【第6週】2023年2月6日〜2月10日 米国株ETFの騰落率
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先週の失業保険申請数や雇用統計が強い数字だったこともあり、マーケット参加者の間では「FRBによる利上げ停止、その後の利下げまで予想より時間がかかるかもしれない」という考えが再浮上しています。そのため最近の米国市場は軟調気味です。
一方で、パウエル議長から「商品(生活必需品)のインフレピークが見られる」との発言もありつつ、周辺の要人からはタカ派のコメントもあり、債券、為替、株式相場ともにボラティリティが高まっています。
米国のインフレーションと連動する債券ETFのTIPSは昨年9月から連続で資金流出が続いており、マーケット参加者の長期的な予想としてはインフレーション低下であることは間違いありませんが、金利政策の動向については3月のFOMCで最後の利上げとなるか、いつから利下げになるかのヒントが出るか、注目していく必要があります。
年末年始からの状況を鑑みて2023年の投資戦略を【2023年】今年注目したい おすすめ投資先ETFの一覧という記事にまとめています。
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【第5週】2023年1月30日〜2月3日 米国株ETFの騰落率
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今週に発表された米国10-12月の雇用コスト指数は1.0%(1.1%予想、前回1.2%)となり、アナリスト予測を下回りました。FRBが重要視している賃金の伸びを示す指数が減速したことから、利上げペースの減速と利下げへの期待感が増加しました。
週半ばのFOMCでは予想通り0.25%の政策金利が上昇となり、現在4.50-4.75%のレンジとなっています。パウエル議長がインフレピークを暗に示すコメントをしたこともあり利下げ期待感に拍車がかかっている状態だと思います。
米国の失業保険申請数は9ヶ月ぶりの低水準だったことや、雇用統計からも強い数字が出たことでFRBによる金利政策が長引き米国経済に長期的なダメージを与えると連想させたためか、ダウ指数はこのところ軟調です。
欧州中央銀行(ECB)ではインフレ率10%超と目標の2%より大きく上振れが継続しており、今週の会合で0.50%、3月の会合でも同様の利上げを継続することになっています。
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