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【毎週更新】2022年 米国株 主要ETFの週間・月間・年間の騰落率(パフォーマンス)

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【毎週更新】2022年 米国株 主要ETFの週間・月間・年間の騰落率(パフォーマンス)投資
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【第24週】2022年6月13日〜6月17日 米国株ETFの騰落率

【第24週】2022年6月13日〜6月17日 米国株ETFの騰落率
【第24週】2022年6月13日〜6月17日 米国株ETFセクター別パフォーマンス
【第24週】2022年6月13日〜6月17日 米国株ETFテーマ別パフォーマンス

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今週に開催されたFOMCでは0.75bpの利上げが発表されました。6月上旬頃まで今回のトリプル利上げの可能性は低いと考えられていました。一方で、今週一気にマーケットが織り込んだ形となり、発表後には米国市場は上昇しています。

しかしながら、米国10年国債の金利が3.48%付近まで上昇したため「安全な国債に投資すればリスクのある株式よりも十分なイールドが得られる」という考えから、翌日の米国市場は大幅に下落しました。現在の米国の株式市場は非常にボラティリティが高くなっています。

今週は景気後退(リセッション)も再度認識されました。

債券相場では急激な値動きが発生したため、米国の2年国債と10年国債の差がマイナスとなる『逆イールドカーブ』が再び発生しました。また、30年国債と10年国債でも逆イールドカーブに転じています。これは一般的に長期的な景気後退のシグナルと言われています。

これから米国市場はより厳しい下げ相場になる可能性があります。長期ポジションではゆっくりと時間を取りながら買い入れしていくチャンスです。短期ポジションでは投資額をできるだけ少なくして、空売りなどのヘッジも検討したいところです。

【第23週】2022年6月6日〜6月10日 米国株ETFの騰落率

【第23週】2022年6月6日〜6月10日 米国株ETFの騰落率
【第23週】2022年6月6日〜6月10日 米国株ETFセクター別パフォーマンス
【第23週】2022年6月6日〜6月10日 米国株ETFテーマ別パフォーマンス

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2022年6月10日(金)に発表された米国の5月の消費者物価指数(CPI)は8.6%と市場の予測より大きく上振れする結果となりました。市場では「5月のCPIがピークの可能性が高い」という考え方が先行していたため予想外の出来事に市場がショックを受け米国株は全面安になりました。

年初来ではガソリンが49%上昇、食料品が11%上昇、電気代が12%上昇、など生活必需品が2桁ペースの加速を続けています。

一方でインフレ調整後の5月の平均時給は前年比3%減少しています。これは2021年4月以来最大の減少幅であり、通算14ヶ月連続の減少となります。

つまり、インフレーションが加速する中で賃金が相対的に減少し続けています。スタグフレーションと呼ばれる状態になっている可能性が高いと思います。

CPIの結果を受けて、FRBによる6月、7月、9月の利上げ幅が0.50bpになることが濃厚となりました。一部では7月と9月は0.75bpのトリプル利上げが実施される可能性すら指摘されています。

今回のCPIの結果は多くの投資家の予想を裏切る形となりました。一旦、大きなボラティリティを伴いながら仕切り直しが必要なはずです。

ショートポジションでヘッジしつつも、無理に相場を張る必要はなさそうです。