米国株投資の手数料が気になる人
「米国株に投資したい!いろいろな証券会社があるけれど、どこの手数料がお得なんだろう?少しでも投資リターンを増やすために、手数料の比較がしたいな」
このような希望にお応えします。
皆さん、こんにちは。IF30のほろほろ(@investfrom30)です。
米国株投資を始めたころ「米国株の手数料って結構高いな…」とビックリしたことがあります。
あれから10年たった今、米国株に投資するためのコストは非常に安くなってきました。
代表的なネット証券会社の手数料は一見横ばいですが、サービス内容なども含めると数パーセントの違いが発生することもあります。わずかな差がトータルリターンに大きく影響するのが、投資の世界のシビアなところ。
今回は米国株投資をするときに、口座開設を検討するであろう4つの証券会社の手数料を比較していきます。
この記事を読むメリット
- 米国株の手数料でパフォーマンスが高い証券会社が分かる
- 米国株の手数料を『投資額』別に比較できる
今回ご紹介する証券会社はこちらから口座開設も可能です。
開催中のキャンペーン情報も含めてご利用ください。
米国株の手数料を比較
それでは米国株に投資するための手数料を比較していきましょう!
今回は米国株に投資できる代表的な証券会社を比較します。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- サクソバンク証券
まずは各証券会社のホームページに記載されている手数料をリストにしてみます。
証券会社 | 最低手数料 | 最大手数料 | 利率 |
---|---|---|---|
マネックス証券 | $0.00 | $20.00 | 0.45% |
SBI証券 | $0.00 | $20.00 | 0.45% |
楽天証券 | $0.00 | $22.00 | 0.495% |
サクソバンク証券 | $5.00 | $15.00 | 0.2% |
この表だけを見ると「たった0.005%の差だしポイントが付く楽天証券が良さそう」と思うかもしれませんが、私のツイートを見てください。
米国株に投資する手数料を証券会社別に比較してみました。約定10万円が鬼門だと分かりました。
— ほろほろ@投資(米国株) (@investfrom30) December 24, 2020
【結果】
・初心者はマネックス証券かSBI証券を利用
・上級者はサクソバンク証券を利用
こんな感じです。
精査はまだしていませんので、損益分岐点などの計算は後日ブログのほうに公開します。#投資 pic.twitter.com/EXF8ADQsUE
米国株に投資する手数料を証券会社別に比較してみました。
約定10万円が鬼門だと分かりました。
【結果】
- 初心者はマネックス証券かSBI証券を利用
- 上級者はサクソバンク証券を利用
こんな感じです。
精査はまだしていませんので、損益分岐点などの計算は後日ブログのほうに公開します。
結論、こんな感じで証券会社を選ぶのが良いかと思います。
詳細についてはこれから説明していきますね。
手数料を比較するときに重要なのは投資額
先日のツイートのとおり、一回あたりの投資金額(約定金額)によって、利用するべき証券会社が変わります。
米国株の手数料を投資額10万円で比較
まずは10万円未満の少額取引について考えてみます。
今回は分かりやすいように『1ドル=100円』で計算しますので、本来は為替の影響を受けることを理解しておいてください。
約定金額が少ない場合には、各証券会社の『最小手数料』が適用される可能性があります。
それぞれの証券会社の最小手数料
SBI証券 | $0.00 |
---|---|
マネックス証券 | $0.00 |
楽天証券 | $0.00 |
サクソバンク証券 | $5.00 |
こちらのグラフは一回あたりの投資金額に対して、どれくらいの手数料になるかを示しています。
ややこしそうなグラフですが、1ドル100円で計算したとき10万円を超えるかがポイントです。
約定10万円の場合
SBI証券 | 450円 |
---|---|
マネックス証券 | 450円 |
楽天証券 | 495円 |
サクソバンク証券 | 500円 |
約定11万円の場合
SBI証券 | 495円 |
---|---|
マネックス証券 | 495円 |
サクソバンク証券 | 500円 |
楽天証券 | 544円 |
10万円までなら大きな差はありません。
11万円を超えると、順位の変動も発生してきます。この時点で、楽天証券がもっとも手数料が高い証券会社になります。
10万円未満の取引が多いなら『SBI証券』か『マネックス証券』の手数料が有利になりますね。
米国株の手数料を投資額25万円で比較
つぎに高額な取引をする場合を考えてみましょう。
各証券会社では『最大手数料』が設定されていましたね。
▼それぞれの証券会社の最大手数料
SBI証券 | $20.00 |
---|---|
マネックス証券 | $20.00 |
楽天証券 | $22.00 |
サクソバンク証券 | $15.00 |
サクソバンク証券の手数料は約25万円を超えると上昇を始めるため、この約定金額で比較しましょう。
約定25万円の場合
SBI証券 | 1,125円 |
---|---|
マネックス証券 | 1,125円 |
楽天証券 | 1,237円 |
サクソバンク証券 | 500円 |
約定75万円の場合
SBI証券 | 2,000円 |
---|---|
マネックス証券 | 2,000円 |
楽天証券 | 2,200円 |
サクソバンク証券 | 1,500円 |
なんだかサクソバンク証券が強い!
サクソバンク証券の最大手数料を迎える約定金額『約75万円』を確認してみても、もっともコストパフォーマンスが高いことが分かりました。
ということで、結論はこんな感じになりそうです。
米国株投資の手数料を抑える方法
- 10万円未満:SBI証券かマネックス証券
- 10万円以上:サクソバンク証券
米国株の手数料比較|SBIとマネックス証券どっちが良い?
10万円未満の取引が多いけど、どっちがお得なんだろう?
このような疑問が出てくるはずです。
手数料だけで検討するのは難しいので、サービス内容で考えてみるのが良いでしょう。
証券会社 | 無料ETF | サービス |
---|---|---|
SBI証券 | 9 | NISA口座での米国ETFの買付手数料が無料 |
マネックス証券 | 9 | 円貨決済での為替手数料が0円 NISA口座での米国株の買付手数料が0円 |
楽天証券 | 9 | 手数料1%の楽天ポイント |
サクソバンク証券 | 0 | ほぼ全て米国株にリーチ可能 |
米国株ならマネックス証券が有利
米国株にフォーカスするとマネックス証券のサービスは非常に魅力的です。
円貨決済での為替手数料が0円
米国株に投資する際には、手元の円をドルに替える必要があります。わずかですが為替手数料が発生します。マネックス証券はこの為替手数料が無料です!
投資家からすると、日本円で米国株に投資ができますし、いちいち為替手数料を考える必要がありません。これはかなり便利なサービスです。
NISA口座での米国株の買付手数料が0円
SBI証券のNISA口座では米国ETFの買付手数料が無料ですが、マネックス証券は対象が『米国株』に広がります。つまり、NISA口座であるかぎりETF以外でも手数料が発生しません。
SBI証券は他のサービスが充実しているので、迷ってしまいますが、米国株だけで考えるとマネックス証券が有利に見えます。
≫ マネックス証券はこちら米国株の手数料を比較|楽天証券のポイントはお得じゃないの?
楽天証券はポイントを考えるとお得じゃないの?
という疑問もあるはずですね。
結論、ポイント目的に楽天証券を利用するのは不要だと思います。
約定金額を意識したり、NISA口座を上手に利用することで、支払う手数料を減らすことができるからです。
わざわざポイントを貰うためだけなら、楽天証券を利用する価値はありません。
米国株の手数料比較|まとめ
最後にこの記事の内容をまとめておきますね。
どれくらいの約定金額の取引が多そうかで考える
- 10万円未満:SBI証券かマネックス証券
- 10万円以上:サクソバンク証券
10万円未満の場合、SBIとマネックス証券どちらが良いか?
サービス内容まで考えると『マネックス証券』が優秀
ご紹介した証券会社の特徴や開設方法をまとめた記事もあります。
ぜひご利用ください。