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SPAC(特別買収目的会社)とは?【IPOとの違いも解説】

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SPAC(特別買収目的会社)とは?【IPOとの違いも解説】投資

米国株投資をやっているとよく目にする『SPAC』とは一体なにか疑問に感じている人も多いはず。

この記事では最近注目されているSPAC(特別買収目的会社)について解説します。記事を読めば、勘違いされやすいIPO(新規公開株)との違いを理解することもできます。

この記事の結論

  • SPACとは、未上場企業の買収を目的とした投資会社
  • 未上場企業は少ない資金で素早く上場を達成できる
  • SPACを介した間接的IPOは過度な期待感に注意が必要

この記事の内容

  • SPAC(特別買収目的会社)とは?
  • SPACとIPOの違いは
  • SPAC投資の注意点(メリットとデメリット)

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SPAC(特別買収目的会社)とは?

SPAC(特別買収目的会社)とは、企業の買収を目的とした投資会社のことです。

日本ではあまり聞き慣れない投資用語ですが、アメリカではSPACによる企業買収と上場達成が非常に注目を集めています。

SPACによって上場を達成した企業に投資することを総称して『SPAC投資』などと呼ばれています。

増加傾向にあるSPACですが、以前から存在していました。一昔前のSPACは投資家保護の観点でルールが曖昧だったこともあり、いわゆる上場ゴール(大株主が上場時に株を売り抜けて利益を出す)によって、被害を被る個人投資家も少なくありませんでした。

最近になって投資家保護の観点が重要視されてきた背景があり、SPACの人気が再浮上しているわけです。

こちらは米国市場におけるSPACを通じて上場した企業数です。

2017年頃から増加しており、2020年では248社がSPACにより上場を達成しています。SPACによる資金調達金額も2020年は830億ドルまで急激に増加しており、市場がSPACにどれくらい期待しているかよく分かります。

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SPACとIPOの違いは

SPACとIPOの違いはなに?

という疑問を良く見ますので、この部分について整理しておきましょう。この違いを知るためにはSPACで企業が上場するステップを考える必要があります。

以下のように考えると分かりやすいかもしれません。

  • 自社の力だけで上場するのがIPO
  • すでに上場している企業と合併して間接的に上場することをSPAC

SPACによる上場までの流れ

  1. SPAC(特別買収目的会社)を設立して上場する(ここですでにIPOが完了している)
  2. SPACが非上場企業を買収する(投資家から資金を集める)
  3. 非上場企業が間接的に上場を果たす

IPOによる上場までの流れ

  1. 事業を起こして株式会社化する
  2. 自社株を市場に公開して資金を集める(ここでIPOを達成)

SPACで投資家からの資金は集まるの?

SPACによる間接的なIPOによって資金が集まるのか疑問を持つ人もいるでしょうが、テーマ性の高い非上場企業を買収することで資金が流入することが多くあります。また、SPACの経営陣が市場で有名な投資家やファンドマネージャーであることも多いため、敏腕経営者に投資を任せたいと考える個人投資家も多く現れる構図になっています。

2021年であれば多くのクリーンエネルギー(再生可能エネルギー)に関する企業がSPACによる間接的なIPOを達成しています。大きなリターンをもたらしたわけです。

クリーンエネルギーのSPAC銘柄など
出典:@MrDarkghost (Twitter)

SPAC投資の注意点(メリットとデメリット)

最後にSPAC投資をするさいの注意点を解説します。

ここを理解するにはSPACのメリットとデメリットを理解しておくことが重要です。

SPACのメリットを考える

非上場企業のメリット

SPAC(特別買収目的会社)によって買収される企業から見たSPACのメリットはご覧のとおりです。

  • 小規模でもすぐに上場を達成できる
  • 資金調達が簡単にできる
  • 上場までの期間がIPOよりも早い

SPACはすでに上場している投資会社が買収することで、間接的に上場が可能です。IPOよりも資金調達や上場までのプロセスが簡略化できるメリットがあります。

個人投資家のメリット

SPAC投資は個人投資家にもご覧のようなメリットを与えます。

  • 非上場企業(非公開企業)に少額投資ができる
  • 大きなリターンを得られる可能性がある

このようにプライベート・エクイティに対して少ない資金から投資できます。初期のSPAC銘柄は株価が安いことも多いため、大きなリターンを狙えることもあります。

こちらはEV(電気自動車)の充電ステーションがSPAC対象になった際の株価成長率を比較したものです。SPACの情報が流れた瞬間に株価が2倍以上になっている様子が分かります。

SPACにより株価が上昇する様子

SPACのデメリットを考える

被買収企業は玉石混交

2020年後半はクリーンエネルギー関連のSPAC銘柄ならなんでも株価が上昇するという、バブルにも似た現象が発生しました。

「非公開株の○○会社がSPAC(特別買収目的会社)と合併するらしい」といった噂程度の情報でも株価が急上昇したこともあります。結局、合併しないことが分かり株価が急落することも…

非公開株の投資リスク

SPAC投資はリターンが大きい反面、リスクも大きくなる傾向にあります。

SPAC対象の非上場企業の事業内容を見ていると、楽観的な売上予想をしている企業も少なくありません。業界トップのコンペティターと肩を並べることができる技術があるなど、素敵な言葉が並んでいることが多いですが、それを実現できる企業が少ないことは想像できるはずです。

そのため、SPAC対象の非上場企業の事業内容については、個人投資家自身もしっかり理解をするべきです。

SPACのほうでしっかり買収企業を選定していますが、ダブルチェックを兼ねてすでに実績を持っている企業か見定めるようにしましょう。

ほろほろ
ほろほろ

IF30では有望そうなSPAC銘柄もご紹介しています。ブログとTwitterで情報をシェアしていますので是非フォローして下さい!

ETFを活用してSPAC投資のリスクを下げる方法

リターンもリスクも大きいSPAC投資ですが、リスクを下げる投資方法もあります。SPCXというSPAC銘柄を包括的に投資できるテーマETFが存在します。

こちらを利用すると直近でSPAC上場した非公開株に投資することができます。SPAC銘柄のそれぞれのリスクを減らして、リターンを狙うことができます。しかし、そもそもSPAC投資を検討している投資家は大きなリターンを狙っているはずです。SPCXを利用することで、リターンが平準化されるマイナス面が存在します。

まとめ

以上がSPAC(特別買収目的会社)について知っておくべき情報です。

さらに詳しく知りたい人は野村資本市場研究所が出しているこちらの論文が役に立ちます。(難しい内容も多いので当記事でおおよそ補完できるはずです)

SPAC投資を上手く活用すれば大きなリターンを狙えます。一方でSPAC投資においてはリスク管理も必須です。クズ株を掴まないように自己防衛をする習慣を身に着けながら利用していきましょう!

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