効です。
ただ自力でやろうとすると、お金がたくさん必要なのがネック…

ウェルスナビは世界中の国と金融商品に分散投資を行ってくれます。
それも非常に高いレベルの分散投資を少額からやってくれるのがメリットかと思います。

ウェルスナビ(WealthNavi)の世界的な分散投資のイメージ

時間をかけて投資する

時間をかけて投資するメリットは「時間の分散化」に繋がるからです。

まとめてドカンと投資しても問題はないのですが、評価損益に対する価格変動は大きくなります。

ドルコスト平均法

時間の分散投資はドルコスト平均法という考えに基づいていまして、決まった間隔で金融商品に投資することで達成できます。

ドルコスト平均法(時間の分散投資)

購入する金額がバラバラであっても定期的に積立投資をしていくことで、平均取得単価がその金融商品のパフォーマンスに近づいていきます。

上のイラストでは評価損になっていますが、例えば5000円の時に全ての資金を一括投資していると更に大きい評価損になることが予想できます。

私がウェルスナビを利用していた時期の経済状況はかなり不安定でしたが、損失がほとんど出なかったのは「投資先の分散」と「時間の分散」の恩恵を受けていたからだと思われます。

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メリット③:準備資金のハードルは低め(少額投資ができる)

ウェルスナビが優れているのは投資理論だけでなく、少額から利用できる点もあります

多くの人が準備資金の問題で投資や資産運用を諦めているのですが、ウェルスナビで資金の問題を解決できます。

ウェルスナビで必要な資金

始める時の資金毎月の積立資金
10万円1万円〜

開始時の投資金額として10万円と毎月の積立に最低1万円が必要になります。

安くもないですが高くもない金額かと思います。
投資資金が少額すぎると予想以上にお金が増えません。時間の無駄になってしまう場合もありますので、毎月1万円の投資は頑張りたいところです。

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メリット④:トータルコストが安くなる可能性がある

ウェルスナビの利用手数料はご覧のとおり。

WealthNavi普通会員長期会員
手数料(年率)1%0.9%
消費税10%10%

ウェルスナビの利用期間によっても手数料が異なります。
はじめは「手数料1%+消費税10%」が基本ベースとなります。

手数料は高めに見えるけど…

投資信託やETF(上場投資信託)に投資された経験をお持ちの人なら、ウェルスナビの手数料1%は高いと感じるかもしれません。

ETFですと年率0.1〜0.6%くらいの手数料が多いですので…割高に感じますね。

これだけ見ると「ウェルスナビはダメじゃん!」と思うかもしれませんが、他の手数料を考えると結構お得かなと思います。

その他の手数料は無料

入金 クイック入金 無料
自動積立 無料
金融機関振込 お客様負担※1
出金 出金手数料 無料
取引 売買手数料 無料
為替手数料 無料
為替スプレッド 無料
リバランス 無料
口座開設 無料
口座維持手数料 無料
ライフプラン 無料

特に売買手数料為替手数料などは投資ごとに発生しますので、意外とコスト増加に繋がります。

このあたりのコストがウェルスナビの手数料に含まれていると考えれば安いと思います。

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最重要なのは今すぐ始めて継続すること

ここまでウェルスナビのメリットを解説してきました。
資産運用で何よりも大切なことは、分散しながら投資を継続することです。

リスクが高いとされている一般企業への個別銘柄への投資でも、投資期間が長くなるほどパフォーマンスが改善し、リスクそのものが減少することが分かっています。

投資期間を長くするには1日でもはやく投資をスタートすることが重要です。

やる気さえあれば、すぐに始めることは誰にでもできます。
問題は多くの投資家が途中で継続することをやめて損失を出すことです。これは分かっていても合理的な判断ができないからでしょう。

無理のない金額で継続的な分散投資を後押ししてくれるウェルスナビは、このような問題を一気に解決する手段となりえます。

≫ ウェルスナビを利用する